こんにちは、孤独なライターです(^^♪
今回の記事のテーマは、「英語の基礎を日本で勉強しましょう」ということについて。
将来留学して英語を話せるようになりたいといった目標をもってる方も多いかと思います。
素晴らしい目標です。
海外に行けば人生観が変わるし、一生の思い出ができるのは確実です。
それをよりたくさん実現できるかは、現地に行ってネイティブたちとどれだけ友達になったり交友関係をつくれるかにかかっています。
もちろん留学に来ている語学学校の生徒たちとも。
私は語学学校に行かなかったので、実体験からは言えませんが、語学学校に行けば現地人よりも簡単に友達ができるとのことです。
そんなワーホリ体験談を何度か聞きました。
いづれ海外にいって交友関係を広められるかは、語学力にかかっています。
あまり話せなくても、できることはできますが、より現地語を話せたほうが交友関係が広まりやすいのが事実です。
だからこそ、前もって日本で英語の基礎を中心に勉強するべきなんです。
基礎ができている人は、ひたすらリスニングとスピーキングを訓練するべきです。
そして留学した時に、ある程度現地の人と対等に会話できるぐらいまでの力を、留学前につける。
そうすれば、留学がより意義あるものになるでしょう。
そしてまた、留学しなくてもそこまでの力がつけば、日本で英語を使って仕事をすることがバリバリできるでしょう。
海外に行かず日本で英語を覚えて、日本国内で英語を使って仕事をすることも十分可能です。
「日本でこそ英語を学ぶべきである」のは、なにも海外に行くためではありません。
日本で英語を使って将来仕事をするためにもつながるのです。
本題に入る前に語ってしまいましたが、今回の記事では以上のような内容と、実際に日本国内で英語をものにした方々の実体験を、彼らの著書を紹介しながらお伝えしていこうと思います。
では、いきます。
海外に行って英語力を伸ばしたいなら、英語の基礎を学んでからにするべき
素人が海外行っても英語ができるわけではない
私のワーホリ体験談の記事からおわかりの通り、これから留学するひとは、とにかく英語を勉強してください。
私のワーキングホリデー体験談 英語学習は日本でこそ可能だと痛感
日本でできることは徹底的にやってください。
「現地にいけばなんとかなる」という考え方は、今すぐやめてください。
わたしはワーホリ行く前は、行けば自然と英語が身につくから何とかなると思っていましたが、それは大間違いでしたから。
現地の人間は話せない人を、あーんまり相手にしませんから。
確かに欧米圏の方はアジア圏よりフレンドリーです。ですがあまり英語を喋れない人が、頑張って文章を話すまで気長に待ってはくれません(笑)。
そうです!現地の人が話相手になってくれるくらいの英語力になればいいんです。
そのファーストステップは、やはり「英語の基本」を自分独りで鍛えることではないでしょうか。
そしてそれは日本で充分できること。
教材があれば、場所を問わないわけですから。まずは座学です。
ご自身の部屋の、昔から使っている古い机の上でできるのです。
むしろ「文法」「発音」という基礎は海外の語学学校ではなく、日本の参考書を使って日本語を通して学習するべきです。
海外の語学学校に行っても、英語を知らない初級者が英語を通して文法を覚えようとすると、間違って覚える危険があるからです。
初級者は、日本語を通して英語の基礎を正しく知りましょう。
中級までは自分でやるべき
私の基準では、「英語中級者=英検2級合格レベル」です。
「基本」を繰り返して徹底的に体に染み込ませましょう。
とにかく「基本」に時間をかけましょう。
文法に関しては半年以内に仕上げたいところ。文法は覚えることが「有限」です。
発音は文法より一人前になるのに時間がかかります。
基本の学習と同時進行でやっていただきたいのが、語彙力アップです。
新しい単語・熟語・慣用句・諺などをどんどん覚えていってください。
暗記なので難しくありません。
例えばですが、毎日10個ずつというように、目標を設定しましょう。
それでも10日間で100個、100日間で1000個、1年で3500個は超えます。
英会話を始めるのに必要な語彙数は「約3000語」という目安があります。
英会話力をアップさせるには、英語の基本を学習した後でも、この語数を増やしていくことです。
ちなみに英検1級に合格するには、12000語以上と言われております。
以上のことを毎日コツコツやっていれば、英語中級者までは確実にいけます(毎日コツコツが難しいかもしれませんが)。
「発音と英文法」という基本 + 「コツコツ語彙力アップ」を継続していけば、日常英会話はできるようになります。
(英語学習のやり方に関しては以下の記事を参照)
留学を検討している人は、このラインまでいってから留学を検討してください。
英会話のバリエーションを増やしたい方は、高校の英文法も覚えたり(ある程度で大丈夫です)、日本の英語教育にはない俗語表現やくだけた言い方も表現できるようになれればいいでしょう。
現地の日常会話は、実際日本の学校で学ばない表現が多々ありました。
いずれいかなる状況で英語に挑戦するにしても、基本をわかっていなければ理解がスムーズにできないので、英語の基本を鍛えていきましょうということ!!
