こんにちは、孤独なライターです。
今回は、私が「ひとり英会話」をおすすめする理由などについて書いていきます。
スピーキング初心者は、オンライン英会話といった有料のサービスを受けなくても、無料でできるトレーニングでスキルアップできます。
①ひとり英会話で望める効果について。
英語を話すことに慣れてきます。
②ひとり英会話を始めるタイミング。
英語の基礎が身についてからです。
③ひとり英会話のメリッドとデメリッド。
デメリットもありますが、大したものでもありません。
では、本題にまいります。
もくじ
ひとり英会話をやる目的は何か?
英語を話すことに抵抗をなくすため
ひとり英会話で、英語を話すことに慣れる。
英語スピーキング初心者は、まずは英語を話すことになれてください。英語を話すことに慣れるくらいなら、ひとり英会話で十分可能です。オンライン英会話だと、緊張してしまったり間違いを恐れてリラックスできなかったりと、ハードルが高いのでいきなりオンライン英会話をやるべきではないというのが私の考えです。ひとり英会話は独りでやるトレーニングなので、まわりに人がいません。間違いを恐れず、どんどん英語を口にして英語を話すことに慣れてください。
オンライン英会話で話せるようになるため
オンライン英会話を始めた時点でも、「何も話せない」状態をなくするため。
自力で英語を「ある程度」アウトプットできるようになり、オンライン英会話を開始した時点であっても、「何も話せない」ことを防ぐのが、ひとり英会話の目的の1つでもあります。ひとり英会話で、「英語をアウトプットすること」に抵抗をなくすのです。オンライン英会話をやる前から、これだけでスピーキング力がつきます。スピーキング初心者で、オンライン英会話のレッスンを受けている時に、あまりしゃべれないようであれば、費用対効果が期待できません。費用対効果を高めるためには、あらかじめ英語をアウトプットすることに慣れておく必要があります。
ひとり英会話は、今のところスピーキングトレーニングのメインメソッドの感じはありませんが、私はトレーニングとして立派な地位を築けるのではないかと期待しております。
ひとり英会話 トレーニングのやりかた
思ったことを英語でつぶやく
ネタは無限にある。
見たり聞いたりして思ったことをネタにして、英語でアウトプットするだけです。
ex)町内を散歩
何か作業している人がいたり、おしゃれな家があったら、それだけで英作するネタになります。
・「2人の少年が講演でキャッチボールをしている。」
・「あの派手な水色の家の庭にいる大きな黒い犬が、俺に向かって吠えている。」
など、いくらでも英語をアウトプットするチャンスがあります。
この方法はネタ探しには困りませんが、ながらトレーニングなので、きっちり自分でルールを決めて習慣化しないと続きません。
会話シチュエーションを設定して、ひとりで会話を成立させる
どんなテーマの話をするのか、自分で決める。
ストーリーを自分でつくります。どんなテーマの内容にするのか話の流れを自分で決めて、その流れに従ってひとり英会話を展開していきます。
ex)「仕事」をテーマにした場合
・どんな仕事をやっているのか。
・その仕事に就いたきっかけは何なのか。
・その仕事のどんなところにやりがいを感じるのか。
・その仕事を通して何を学んだのか。
このように、あらかじめ話すテーマ、内容を決めてからだと話すことに明確性が出るので、取り組みやすくなります。
ストーリーを自分で考案してノートに書き残せば、ひとり英会話のテンプレートとして保存できるので、何度も繰り返しトレーニングできます。上の例のようにインタビュー形式で作成すると、オリジナルテンプレートが作成しやすくなります。
この方法は意識的・自発的なトレーニングになりますので、「思ったことを英語でつぶやく」トレーニングよりは、アウトプット訓練してる実感をもつことができるでしょう。「寝る前に10分だけやる」など、キチッとルーティン化してコツコツやれば、ひとり英会話でもスピーキング力アップできます!
ひとり英会話を始めるタイミング
英語の基礎が身についてから
インプットなくして、アウトプットなし!
