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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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「すごい」「素晴らしい」の意味をもつ英単語

こんにちは、孤独なライターです🎵

今回の記事では、「すごい」「素晴らしい」の意味をもつ英単語を比較していきます。

今回登場する英単語は

・「marvelous」

・「wonderful」

・「fantastic」

・「splendid」

・「remarkable」

・「superb」

・「excellent」

そして

・「fine」

・「nice」

・「great」

とします。

はじめに

英語には「すごい!」「すばらしい!」「いいネ!」を表現する単語が数々あります。そういった単語はアカデミックな分野ではなく、日常会話でよく使われるものです。今回登場する単語は、中には英検準1級レベルのものもありますが、どれも普通に日常会話で出てきそうな単語なので、覚えといて損はありません✨「marvelous」や「fantastic」など同じような意味をもつ単語を解説していきますが、微妙なニュアンスの違いがありますので、ぜひ学習してください🎵

今回のポイント

・「どんな観点」で「すばらしい」のか

・「fine」の、すばらしい「度合い」

・「nice」の役割

ではまいります、レッツゴー✨

marvelous

コアイメージ

・「予想もしていなかった」「信じられない」

・「感動する」くらい「すばらしい」という意なので、ポジティブな言葉

・「wonderful」よりも「強い」気持ちが込められる

「marvelous」というと、単なる「すばらしい」ではなく「本当にすばらしい」といっています。

「予想もしていなかった」くらい、「信じられない」くらい「すばらしい」ので、「本当にすばらしい」のです。

「wonderful」よりも「すごい」を強調するから、日常的によく使われるのは「wonderful」のほうと言えます。

ところが、「芸術作品」から「工芸品」や人間が作ったモノをたたえるときは、「wonderful」よりも「marvelous」がまさにうってつけです。

「Who took the marvelous picture ?」

「誰がこんなステキな写真を撮ったの?」

Marvelous !」

「ステキ!」「最高だね!」(肯定の相槌)

wonderful

コアイメージ

・「感動」「嬉しさ」「悦び」そのものを表現

・非常にポジティブな単語

・あらゆる日常会話シーンで使える「うれしい」「すごい」を表す単語

・もとは動詞「wonder(不思議に思う)」 

「marvelous」と同じく、非常にポジティブな気持ちを意味する単語で、「わぁ!すごい!」という感動それ自体を表現します。

いろんなシチュエーションで使えます。

「とても」とか「チョー」といった意味が含まれるから、通常「very wonderful」とはなりません

「wonderful」は、動詞「wonder(不思議に思う)(思いをめぐらす)」の派生語です。

「wonder」の原義は「驚く」。

「いい意味で驚く」だから、それが形容詞化(wonderful)すれば「すごい」「すばらしい」といった感じに意味が派生します。

「The old man told the children a wonderful story.」

「老人は子供たちに、不思議な話をした。」

「How wonderful the file is !」

「なんとすばらしい映画なんだ!」

fantastic

コアイメージ

・名詞は「fantasy」(空想、幻想)

・「現実ではありえない」という意味が含まれた「すごい」「すばらしい」

・おもに日常会話で使われる

・「非現実的」というニュアンスもあるので、マイナスの意味になることもある

「fantastic」は、日本でも日常会話で使われることがあるので、みなさんにもなじみ深い言葉です。

名詞「fantasy」の派生語なので、「空想」という言葉からわかる通り、「現実では考えられない」というニュアンスがこもった「すばらしい!」になります。

また「fantasy」(幻想)で想像できるように、「現実的ではない」という否定的な意味として使われることにも留意しときましょう。

Fantastic ! It’s like an American dream !」

「すばらしい!まるでアメリカンドリームだ!」

「The ideas he makes are always fantastic.」

「彼のアイデアは、いつも非現実的だ。」

splendid

コアイメージ

・原義は「輝く」→(だから)「すばらしい」

・「輝く」ということで、とくに「視覚的観点」で「お見事」「すばらしい」と言っている

・美しい「景色」を「すばらしい」と表現するのにピッタリな単語

・日常会話だけでなく、書き言葉(手紙・文学など)でも使われる

ポイントは、「視覚的」なモノに対して「すばらしい!」と感動する点です。

自然が絶景で感動したり、建物がカッコよくて見入ってたりなど、いろいろですがそういったときに「splendid」は適しています。

しかしもちろん、視覚的なモノだけでなく、人の性格についても言及できます。

「He bought a splendid bag.」

「彼は豪華なカバンを買った。」

「How splendid the beach is !」

「なんと美しいビーチなんだ!」

remarkable

コアイメージ

・原義は「注目するべき」なモノ そこから「驚くべき」「すごい」という意味になる

・「注目するべき」だから、あるモノが「他とは違う価値がある」「異質だ」などを暗に意味する

・「常識を超えたモノ」を「すごい」と言っている

「remarkable」は、動詞「remark」(再び印をつける→注目する)の派生語です。

「普通」と比べて特別な性質や才能などがあって「すばらしい」というのが「remarkable」で、「注目に値する」モノを形容するときに適した単語です。

「一般的な基準からはずれて、かつ価値があるよね」ということを表現したいときには、「remarkable」を使いましょう。

「The item was remarkable at that time.」

「当時、その商品は画期的だった。」

「His achievement is remarkable.」

「彼の業績は(注目に値するくらい)すばらしい。」

superb

コアイメージ

・讃える「優れた」「極上な」

・たたえる対象は、主に「サービス」「芸」

・他には「装飾」「建物」などを「すごい」と賛辞できる

・比較級はない

「superb」=「極上な」が「superb」の本質と覚えときましょう。

「すばらしい」は「すばらしい」でも、ポイントは「極上なすばらしさ」という点です。

みなさん「極上」というと、どんなモノが極上だとイメージしますか?

