名詞

f:id:solitarywriter:20200501004137j:plain

今回の記事では、英語の品詞の1つである「名詞」をピックアップしていこうと思います。

日本語・英語に関係なく「名詞とはどんなものか?」については、みなさん大体おわかりだと思います。

もしかしたら「名詞」よりも、「固有名詞」のほうがみなさんに馴染があるかもしれませんね。

しかし日本語と英語では、「名詞」の意味自体は同じなのですが、その使い方は全く異なるのです。

今回の記事では、英語の名詞の捉え方を見ていきます。

日本人には馴染のない捉え方なので、勉強のやりがいがありますよ。

今回学ぶことは、まずは「英文中での名詞の役割」について!

そして「可算名詞」「不可算名詞」、名詞の「単数形」「複数形」、さらには名詞が「特定されたもの」「不特定なもの」、についてやっていこうと思います。

英語の名詞を正しく扱えるのは、英語中級者でもごく少数だというのが私の見解です。

これからリーディングするとき、名詞の使い方を意識しながら精読してみてください。

それでは名詞の解説に入ります。



名詞とは



名詞とは、モノを表す品詞です。

モノとは、「人」「物」「事」です。

・「人」 → 「私」「彼」「三郎くん」など

・「物」 → 「魚」「花」「マグロ」など

・「事」 → 「仕事」「読書」「英語を勉強すること」 などです。



英文中での名詞の役割

文中で名詞は、「主語」・「目的語」・「補語」として機能します。

動詞が提供する英文の設計図を埋めていく、文の重要な要素



英語では名詞をどう捉えるか



f:id:solitarywriter:20200501004217j:plain

日本人に馴染のない捉え方をします。

①それは「数えられる」ものなのか「数えられない」ものなのか。

②それは「単数」なのか「複数」なのか。

③それは「特定のもの」なのか「不特定のもの」なのか。



「数えられる」名詞と「数えられない」名詞



数えられる名詞


例えば「ペン」。

「ペン」は、1本、2本、100本と数えることができます。

「数えられる」名詞は、「可算名詞」と呼ばれ、「countable」の頭文字をとって、「C」と辞書などに表記されてます。


数えられない名詞

例えば「砂」「水」「塩」といった物質的なもから、「幸福」「貧困」といった概念的なものまで。

あとは世の中に1つしかないものもそうです。

例えば「日本」とか「東京スカイツリー」など。

「日本が1つ2つ」って数えられないですよね。1つしかありませんから。

「数えられない」名詞は、「不可算名詞」と呼ばれ、「uncountable」の頭文字をとって、「U」と辞書などに表記されてます。


では次のことを英語で言う場合、「可算名詞」になるか「不可算名詞」になるか、どちらでしょうか?

「私は犬が好きです。」

(1)「I  like   dogs.」 → 可算名詞扱い

(2)「I  like  dog.」    → 不可算名詞扱い

上の日本文は「犬という動物が好き」と言っているので、具体性があります。

具体性があるということは、1匹2匹と数えることができます。

よって、(1)が正解です。

(2)の不可算ですと、奇妙な意味になります。

この場合不可算だと「素材」を表します。

つまり「犬の肉」という意味になってしまうのです。

普通「私は犬の肉が好きです」なんて言わないですよね。

まぁ、世界という視野でみれば、「I  like  dog.」と言える人もいるんでしょうけど。


だから逆に、次のことを英語で言うと以下のようになります。

「私は昨日鶏肉を食べました。」

「I  had  chicken  yesterday.

これをもし可算名詞扱いにしたらどうなるか?

「I  ate  a  chicken  yesterday.」

「私は昨日(ある1匹の)鶏を食べました。」

こんな意味になってしまいます。

まぁこれも世界という視野で考えれば、そう言える人もいるんでしょうけど。

あとは、人間という生き物が火を使うことを習得してない先史時代では、あり得たことなんでしょうけど。


可算名詞・不可算名詞をみてきましたが、ここで1つ注意点。

同じ名詞でも、可算名詞だったり不可算名詞だったりします

では次の違いはどうでしょうか?

(1)「I  eat  an  apple  every  day.」

(2)「I  eat  apple  every  day.」

以下の意味の違いになります。

(1)「私は毎日リンゴを1個食べます。」

(2)「私は毎日すりおろしたリンゴを食べます。」

(1)は可算なので、「まるまる個体としての」リンゴと捉えられます。

(2)は不可算なので、「個体性がない」リンゴ=「すりおろした」リンゴ、となるのです。

同じ名詞でも可算名詞か不可算名詞で

意味が変わるとは、こういうことです。



「単数形」と「複数形」



「可算名詞」の場合名詞が「単数」なのか「複数」なのか区別しなければいけません。

不可算名詞の場合、その区別をすることはありません

そもそも数えられないからです。


単数形


可算名詞でかつ単数形の場合は、名詞の前に必ず「限定詞」をつけなければなりません。

限定詞とは、「a」「an」「the」「his」「this」「that」などです。

限定詞については、次の記事で説明します。

もし限定詞をつけなければ、不可算名詞になりますので。


複数形


複数形の場合は、限定詞がある場合とない場合があります。

ただし限定詞「a」「an」「this」「that」はつきません。

これらは単数形のときだけです。

つくのは「the」「these」「those」だけです。


では、単数形と複数形の違いをみていきます。

(1)「I  like  a  dog.」

「私はある犬が好きです。」

(2)「 I  like  dogs.」

「私は犬が好きです。」

(1)は「犬」が「単数形」で表されています。

「a」をつけることで、数ある犬の中でも

「1つの犬」と限定して「ある犬」と表現されます。

(2)は「犬」が「複数形」で表されています。

これは「いろいろな(種類の)犬」と言うことで

「犬(という動物が)が好きだ」と表現できるのです。

名詞の単数形と複数形の違いなんて、我々日本人にはない感覚なので、理解が大変ですよね。顔晴りましょう。



特定か不特定か



英語では、名詞が「特定」なのか「不特定」なのかを、明確にする言語でもあります。

明確にする場合は、名詞の前に「限定詞」をつけます。

「不特定」の場合は、限定詞をつけません

「限定詞」の詳細は次の記事です。



まとめ



英語の名詞の捉え方を見てきましたが、いかがでしたか?

「数えられるのか」とか「単数なのか」とか「特定されたものなのか」とか、そういった名詞の区別は日本語にはないので、我々日本人にとっては理解し難く、慣れるまでに時間がかかるだろうと思います。

理屈ではわかっていても、いざそれを英会話でスムーズに使えるかというと、やはり長い訓練が必要です。

大丈夫です、語学はそんなもんです(笑)

では、今回のポイントをまとめていきます。


①名詞とは、「物」「人」「事」といった「モノ」を表す品詞


②名詞は、「主語」「目的語」「補語」として働く。つまり動詞が提供する英文の設計図を埋めていく文の重要な要素


③名詞が、「数えられるもの」なのか「数えられないもの」なのか区別する。


④名詞が数えらるものならば、それは「1つ」なのか「複数」なのかを区別する。


⑤そもそも名詞が「特定されたもの」なのか「不特定なもの」なのか。


⑥同じ名詞でも、「可算名詞」のときもあれば「不可算名詞」のときもある。


可算名詞で単数の場合は、必ずその前に「限定詞」をつける。


可算名詞で複数の場合は、限定詞をつける時とつけない時がある。


名詞が特定された場合は、その前に必ず限定詞(the)をつける。


今回の記事は以上といたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

お疲れ様でした。

それではまた(^^♪

― To the  Finest  Hour ―

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です