英語の基礎学習とは、英語のインプット学習になります。英語の基礎(文法・発音・単語)が身について、ある程度の英語の知識をストックしてから、アウトプットのトレーニングを始めてください。
ひとり英会話はスピーキングトレーニングの初歩段階ではありますが、ひとり英会話であっても、「インプットしていないこと(知らないこと)はアウトプットできない」から、一定量の英語を知ってからじゃないと始まりません。では「一定量の英語を知る」とはどのレベルを指すのかと言うと、英検2級・TOEIC L&R 600~700が私の考えです。このラインをクリアすれば、アウトプットトレーニングを開始してもいいと言えます。
スピーキング初心者で、オンライン英会話を始める前
スピーキング初心者が、いきなりオンライン英会話をやってもあまりしゃべれない。
英語のスピーキングにかなり抵抗があり、スピーキングに全く自信がない初心者は、いきなりなりオンライン英会話をするべきではないのが私の意見です。スピーキング初心者は、ひとり英会話をするにしてもオンライン英会話をするにしても、アウトプットできる量は大して変わりないでしょう。それならば、無料でできるひとり英会話から始めたほうがいいですよね?オンライン英会話を始めるのは、いくらか英語を話せるようになった実感があり、自信がついてからのほうが望ましいです。いきなりオンライン英会話をやっても、会話が成立しないようであれば、お金の無駄であり、講師目線でみてもある程度会話が成立しないとやりにくいでしょう。
ひとり英会話 メリッドとデメリッド
ひとり英会話 メリッド
①「0円」でトレーニングできる。
強いて言えば費用が掛かるのは、ノートとペン。語りかける相手が欲しいならば、お人形さんくらいなものです。
②自分の好きな方法でトレーニングできる。
これといったやり方が決まっていないので、トレーニングする方法を自分で決めることができます。オリジナルのやり方を生み出すのが、ひとり英会話の楽しみでもあります。
③自分の好きな場所・時間でトレーニングできる。
スキマ時間、ひとり言を言える場所があればいつでもできます。
④わからない英語表現を明確化しやすい。
英語を話そうとすれば、知ってるけど言えない表現がたくさん出てきます。「これ、英語でなんて言うんだろう?」となったら、必ずメモして後で調べましょう。
ひとり英会話 デメリッド
①アウトプットした英語が正しいのか確認できない。
添削する人がいないから、正しく英作できているか判断できません。しかしひとり英会話のそもそもの目的は、正しい英語をアウトプットできるようになること以上に、「英語を話すことに慣れる」こと!文法的に正しい英語を話さなければならないという考え方を捨てて、とにかくたくさん英語を口にすることがミソです。どうしても添削してもらいたいことがあったら、英文校正のオンラインサービスなどを利用してください。
②自分のやり方を明確にして、ルーティン化しないと続かない可能性が高い。
継続が全てです。継続させるためには、トレーニングする時間を決めてしまって、自分のやり方を確立すること!「朝起きてから10分間」など、やるタイミング・トレーニング時間を固定したり、会話シチュエーションのテンプレートを作成して、自分のトレーニング内容を確立すればルーティン化できます。
まとめ
ひとり英会話についてざっと説明してきました。ひとり英会話は、0円かつスキマ時間でできますが、なんといっても自発度100%のトレーニングなので、目的・やり方・トレーニングの時間帯といったことを明確化して、ルーティーン化しないと長続きしません。習慣化するための工夫をしてください。ひとり英会話のネタ・留意点など、より踏み込んだ内容は別記事で説明します。
では、今回のまとめです。
ひとり英会話の目的は、英語を話すことに慣れるため。
文法的に正しい英語を話すことよりも、間違ってもいいから英語をたくさん口にする意識をもってください。
ひとり英会話は自発度100%のトレーニングで、自分から動かなければ始まらない。
思ったことを英語で口にしたり、自分でテーマを決めてそれについて考えを英語で表現するトレーニングなので、積極的にならなければいけません。
ひとり英会話を始めるタイミングは、英検2級・TOEIC L&R 600 以上とってから。
インプットしてアウトプットなし!英語の基礎が身についてない人は、インプット学習に強化してください。
今回の記事は以上です
ー To the Finest Hour ー
ひとり英会話は、英語スピーキング初心者におすすめ!