「基本動詞」おすすめ教材

分野別おすすめ教材

「基本動詞」ときいて、何の単語を思い浮かべますか?

「get」「have」「go」「make」といったよく目にする動詞ですよね。

英語だけでなくヨーロッパ西部の言語では、日常生活でよく使われるなくてはならない動詞なのです。

しかしこれがまた厄介で、よく使われるくせに第2言語学習者には難しく、一筋縄にはいかない動詞。

基本動詞の学習には終わりがないと言っても過言ではありません。

基本動詞の特徴について。

世の中にある動詞の専らは「第3文型」をとりますが、基本動詞はいろんな文型をとることができ、つまり「自動詞」にも「他動詞」にもなって、シチュエーションによって日本語にすると全く意味が異なってくるのです。

「get」にいたっては、第1~5文型の全ての型をとれます。

そして「基本動詞+基本前置詞・基本副詞」=「句動詞」によって、基本動詞の意味が無限に広がるのです。

ですので、基本動詞のシチュエーション別の全ての意味を暗記するのは不可能ということです。

では、基本動詞にどうアプローチするのか?

それは、「基本(コア)イメージ」を知ることです。

基本動詞の例文を暗記するだけでなく、基本動詞のコアイメージから想像して意味をつかんでいくことです。

詳しい内容は教材で学んでいきましょう。

数冊紹介させていただきます。

『英語は20の動詞で伝わる』 かんき出版

本書の基本軸は(=著者の主張)は、「基本動詞で言い表せることでも、単語帳に載った大学入試で出てくるような単語を使いたがり、結果として英語はアウトプットが難しいと感じ、英語から退いてしまうが、基本動詞を身につければほとんどのことが表現できる」ということです。

本書はかわいいイラストが随所にあり、文字が小さくなく、そして文量が多すぎず、学習者を飽きさせない教材です。

基本動詞入門者におすすめです。

基本動詞は動詞だけで使われるよりも、前置詞や副詞とセットになることがほとんどです。

そして本書は、各「基本動詞+前置詞/副詞」に対して、ちゃんと例文が提示されています。

本書の取り組み方は、、

①動詞自体の基本イメージを知る。

②「動詞」と「前置詞/副詞」が組み合わさった意味を知る。

③それを使った例文を理解する。

④それを使って、何かアウトプットしてみる。

こういう流れでやってみるのが、本書のアドバイスです。

また本書の最後のほうに、「起きてから寝るまでの」日常生活で使うであろうフレーズの例文をまとめたパートがあります。

例えば、「ビジネスシーン」「休日の時」、その他いろいろ状況別の基本動詞を使った日常フレーズを学ぶことができます。

ちなみに、音声はありません。

『ネイティブ感覚基本動詞使い分けブック』 アルク

表紙の帯からの引用ですが、、

「push」と「press」の違いがわかりますか?

「hate」と「dislike」どっちがより「嫌い」かわかりますか?

「見る」は「見る」でも、「see」なのか「watch」なのか「look」なのか、、

日本語にすると同じ意味なのに、英語だと違う単語になる。

本書では、似ている基本動詞の微妙なニュアンスの違いを学習できる教材です。

全部で6つのチャプターがあり、シーンといった状況別で基本動詞が6つに分類されてます。

例えば、「生活一般にまつわるもの」「ビジネスシーンで使われるもの」「感情を表すもの」「ニュースに頻出するもの」など。

取り上げている動詞は全部で「210個」で、「go」や「make」といった基本動詞から、それに追随する頻出度の高い動詞が網羅されており、各動詞にはしっかり例文が載っております。

微妙なニュアンスの違いの単語を正しく理解できたかを試す、確認問題が各項目についております。

例えば、「見る」という項目で、「see」「look at」「watch」などの違いを理解できたか確認する問題が与えられています。

何といっても確認問題があると、知識定着に役立ちます。

似ているけれども意味が少し異なる動詞の違いを知ることで、英作文の対策にもつながってきます。

ぱっと見、地味な本ですが中身はとても良いです。良書です。

因みに、音声はありません。

終わりに

英語を第2外国語として学ぶ我々にとって、英語を理解するにはとにかくイメージを使うことが大事です。

ですのでひと昔前と比べると、英文法の参考書なんかは、イラストを使ったイメージで解説するものが、巷では増えています。

学校の英語教育でよく使われる文法書でも、最近ではイラストが多用されたものが支給されるようになっています。

以前の英語教育といったら、暗記、暗記、暗記でしたから、英語教育も変わってきていることが分かります。

前置詞をはじめ、日常で頻出する基本動詞なんかは、まさに基本動詞がもつコアイメージを知ることが不可欠です。

英語学習初期で習う基本単語でも、状況によって意味が変わってきますが、そこにはどんな状況でも共通するニュアンスがあるのです。

その共通するニュアンスが、基本(コア)イメージです。

基本イメージをつかんでさえいれば、いろんな状況にも対応できるということ。

基本動詞の学習に対して、こういった考え方をもって臨んでみてください。

今回の記事は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

― To the Finest Hour ―

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