英語の「基本動詞」とは? 使いこなせればネイティブに近づける!

「基本動詞」ときいて、何の単語を思い浮かべますか?

「get」「have」「go」「make」といったよく目にする動詞ですよね。

英語だけでなくヨーロッパ西部の言語では、日常生活でよく使われるなくてはならない動詞なのです。

しかしこれがまた厄介で、よく使われるくせに第2言語学習者には難しく、一筋縄にはいかない動詞

基本動詞の学習には終わりがないと言っても過言ではありません。

今回の記事では、基本動詞の「特徴」や基本動詞の「勉強方法」、そして基本動詞を集中して学べる教材をいくつか紹介します

基本動詞とは?

日常生活で最もよく使われる動詞

「基本動詞」とは、「会話で最もよく使われる動詞」です。

「使用頻度が最も高い動詞」と言えます。

英語学習では、初期の段階で習います。

<基本動詞の例>

「get」「put」「have」「take」「do」「make」「hold」「go」「come」「give」など。

日常会話だけでなく、小説といった書き言葉でも使われます。

逆に基本動詞は、論文など「アカデミックな英文」では、あまり使われません

複数の文型をとれる

文型とは、「第1文型」「第2文型」「第3文型」「第4文型」「第5文型」です。

基本動詞以外の動詞の専らは「第1文型」「第3文型」をとりますが、基本動詞はいろんな文型をとることができます。

全ての基本動詞が全ての文型をとることができるのではなく、基本動詞によってとれる文型の種類はちがいます

第1~5文型の全ての文型をとれるのは、「get」のみ!!

文型が変われば意味も変わってくるので、基本動詞はシチュエーションによって日本語にすると全く意味が異なってくるのです

意味がシチュエーションによって変わる

基本動詞は、状況によって意味が変わってきます

例えば「get」を例にすると

・「get milk at that store」→「あの店で牛乳を買う

・「get a good education」→「いい教育を受ける

・「I’ll get you a drink」→「君に飲み物をもってくるよ」

このように、そのときの背景で意味が変わってくることがわかります。

しかし、状況によってかわるといっても「基本動詞」には「基本的な意味」があります。

それぞれの基本動詞は「本質的意味」をもっているのです。

さらに基本動詞が「句動詞」になると、もっと「基本動詞の本質的意味」から広がってきます。

「句動詞」のパターンは何種類かありますが、一番メインなのは

「句動詞」=「基本動詞」+「副詞

副詞が動詞にくっつくことで、もともとの基本動詞の意味とは異なる意味になります。

例を出します。

・「put off」→「延期する」

・「put away」→「片づける」

・「put down」→「(頭金を)払う」「書き留める」「着陸する」など

このように「基本動詞+副詞」=「句動詞」によって、基本動詞の意味が無限に広がるのです。

ですので、基本動詞のシチュエーション別の全ての意味を暗記するのは不可能ということです。

基本動詞の勉強方法

基本動詞のシチュエーション別の全ての意味を暗記するのは不可能 ということで、ではどうやって基本動詞を勉強したらいいのでしょうか?

まずは「基本(コア)イメージ」を知ること。

先ほどの基本動詞の「本質的意味」をつかむことが重要です。

基本動詞の例文を暗記するだけでなく、基本動詞のコアイメージから想像して意味をつかんでいくこ

例えば

「go  on  (doing)」→「機動状態で」「行く」→「~し続ける」

「go  off」→「離れて」「行く」→「退場する」「爆発する」

・「take  after  O」→「Oの後」「をとる」→「Oに似る」

・「look  forward  to  O」→「Oに向かって」「前を」「見る」→「Oを楽しみにしている」

・「get  off  O」→「Oから離れた」「(ある状態を)ゲットする」→「O(電車やバス)を降りる」

句動詞に特化した記事のリンクを貼っておきます。

句動詞の学習の仕方 ー 基本イメージを使って記憶を定着させよう ー

ではこれから基本動詞の参考書を数冊紹介させていただきます。

『英語は20の動詞で伝わる』 かんき出版

本書の基本軸は(=著者の主張)は、「基本動詞で言い表せることでも、単語帳に載った大学入試で出てくるような単語を使いたがり、結果として英語はアウトプットが難しいと感じ、英語から退いてしまう。でも基本動詞を身につければほとんどのことが表現できる」ということです。

本書はかわいいイラストが随所にあり、文字が小さくなく、そして文量が多すぎず、学習者を飽きさせない教材です。

基本動詞入門者におすすめです。

基本動詞は動詞だけで使われるよりも、前置詞や副詞とセットになることがほとんど。

そして本書は、「基本動詞+前置詞/副詞」に対して、ちゃんと例文が提示されています。

本書の取り組み方は

①動詞自体の基本イメージを知る。

②「動詞」と「前置詞/副詞」が組み合わさった意味を知る。

③それを使った例文を理解する。

④それを使って、何かアウトプットしてみる。

こういう流れでやってみるのが、本書のアドバイスです。

また本書の最後のほうに、「起きてから寝るまでの」日常生活で使うであろうフレーズの例文をまとめたパートがあります

例えば、「ビジネスシーン」「休日の時」、その他いろいろ状況別の基本動詞を使った日常フレーズを学ぶことができます。

ちなみに、音声はありません

『ネイティブ感覚基本動詞使い分けブック』 アルク

表紙の帯からの引用ですが、、

「push」と「press」の違いがわかりますか?

「hate」と「dislike」どっちがより「嫌い」かわかりますか?

「見る」は「見る」でも、「see」なのか「watch」なのか「look」なのか、、

日本語にすると同じ意味なのに、英語だと違う単語になる。

本書では、似ている基本動詞の微妙なニュアンスの違いを学習できる教材です。

全部で6つのチャプターがあり、シーンといった状況別で基本動詞が6つに分類されてます。

例えば、「生活一般にまつわるもの」「ビジネスシーンで使われるもの」「感情を表すもの」「ニュースに頻出するもの」など。

取り上げている動詞は全部で「210個」で、「go」や「make」といった基本動詞から、それに追随する頻出度の高い動詞が網羅されており、各動詞にはしっかり例文が載っております

微妙なニュアンスの違いの単語を正しく理解できたかを試す、確認問題が各項目についております。

例えば、「see」「look at」「watch」などの違いを理解できたか確認する問題とか。

何といっても確認問題があると、知識定着に役立ちます。

ちなみに、音声はありません

まとめ

基本動詞は、日常最頻出の動詞。複数の文型で使える。

基本動詞は、状況によって意味が変わる。

大切なのは、基本動詞の基本(コア)イメージを知ること。

英語を第2外国語として学ぶ我々にとって、英語を理解するにはとにかくイメージを使うことが大事です。

基本イメージをつかんでさえいれば、いろんな状況にも対応できるということ。

基本動詞の学習に対して、こういった考え方をもって臨んでみてください。

今回の記事は以上です。

― To the Finest Hour ―

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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。