ペンネーム:孤独なライター 35歳(2021年時点)
最終学歴:某国公立大学 外国語学部 英語圏の学科
趣味:海釣り(陸っぱり)、映画鑑賞(古今問わず、洋画)、音楽鑑賞(古今和洋問わず)
座右の銘:『あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない』 BY『風の歌を聴け』 村上春樹
英語で特に得意な分野:英文法
英語資格:英検準1級(2018年11月合格) TOEIC L&R 880(2020年11月) Versant 46(2021年1月)
もくじ
英語に興味をもった経緯
私が英語に興味を持ち始めたのは、高校2年生の夏でした。
それまで英語は熱心に取り組んでいなかったのですが、ある全国記述模試で英語の偏差値が60を超えたことがあって、「自分英語に向いてるのではないか?」、これが英語に興味を持ったきっかけでした。
そして2年間大学浪人して大手予備校に行ったときにある英語カリスマ講師を知り、英語講師という職業に憧れをもちました。
ということで、私はある国公立大学の外国語学部英語系の学科に進学。
大学では、英語は英語でも「英文法のみ」勉強してました。
あいにく英語圏の政治経済や文化といったことには興味を持てず、言語学系の授業ばかりしか頑張っておりませんでした。
英文法に関する授業は毎回良い成績をとることができました。
ワーキングホリデー体験談
何を目的に海外に行ったのか?
私は大学在学中から、欧米圏の国に滞在する目標をもちました。
大学では留学する学生がたくさんいたので、私も留学に関心を持つようになり、英語講師になるためには英会話をペラペラ話せるようにならなければいけないと思い、自分も資金を貯めて留学しようとなったのです。
ワーホリという手段を選んでそれがようやく実現したのが、31歳の時でした。
いわゆる「ギリホリ」っていうやつですね。
生活が苦しく資金を貯めるまでに年数がどうしてもかかったというよりは、ダラダラが続いた後、「年齢制限があるからそろそろお金貯めなきゃな」って動き始めたのが28歳の時です。
とはいってもそこまで貯金せず、所持金50万でカナダに渡航しました。
ということで私の海外渡航の目的は、英語講師になるために「英会話のスキルをあげること」でした。
漠然とした目的ですが、正直申し上げますと異文化を学ぶことには興味がありませんでした。
それよりも自分が今まで培ってきた英文法力で、どこまで英会話ができるのか?…ということに関心がありました。
実際に海外を生活してみて
「英文法」をしっかり体にしみこませていれば、現地の環境にドップリ浸かっているうちに英会話ができるようになると思って渡航。
結論から先に申しあげますと、それだけでは足りませんでした。
何が足りなかったのか?…..「発音」です。
それまで私は英語に関して、発音の訓練はほとんどしてきませんでした。
「母音」の場合も「子音」の場合も、日本語と英語では大変違いがあるものでして、簡単な馴染のある英単語でも現地の人が喋れば聞き取ることができないことが多々ありました。
さらに日本人に馴染みのある英単語をこっちが喋っても伝わらないことがしばしば。
例えば 、「健康」を意味する ‘health’ 。
「ヘルス」と言ってもわかってくれず、こんな簡単な単語でも発音がまともでなければ伝わらないもんなんだなぁー、と発音の重要性を認識した次第です。
文法と同時に発音訓練が重要だと、この時思いました。
もし私が英語に興味をもった時から、英語の発音を勉強して海外にお邪魔していたら、もっと違う現地生活を過ごせたのではないかと思います。
ワーホリを通して学んだこと
ワーホリで学んだこと。
1つ目は、日本は食と治安の良さに恵まれているということ。
2つ目は、日本人は細かなところにまで目を配らせることができるということ。
だからこそ「オモテナシ」をすることができ、そしてだからこそ嫌なことにも気づいてしまって、すぐ愚痴をこぼしてしまうんだなーと思いました(笑)。
3つ目は一番大きな発見でした。
「外国に行く前に、日本で英語をある程度は話せるようになるべき」ということです。
留学・ワーホリするなら、ある程度英語が話せるようになってから
留学やワーホリを検討されている方は、とにかく日本で英語を勉強してください。
「現地にいけばなんとかなる」という考え方は、今すぐやめてください。
わたしはワーホリ行く前は、行けば自然と英語が身につくから何とかなると思っていましたが、それは大間違いでした。
現地の人間は話せない人を、そこまで相手にしません。
確かに欧米圏の方はアジア圏よりフレンドリーです。
英語を喋れない人が頑張って英語を話すまで、現地人は気長に待ってはくれません。
そうです、現地の人が話相手になってくれるくらいの英語力をつけるしかありません。
そのファーストステップは、やはり「英語の基本」を日本で鍛えること!
日本でも、英語で会話できるくらいの英語力をつけるのは十分に可能です。
むしろ「英文法」に関しては、最初は海外の語学学校ではなく日本の参考書を使って日本語を通して学習するべきです。
海外の語学学校に行っても、英語を知らない初級者が英語を通して文法を覚えようとすると、間違って覚える危険があります。
将来留学して英語を話せるようになりたいといった目標をもってる方も多いかと思います。
素晴らしい目標です。
海外に行けば人生観が変わるし、一生の思い出ができるのは確実です。
それを実現できるかどうかは、現地に行って現地人や留学生たちとどれだけ交友関係をつくれるかにかかっています。
海外にいって交友関係を広められるかは、語学力にかかっています。
だからこそ、前もって日本で英語の基礎から勉強して、そこからある程度英語を話せるようになるべきなんです。
私の英語学習観 - 英語は日本で十分に学べる-
海外に滞在した体験から、「英語を日本で学習してある程度話せるようになってから外国に行くべきだ」という結論に至りました。
そして英語学習は、留学・ワーホリのためのものでなくてもいいのです。
「国内で英語を生かす」という目標もおおいにアリです。
簡単な会話レベルの英語力でも、日本では「英語ができる人」という評価を得ることができます。
海外に行かず日本で英語を覚えて、日本国内で英語を使って仕事をすることも十分可能です。
「日本でこそ英語を学ぶべき」であるのは、なにも海外に行くためではありません。
私は英語を話せるようになるために、日本で英語学習をする方を特に応援しています。
ー To the Finest Hour ー
コメントを残す