こんにちは、孤独なライターです🎵
今回の記事では、「海岸」「岸辺」を意味する英単語をテーマにします。
今回ピックアップする英単語は
こういった単語の深い知識が身につく内容にします。
もくじ
はじめに
「海」に関する英単語が複数あるのは、みなさんもご承知の通りです。今回は「beach」「shore」「coast」「seashore」「seaside」「ocean」「sea」の、コアイメージをみていき、それぞれの単語を使い分けられるようになってもらいます💡「beach」はだいたいイメージ通りなので、今回の内容のポイントは以下の通りになります🎵
- 「shore」と「coast」の基本イメージ
- 「ocean」と「see」の違い
ではまいります、レッツゴー✨
beach
beach コアイメージ
・「海」「湖」「大きい川」の「砂浜」
みなさんのイメージ通りの意味です。
「beach」のコアイメージは、「砂浜」。
ただ「beach」は「海」の砂浜だけでなく、「湖」や「大きい川」でも使えます。
また「beach」は「名詞」だけでなく、「動詞」でも使えます。
beach 例文
「I went to a beach to surfboard yesterday.」
「昨日サーフィンをしに砂浜に行ったよ。」
「There are beaches in Lake Biwa where we can do lake bathing.」
「琵琶湖には、湖水浴できるビーチがあります。」
「They beached a whale over there.」
「彼らはあのあたりで、1頭のクジラを浜に上げた。」
shore
shore コアイメージ
・「海」「湖」「川」に対して「陸」
・「海」「湖」「川」と「陸」が接してるところ(焦点は「陸」)
・「砂浜」も「ゴロタ浜」も「崖」も含まれる
「shore」は、「海」だけではありません。
「shore」は、「海」「湖」「川」と「陸」の境目を表しますが、焦点は「陸」のほうにあります。
「beach」と違うのは、「shore」は「岩場」「崖」といった「砂浜」じゃない「水際」も含むイメージです。
また「shore」は動詞もありますが、「~を陸に上げる」「~を支える・支援する」という意味になります。
shore 例文
「There are many nice shores in Hokkaido.」
「北海道にはきれいな海岸がたくさんあります。」
「Be careful if you fish on that shore.」
「あの岸で釣りするなら気を付けてね。」
「He managed to shore the boat by himself.」
「彼は何とか自力でそのボートを陸に上げた。」
seashore
seashore コアイメージ
・「shore」でも、「海」の「shore」
・簡単に言うと、「海辺」
基本イメージは簡単です。
「shore」でも「海」の「shore」です。
あくまで「shore」なので、「海」よりも「陸」に焦点が当たります。
seashore 例文
「I used to walk along that seashore.」
「かつて俺はよくあの海辺を歩いたものだ。」
「My house is about 100km away from the nearest seashore.」
「オレの家は最も近い海岸からでも、約100キロ離れている。」
「She sells seashells on the seashore.」(早口言葉)
「彼女は海辺で貝殻を売っている。」
seaside
seaside コアイメージ
・海岸「線」だけでなく、海岸線に隣接した海岸の「土地」
・保養に向いた、海に面した「エリア」
「海」ではなく、海に面した「土地」に焦点が当たるのが「seaside」。
ホテルがたくさんあるような、「海に隣接した保養地」が、「seaside」のイメージです。
「riverside」という単語もありますが、これは「(わりと)大きい川に隣接したエリア」、つまり「河畔」という意味です。
seaside 例文
「We went to a seaside restaurant the day before yesterday.」
「一昨日うちら海の近くにあるレストランに行ったよ。」
「There are some expensive hotels in the seaside.」
「その海辺近辺には高価なホテルもある。」
「One of my dreams is to live in a resort seaside area.」
「わたしの夢の1つは、海に近い保養地に住むことです。」
coast
coast コアイメージ
・「海岸」でも、「広い範囲」の海岸を指す
・長い「海岸線」的なイメージ
「shore」よりも、広い範囲の「海岸」を表すのが「coast」です。
ここがポイントです。
イメージ写真のとおり、空とか離れたところから見える「長い海岸線」的なイメージです。
だからよく、アメリカ西海岸=「west coast」 アメリカ東海岸=「east coast」 と表現されます。
「shore」と区別して覚えてください。
また「coast」は「動詞」でも使うことができます。
動詞だと、「惰性で進む」「~の沿岸を航行する」という意味になります。
coast 例文
「I want to enjoy driving from coast to coast in Amerika.」
「アメリカの東海岸と西海岸の間のドライブを楽しんでみたいな。」
「There was an accident off the coast in the East China Sea.」
「東シナ海の沿岸のどこかで海難事故があった。」
「He has coasted on his winning the lottery.」
「彼は宝くじを当てたおかげで、悠々自適な生活をしている。」
ocean
ocean コアイメージ
大きな「海」 → 「海洋」
「sea」と「ocean」は、どちらも「海」という意味になるけど、何が違うの?と疑問に感じた方も多いと思います。
その違いは、ずばり海の「大きさ」です。
「ocean」は、「sea」よりも「より広い海」を意味します。
地球上で最も広い海は「太平洋」です。
なので「太平洋」は、「Pacific Ocean」というように、「ocean」が使われます。
ocean 例文
「The Bermuda Triangle is located in the Atlantic Ocean.」
「バミューダトライアングルは、大西洋にあります。」
「In recent years, the ice in the Arctic Ocean has been melting.」
「近年北極海の氷は解けてきております。」
「There are many pirates in the Indian Ocean.」
「インド洋にはたくさんの海賊がいます。」
sea
sea コアイメージ
・「ocean」よりも小さい「海」
・「~海」
なんといっても「sea」のポイントは、「ocean」よりも「小さい海」を指すということ。
これで「ocean」と「sea」の違いがはっきりしたと思います。
「日本海」の英語名は、「the Ocean of Japan」ではなく「the Sea of Japan」です。
「地中海」も「sea」が使われます。
また形容詞を置いて「sea」を修飾するなら、「~な状態の海」という意味になってきます。
sea 例文
「A lot of yellowtail is caught in the Sea of Japan.」
「日本海ではたくさんのブリが漁獲されています。」
「’Porco Rosso’ is set in the Adriatic Sea.」
「『紅の豚』の舞台はアドリア海です。」
「The Bering Sea is the area where the roughest waves in the world occur.」
「ベーリング海は世界で最も荒波が発生するエリアです。」
まとめ
- 「shore」と「coast」 → 「海岸」の「範囲」の違い
- 「ocean」と「sea」 → 海の「規模」の違い
「海」に関する英単語をみてきました。こうした似た単語の微妙なイメージの違いを学ぶの面白いですよね❗「ocean」と「sea」って何が違うの?って思った人はたくさんいると思います💦この記事で違いがはっきりしたと思います。まだまだ意味が似た単語のイメージの違いを解説していくので、当ブログをこれからも参考にしてください🎵
今回は以上です。
ー To the Finest Hour ー
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