「極上の景色」と「極上のサービス」だと、どっちがしっくりきますか?

前者はべつにおかしくないですが、おそらくより自然なのは後者です。

ということで「superb」は、「サービス」や「エンターテインメント(演奏・演技など)」などに、高評価の気持ちを込めるときに「すばらしい」と表現できる言葉です。

「His dance performance yesterday was superb.」

「昨日の彼のダンスはすばらしかった。」

「The service of the restaurant has become superb.」

「このレストランの接客は、すばらしくなった。」

excellent

コアイメージ

・原義は「非常に優れた」「優秀である」

・「人の能力や評価」「サービスの質」「モノの品質」などが、非常に良いことを表現する

・応答のとき、「賛成」を表す→「大変良い!」「すごい!「いいネ!」

・基本的に「比較級」はない

「excellent」は、動詞「excel(性質・能力などが~より優れる)」の派生語です。

「excellent」=「優秀」が、「excellent」のコアイメージと覚えといてください。

「excellent」が修飾する対象は、人の「能力」やモノの「品質」などがメインです。

通常「比較級」がないのは、「excellent」それ自体で「この上なく良い」と「最上級」のようなもんだからです。

「She got an excellent score in English exam.」

「彼女は英語の試験で優秀な点をとった。」

「How are you today ?」

Excellent ! Always excellent !」

「今日の調子はどう?」

「メッチャいいね!いつでも絶好調さ!」

fine

コアイメージ

・「すばらしい度」は、「marvelous」「wonderful」よりは劣る

・「並」よりは、「すごい」「お見事」

・とりあえず物事には「満足」してて「不満がない」から「すごい」という感じ

・「多義語」で、文脈によって意味がかわる

「fine」が表す「すごい度」は、 「並」<「fine」<「marvelous」「wonderful」です。

「普通」よりは「すごい」けど、「特別にすごい」というわけではないのが「fine」。

「まぁ今のところは、問題なくいい感じだよ」というニュアンスで捉えてください。

また「fine」は「多義語」です。

・「粒」が「細かい」

・「天気」が「晴れた」

・「皮肉的」に「お見事な」

・「もういいです、、」的な「いらだち」

・名詞で「罰金」

などが挙げられます。

「Anything would be fine for me.」

「オレはべつに何でもいいかな。」

「That’s fine with me !」

「もう結構です!」

nice

コアイメージ

・原義→「知らない」(ラテン語)

・日常シーン全般で使われる

・相手を心地よくする「潤滑油」

・文脈によっていろんな意味になる

ラテン語の「知らない」という意味の単語が起源だそうですが、近代から今日の「いいネ」という意味になりました。

「nice」のコアイメージは、コミュニケーションの「潤滑剤」

「nice」には、「marvelous」や「wonderful」のように強い「すばらしい」という感じはなく、軽く「いいネ」ということで、会話のフットワークを軽くする役割があります。

ということで「nice」には、「チョー」がつくほど「すごい」という感じはありません

「How nice your shoes are !」

「キミの靴、いいネ!」

「It’s nice of you to come here.」

「ここに来てくれるとは、あなたは優しい人ですね。」

great

コアイメージ

・原義→「規模」「程度」などが大きい あるものが「偉大」である

・「印象」「行い「体験」などが「すごい」「卓越した」

・「物理的」なものが「大きい」

「great」は、日本人に馴染み深い英語です。

あまり日常会話では使われることはありませんが、「グレートだね」といっても特に違和感なく意味が通じます。

「great」はいろんなニュアンスで使われる「すごい」ですが、一貫して言えるのが、ちょっと極端ですが「偉大な感じがあってすごい」ということ。

「fine」「nice」と同様に、「すごい度」は「wonderful」「marvelous」「excellent」よりは下がります。

ですが、「good」よりは強い言葉です。

「It’s great of you to help me every time.」

「いつも私を手伝ってくれて、あなた優しい人ですね。」

「He is great at English.」

「彼の英語力はすごいよ。」

まとめ

今回のまとめ

・「marvelous」 → 「芸術作品」「工芸品」などが「すばらしい」

・「wonderful」 → 「感動」「嬉しさ」「悦び」そのものを表現

・「fantastic」 → 「現実ではありえない」くらい「すばらしい」

・「splendid」 → 「景色」など「視覚的観点」で「すばらしい」

・「remarkable」 → 「注目に値する」くらい「すばらしい」

・「superb」 → 「サービス」「芸」などが「すばらしい」

・「excellent」 → 「能力」や「品質」が「すばらしい」

・「fine」 → とりあえず今のところ問題なし

・「nice」 → コミュニケーションの「潤滑剤」

・「great」 → 「偉大」な感じがあるから「すごい」

以上「すごい」「すばらしい」を意味する英単語をみてきました🎵中には英検準1級の単語帳に出てくるようなレベルの単語もありましたが、それでも日常会話で使えるものです💡それと「fine」「nice」「great」は、中学英語で出てくる単語なのでみなさんになじみ深いものですが、こうして深くみていくと意外に知らないコアイメージがあることに気づきます。少しはこの記事が役に立てたかと存じます🎵

ー To the Finest Hour ー

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