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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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このサイトが目標にする英語力

はじめに

 こんにちは、孤独なライターです。

 この記事では、実際に目標にしたい英語力について提案していきます。ただ英語を話せるようになりたいと思うだけでは、モチベーションが上がらないので、目標を具体的に設定します。英語のスピーキング試験を使わない手はありません。活用させていただきます。ここで注意したいのが、英語学習初心者はいきなりスピーキングトレーニングに特化しないでください。その理由は単純、英語を知らなければ英語を話せないからです。

今回のポイント

インプットなくしてアウトプットなし!

 たくさん英語を話すためには、英語の基本である「文法」「発音」「基本的な単語」をちゃんと知っていなければいけません。

この記事でわかること

①世界には、いろんな英語が存在する。

ネイティブの英語だけが英語なのではありません。

②英語のインプット学習で目標にしたい英語力。

英語のインプット学習は、基本的に有限です。単語を除けば、学ぶことに限りがあります。

③英語を話せるために目標にしたい英語力。

当サイトで提案するあるスピーキング試験のスコアをクリアすれば、いろんな国の英語話者とコミュニケーションできます。

 では、本題にまいります。

英語話者とスムーズに意思疎通できる英語力

そもそもネイティブの英語力を目指す必要はない

 英語学習・英会話サービス業界では、よく「ネイティブ」という言葉を売りにしてます。「ネイティブの表現」「講師が全員ネイティブスピーカーです」といったように、「ネイティブ」が美化されています。ですが、今やいろんな国の人が英語を話すので、「非ネイティブ」が当り前のなっています。「ネイティブの英語=正しい英語」なのでしょうか?私はそう思いません。むしろ「絶対正しい英語」はないと考えています。

 英語を外国語として学ぶ私たちにとって、ネイティブと同等の英語力をつけるのは無理です。ネイティブ並みになるのは、現地に20、30年住まなければ不可能な話。ネイティブと同じ言語感覚になるのは、日本の英語の書籍で学んでも身につきません。

 そもそも、ネイティブ通りの発音じゃなくても英語は伝わるもの。ネイティブ同士でも、訛りがあって聴き取れないことがあるそうです。ただし英会話では、コミュニケーションできなければ意味がありません。日本人の英語はカタカナ英語と言われております。なるべく単語の参考書通りの発音を身につけるべきなのは言うまでもありません。

いろんな国の英語話者を相手にできる英語力を目指すべき

 英語話者は英語圏に住んでいる人だけではありません。先ほど世界中に英語話者がいるという話をしましたが、ヨーロッパは特に非英語圏でも英語を話せる人が多いです。現代世界では、4人に1人(約17億人)が英語を話せる時代だと言われており、なんと非ネイティブが約13億人だと言われています。

 英語にも、国・地域特有のイントネーションや訛りがあります。世界は「イギリス英語」「アメリカ英語」だけではありません。シンガポールでは、中国語やタミル語が影響した「シングリッシュ」というものも。

 では、我々はどんな英語を学習するべきなのか?私の考えでは、より「ニュートラル」な癖のない英語をベースにすればいいと思います。詳しくは、アメリカ英語とイギリス英語の両方を学んでいくということ。これは巷で販売されている英語の参考書でできます。スラングとかそういった俗的な表現はあまり学ぶ必要がありません。地域固有の表現ですから、ニュートラルではありません。

当サイトで英語力の目標を明確にする

 世の中に絶対正しい英語なんてありません。では、どんな英語力を目標にすればいいのでしょうか?それは、「英語話者とスムーズに意思疎通できる英語力」です。この英語力は日本にいながら実現できます。とはいってもそれではまだ漠然としてますね。そこで資格を利用しましょう。資格は客観的に能力を証明できるので、英語力が伸びてきたかわかりやすい。

 そこで利用するべきなのが、「TOEIC S&W」。TOEICのスピーキングとライティングの試験です。これをなぜ勧めるかと言うと、答えは簡単、現在の日本で一番規模の大きいスピーキング試験だからです。英検やTOEFL iBTにもスピーキングはありますが、英語の4技能も同時に試されますので、スピーキングは一部に留まります。