日本でも十分に英語を身につけることができる信念をもっている私ですが、もちろん世の中には海外経験なしで英語をきわめて社会でご活躍されている方たちがおります。
私が存じております2人の方をこれからご紹介いたしますので、みなさん触発されてやる気をもっと出してください。
『「超速読」英語勉強法』 野崎裕昭 著
著者は高校3年生の時、学校への反発心から英語のテストで0点をとり、高校はそのまま中退しております。
その後大検を取得され語学分野で有名な某私立大学へ進学されております。
海外経験もほとんどない著者でしたが、独学でコツコツと勉強されており、なんと20代前半でTOEIC満点、また英検1級に合格されております。
私が著者に惹かれたのはやはり「独学で海外経験なし」で英語をマスターされたことです。
本のタイトルからわかりますが、著者が英語学習で最も重要視しているのが「音読」です。
正しいやり方で「音に出して読む」ことが、英語上達の近道であるとおっしゃっています。
私からすると音読は体を動かすトレーニングなので座って黙って勉強するよりは、面白く取り組めるのでおすすめです。
この本では、音読のやり方が本当に具体的に紹介されています。
またこの本で「音読」ということ以外に興味をもったことは、「英語をできる人ほど簡単な教材を使っている」という内容です。
著者は、「中学の教科書」は英語学習に最適だと謳っております。
私も中学1~3年の英語の教科書は購入しました。
どのページをみても、会話するときよく使う基本ばかりです。
単語・文法がすべて基本中の基本です。
中学英語は、旅行英会話でもなんでもあらゆる分野の英語に通じております。
『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』 小熊弥生 著
著者の結論から、、「カネなし」「時間なし」「留学経験なし」でも、日本で英語を取得するのは可能だということ。
この本をお読み頂ければわかりますが、著者はとてもエネルギッシュな感じで、忙しい日常のなかでも少しの時間も無駄にせず、コツコツと英語学習に勤しまれていたようです。
夢に向かう執念さを垣間見れます。
「語学学習に王道なし」と言いますが、やはり英語力を上げるためにも、執念をもって毎日コツコツと勉強しなければならないと思います。
「地道にやる」というのが「語学学習の王道」ということですね。
ただし、ある程度は語学の正しいアプローチの仕方はあるということで、本書ではしっかりとそのやり方を紹介しております。
著者も「音読」は欠かせなかったことが、本書から伺えます。
お風呂やトイレでも、とにかく音読をしていたとか…..。
ちょっとしたスキマ時間でも英語にふれるという執念さ!
音読をする際に、感情を込めるということを著者は強調しております。
とにかく棒読みはしないこと!!臨場感をもって、その場にいるかのような想像をして、声に出して英語を読みましょう。
まとめ
とにかく留学・ワーホリで語学学校行くにしても、海外に行かないけど日本で英語を使った仕事をしたい場合でも、英語の基礎(文法・発音)を身につけることから始まるということです。
そしてそれは日本で十分にできること。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それではまた(^^♪
ー To the Finest Hour ー
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