こんにちは、孤独なライターです🎵
今回の記事は、「旅」を意味する英単語を比較していきます。
ピックアップする単語は
「旅」「旅行」というと、だいたいこれらの単語です。
もくじ
はじめに
「旅」を意味する単語が複数あるのはみなさんご承知だと思いますが、使い分けることができますか?例えば、「trip」「travel」の違いは何でしょうか?こういった基本的な単語でも、案外本質は知らないと思うので、ぜひ今回の記事で、「旅」を意味する単語のコアイメージを知って使い分けられるようになりましょう🎵誰かに教えれば、「へぇ~そうなんだ」と感心されちゃいます👍
- 「trip」「travel」「tour」の違い
- 「journey」と「voyage」の違い
ではまいります、レッツゴー✨
trip
l
trip コアイメージ
・「短期」の旅行
・「短い距離」の「ある目的」をもった「移動」
・「外出」「仕事の外回り」などのちょっとした移動
「trip」=「短い距離」の「目的」をもった「ちょっとした移動」 これがイメージです。
「travel」との大きいな違いは、「trip」は「短距離」の移動という点です。
ある目的があって、「ちょっと行ってくるよ」みたいな感じ。
「journey」「voyage」とは反対に、「軽やかさ」が「trip」にあります。
trip 例文
「He went on a trip to Tokyo.」
「彼は東京に旅行に行った。」
「I made three trips to a bank yesterday.」
「わたしは昨日3回も銀行に行ったよ。」
「He made a trip when he was presenting yesterday.」
「彼は昨日プレゼン中に間抜けなことをした。」
travel
l
travel コアイメージ
・「人」「モノ」「情報」などが「移動する」
・通常「長距離」を「移動する」
「travel」のコアイメージは、「長距離」を「移動する」です。
つまり「モノ」の「移動」に焦点が置かれます。
人・動物だけでなく、「光」「音」なども主語になったりします。
「trip」と違うのは、「長距離」の移動という点です。
「travel」は、広く「旅行」という意味で使えます。
「旅行」を意味することができる万能タイプです。
travel 例文
「I’m going to travel over the world next year.」
「来年世界一周旅行するよ。」
「He changed his job to a travel agency.」
「彼は旅行代理店に転職した。」
「Light travels much faster than sound.」
「光は音よりはるかに速く伝達する。」
tour
tour コアイメージ
・「複数カ所を、ぐるっと周る」旅行(周遊旅行 現地視察など)
・目的のために計画だてられている旅行
「tour」のポイントは、「目的がある」「計画されている」旅行という点です。
そこから「周遊旅行」「現地視察」の場合は、「tour」が適しています。
何か目的があって転々と場所を移動するイメージです。
「ツアー旅行」はまさに「tour」ですね。
tour 例文
「They went on a tour to Europe.」
「彼らはヨーロッパに周遊旅行に行った。」
「The supervisor made a tour of the plants in Hokkaido.」
「その管理職の人は、北海道にある複数の工場の視察に行った。」
「The singer is now on a world tour for concerts. 」
「その歌手は今、世界コンサートツアー中だ。」
excursion
excursion コアイメージ
・通常「団体」の「小さい」旅行(遠足など)
「excursion」は、「団体」で「ちょっとした遠出」をするイメージの単語です。
小学校の「遠足」なんかは「excursion」です。
「団体」+「小旅行」=「excursion」と覚えといてください。
他には、「(話の)脱線」や「逸脱」という意味もあります。
excursion 例文
「I went on a school excursion yesterday.」
「昨日学校の遠足に行ったよ。」
「They are to make an excursion to Mt Takao next month.」
「彼らは来月高尾山に遠足に行くことになっている。」
「The excursion ticket fee is cheaper than the one we paid last year.」
「その周遊料金は、去年我々が払ったものよりも安い。」
journey
j
journey コアイメージ
・通常「陸上」の「長い」旅
「journey」は、「長い旅」の「流れ」に焦点が当てられます。
つまり「旅程」というやつです。
「journey」は「移動する過程」に焦点が置かれます。
「trip」と反対に、「軽やかさ」はなく「しみじみ感」が含まれます。
また「voyage」と違って、主に「陸」の「旅」が「journey」です。
journey 例文
「He is going to go on a journey in Hokkaido next month.」
「来月から彼、北海道をしばらく旅行するってよ。」
「We live in a journey called ‘life’.」
「我々は『人生』という旅路を生きている。」
「I sometimes indulge in a journey into the past.」
「俺ときどき過去の回想に浸ってしまうよ。」
voyage
voyage コアイメージ
・通常「海」「宇宙」の「長い」旅
「voyage」も「journey」と同じく、「長い旅」がコアイメージ。
ですが「航海」「宇宙探査」といった「旅」では、「journey」よりも「voyage」が適してます。
また「trip」とは反対に、「軽やかさ」はなく「しみじみ感」があります。
voyage 例文
「Bon voyage !」
「ご安全に良い旅を!」
「He went on a voyage around the world.」
「彼は世界一周の船旅に出た。」
「Do you want to voyage to the moon ?」
「月に旅行に行ってみたいですか?」
まとめ
- 「trip」 → 「目的」をもった「短い距離」のちょっとした「移動」
- 「travel」 → 「長距離」の「移動」
- 「tour」 → 「目的」をもった「計画性」のある「複数カ所」への「旅行」
- 「excursion」 → 「団体」でのちょっとした「旅行」
- 「journey」 → 「陸路」の「長い旅」
- 「voyage」 → 「海」「宇宙」などへの「長い旅」
「旅」を意味する英単語をみてきましたが、いかがでしたか❓日常的な単語ばかりでしたが、こうしてみると意味のニュアンスに微妙な違いがあるものです💡例えば「個人旅行」で行くのか「ツアー」でいくのかは、明確に単語を使い分けなければ正確な情報は伝えられません。すぐ近くのコンビニに行くのに、「trip」ではなく「travel」と言ってしまっては、相手は勘違いしてしまうかもしれません💦ぜひ、今回学んだことを英会話に生かしてください🎵
ー To the Finest Hour ー
・「trip」
・「travel」
・「journey」
・「excursion」
・「voyage」