 当サイトで目標に掲げるのは、「TOEIC Speaking 180」とします。このレベルに到達すれば、「英語話者とスムーズに意思疎通できる英語力」がついたと定義します。(これは完全に私が掲げた目標であることを承知ください。)ですが、「インプットなくしてアウトプット」なしです。「インプット」が先に来ます。「TOEIC Speaking 180」を目指すのは、インプット学習(文法・発音など)が完成していることが前提です。

英語のインプット 英検2級・TOEIC L&R 700をクリアするまで

英語のインプット学習のメインは「文法」「発音」「単語」

 「文法」がわからなければ、英語をインプットもアウトプットもできません。英文を構成するのは「文法」です。「文法」で構成された英文の意味がわからなければ、「リーディング」も「リスニング」もできません。まして「文法」を知らなきゃ「スピ―キング」も「ライティング」もできません。

 「発音」がわからなければ、会話が成立しません。「文法」を覚えて英文を書けたり読めたとしても、単語の「発音」がわからなければ、英文を聴き取れません。また英語の発話の特徴も理解する必要があります。

 「単語」を知らなければ、インプットもアウトプットも幅が広まりません。英文を作るためには、「文法」に従って「単語」を並べます。つまり「単語」を知らなければ、文を作れない・文の意味を理解できないのです。

英語のインプット学習は「リーディング」と「リスニング」の特化になる

 「文法」と「単語」が理解できれば、「リーディング」できるようになります。英文を理解するためには、「単語」を知っているだけではできません。「文法」も知らなければ、正確に英文の意味を理解できないんです。「リーディング」とは「読む」作業です。「音」を介さなくても、発音がわからなくても、英文の意味は理解できます。

 「文法」と「単語」と「発音」がわかれば、「リスニング」できるようになります。「聴く」とは、「音」を介して理解するもの。「発音」を練習する必要があります。当然「文法」も「単語」も知らなければ「リスニング」できません。

 つまり「リーディング」できなければ、「リスニング」も「スピーキング」も「ライティング」もできないということです。「リーディング」できなければ、英語の全てが始まらないと言えます。英語学習のみなさん、「リーディング」ファーストです。

英語のインプット学習は「無限」ではない

 文法の勉強の基本は、「中学英文法」をマスターするだけです。高校の英文法というのは、文法の基本ではなく、中学英文法の「発展形」です。つまり中学英文法を理解することで、高校英文法を理解できます。しかし、中学英語の教科書をマスターしただけでは足りません。大事なのは、中学英文法をどれだけ深く理解したかです。

 「発音」の学習とは、「発音記号」「英語特有の音声変化」を知ることです。特に最初は「発音記号」を覚えること。まずは、単語1語の発音から入って、発音記号の音を自分で発せるようになりましょう。「英語特有の音変化」とは、「リエゾン」「脱落」といった現象のことを指します。これらに慣れるためには、長期的に英語をリスニングしなければできません。

 「単語」の学習は、逆に無限です。世の中に単語はいくらでもあり、ネイティブの平均語彙数は、30000~40000語と言われております。数字を見れば有限そうに思えますが、その語彙数を覚えるためには相当長い年月かかります。そういった意味で、単語の学習は無限です。言葉を知れば知るほど、表現の幅が広まります。

英語のアウトプット TOEIC Speaking 180 を目指す

英語のアウトプット学習に終わりはない

 「文法」「発音」といったインプット学習が終っても、「単語」「熟語」「言い回し」の学習は継続してください。それらは無限にあるからです。知れば知るほどアウトプットの幅が広がります。

 より英語らしくスピーキングできるようになるためには、長年のトレーニングによって可能です。英語らしいスピーキングとは、英語特有の音変化、リズムを反映したスピーキング。「リエゾン」「脱落」「強弱(リズム)」に慣れるためには、スピーキングトレーニングを継続することです。

 アウトプット学習を継続させるために、工夫をしましょう。アウトプット学習に終わりはありません。インプット学習と違ってアウトプット学習は、知識を詰め込むトレーニングではなく、体に染み込ませるトレーニング、つまり筋トレみたいなものだからです。できれば毎日トレーニング!「朝起きたら」とか「帰宅後」とか、トレーニング時間を固定したほうが継続につながります。あとは資格など、目標を設定することも工夫のひとつです。

オンライン英会話をたくさん利用する

 アウトプット上達の秘訣は、英語を話しまくることです。間違いを恐れては、英語をたくさん口にできません。間違いはあって当然なので、間違うことを気にしないでください。話まくることで間違いは減っていき、英文の精度は上がっていきます。頭を使って英語を話そうとせず、口から自然に英語を話すイメージです。

 オンライン英会話は格安です。月額6000円くらいで、毎日30分ぐらいレッスンを受けられます。通いで英会話教室に行けば、1カ月20000~30000円かかります。それに比べたら、オンライン英会話は格安です。またオンライン英会話は、マンツーマンのレッスンです。通いの英会話教室だと、グループレッスンで他の生徒がいて、英語をスピ―キングするのを躊躇ってしまいます。しかし、オンライン英会話はマンツーマンのレッスンなので、周りを気にせずスピ―キングできるので、たくさん英語を話す機会になります。

 オンライン英会話はおすすめなサービスですが、スピ―キング初心者が最初からやるべきではないというのが私の考えです。格安といっても有料です。いくらか英語を話せなければ、お金を払ってる意味がありません。スピ―キング初心者は、まずは「ひとり英会話」「瞬間英作」といったひとりでできるトレーニングから始めて、英語を話すことに抵抗をなくしてください。会話でよく使うような「ひと言英語」を覚えるのも、オンライン英会話をするための勉強になります。

定期的にスピーキングテストを受ける

 モチベーション維持のために、定期的に英語スピーキングのテストや英語の資格試験に挑戦しましょう。モチベーション維持が、学習の継続の最重要課題。成長を実感することで、もっとがんばろうって思えます。成長を実感するために、目の前に高い目標を設定するのはやめてください。目の前の目標が高すぎると、どうせ無理だと思ってモチベーションが上がりません。

 オンライン英会話サービスの中には、定期的に無料でできるスピーキングテストを提供しているものもあります。有名なのが「レアジョブ」で、これはほんといいサービスだと思います。24時間受験可能で、会員は毎月1回受験無料です。受講コースによっては、月2回まで無料となっています。採点方法、テスト内容はわかりませんが、2~3分で結果が出て、成長を実感できるチャンスになります。

 「TOEIC Speaking」はぜひ受けてください。英語の有料スピーキング試験の中では、TOEIC Speakingが日本で一番主流です。TOEICの試験なので、知名度はバツグン。また「VERSANT」という英語のスピーキング試験もあります。まだ有名ではありませんが、24時間どこでも受験できたり、TOEIC Speakingにはないメリットもあるので、今後に期待です。

まとめ

  この記事では、当サイトが提案する目標にしたい英語力について説明してきました。英語を話せるようになりたいと漠然に思うのではなく、私は明確に目標を設定したほうがいいと考えて、具体的にスピーキングの目標を提示しました。ただスピーキングのトレーニングをするのは、ちゃんと文法・発音・基本的な単語をインプットしてからにしてください。インプットしていないことはアウトプットもできません。

 では、今回のまとめに入ります。

まとめ1

目指すのは、世界中の英語話者とスムーズにコミュニケーションできる英語力。

 ネイティブの英語力を目指す必要はありません。そもそも不可能に近い。ネイティブの英語力がなくても、英語でスムーズに会話できます。

まとめ2

インプット学習の目標は、英検2級・TOEIC L&R 700。

 インプット学習は、「文法」「発音」「基本的な単語」といった英語の基本を学習することです。英検2級・TOEIC L&R 700 をクリアすれば、英語の基本が身についたと言えます。

まとめ3

アウトプット学習の目標は、TOEIC Speaking 180。

 英会話上達の秘訣は、とにかく英語たくさん話すことです。オンライン英会話はマンツーマンなので、周りの目を気にすることなく、英語をたくさん話す機会になります。

今回は以上です

ー To the Finest Hour ー

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