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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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オンライン英会話で覚えておきたい英語フレーズ 天気・気候・季節の話

 こんにちは、孤独なライターです。

 今回は、オンライン英会話で天気・気候の話をするときに使えそうなフレーズを紹介していきます。我ながらけっこう勉強になる記事になると思いますので、ぜひ参考にしてください。

質問者

オンライン英会話をしてると、よく講師に天気のことを訊かれます。でも、”sunny”とか”cold”とか”dry”とか簡単な表現しか思いつきません。もっといろんな表現で天気の話ができるようになりたいです。

孤独なライター

われわれ日本人同士でも、普段天気の話をしますよね?それくらい天気の話は日常会話なんです。オンライン英会話講師が、天気のことについて訊いてくるのも当然なこと。今回は、教科書で英語を勉強してきた我々には馴染のない英単語をわりと多めに出していきます。ですが、日常英会話に余裕で使えるモノばかりなので、ぜひこの記事で勉強してください。

 この記事で学べる内容

①「暑い」「寒い」「ムシムシ」「雨」などを表す英単語。

「暑い」でもいろんな英単語があります。

②日本の天気で基本的なことを伝えるときの英語フレーズ。

「今日の最高気温は○℃です」が英語で言えるようになります。

③ちょいマニアックだが日常英会話で使えそうな英単語。

「移動性高気圧」「亜寒帯」といった英単語が出てきます。

 では、本題にまいります。

天気の話

今日の天気はどうですか?

“How is the weather today?”

“what”ではなく”how”です。

晴れ/曇り/雨/雪です。

“It’s sunny/cloudy/rainy/snowy.”

「晴れのち曇り」なら“sunny then cloudy”です。

今日はとても暑いです。

“It’s very hot/heated/sultry/muggy/stifling.”

sultry(蒸し暑い)、muggy(蒸し暑い)、stifling(息苦しいほど暑い)

いろんな単語を知ったほうが、オンライン英会話を楽しめます。

ムシムシします。

“It’s humid/stuffy/steamy/sticky.”

humid(一般的に使用)、stuffy(息が詰まるほど)、steamy(高温多湿の・エロチックな)、sticky(べとつくような)

今日はとても寒いです。

“It’s very cold/chilly/nippy/freezing.”

chilly(肌寒い)、nippy(刺すように寒い・ピリッと辛い・敏捷な)、freezing(凍えるくらい寒い)

寒さの程度は、chilly<cold<nippy<freezingの順で、freezingが一番寒いです。

風が強い日が続いています。

“It’s been windy lately.”

“Windy days have continued recently.”

一定期間続いてることは「完了形」を使います。

昨日たくさん雨が降りました。

“It rained a lot yesterday.”

“We had a lot of rain yesterday.”

スピーキング初心者の方は、ぜひ2つ目の表現も覚えてください。

雨がやっと上がりました(止みました)。

“It’s finally stopped raining.”

“At last, the rain has let up.”

これも「完了形」を使います。理由を説明すると長くなるのでしません。

let upは「雨が止む」という意味の熟語です。

今日はとても乾燥しています。

“The air is very dry today.”

明日の最高気温は40℃です。

”It’s going to be up to 40 degrees Celsius tomorrow .”

“Tomorrow’s highest temperature is going to be 40 degrees Celsius.”

up toで「~まで」。Celsiusは「摂氏」で、世界のほとんどは摂氏を使用してます。アメリカ・イギリスでは「華氏”Fahrenheit”」が使われるようです。

1m雪が積もりました。

“One meter of snow has piled up.”

これも「完了形」を使います。もし「過去形」を使ったら、「過去のある時点で雪が1メーター積もったが、今現在1メーター積もっているかはどうかはわからない」という状況になります。ですが過去形でも、言いたいことは伝わるでしょう。

今日は過ごしやすい天気です。

“It’s pleasant/crisp today.”

crispは「形:パリパリした/さわやかな」「動:カリカリに焼く」という意味で、「ジメッとしてなく爽快な天気」のような意味になります。

明日花粉がたくさん飛ぶらしいです。

“We’re going to have lots of pollen tomorrow.”

ちなみに「花粉症」を英語で、”pollinosis”または”hay fever”と言います。

小春日和です。

“It’s Indian summer.”

Indian summerは、他には「落ち着いた晩年期」の意味もあります。

霧がかかっています。

“It’s foggy/misty/hazy.”

hazy<misty<foggyの順で霧が濃くなります

ひょう/みぞれ/暴風/暴風雪

“hail”/”sleet”/”windstorm”/”blizzard”

フィリピン人講師に雪の話をすると、雪を見てみたいとよく言われます。

霧雨/小雨/雷雨/大雨

”drizzle”/”light rain, slight rain”/”thunder rain”/”heavy rain, downpour, rain cats and dogs”

rain cats and dogsは、「ひどい土砂降り」という意味の完全熟語フレーズです。

絶好のドライブ日和です。

“It’s a perfect weather for driving.”

“perfect”の他に、”best”や”ideal”を使ってもいいでしょう。

今日は雷がひどかったです。

“There were terrible thunders/lighting today.”

「雷」は、”thunder”だけでなく”lighting”もあります。

晴れてきました。

“It’s getting sunny.”

“The sun is coming out.”

“The weather’s clearing up.”

「進行形」だけでなく「完了形」でもいけます。

最高気温/最低気温

“maximum temperature”/”minimum temperature”

“the highest”や”the lowest”でもOKです。

気候・季節

あなたの国の気候を教えてください。

“Tell me about the climate of your country.”

「気候」とは、気象の平均状態。なので、「今日の天気・気象状態」とは言えますが「今日の気候」とは言えません。

日本は、季節風の影響で四季がはっきりしている。

“Japan has four distinctive seasons under the influence of the seasonal winds.”

「季節風」の英単語なんて学校では習いませんが、覚えておくと英会話で使えそうです。

under the influence of Aは、「Aの影響のもとで」という意味の熟語です。

日本はほとんどが温帯ですが、北海道と東北は亜寒帯で、沖縄は亜熱帯です。

“Most of Japanese country is in the Temperate Zone, but Hokkaido and Tohoku area is in the Subarctic Zone and Okinawa in the Subtropical Zone.”

「温帯」とか「寒帯」とか、完全に地理用語です。ですがオンライン英会話では、自国の気候の話にもなるので、覚えといて損はありません。

日本は、夏は太平洋側で雨が多く、冬は日本海側で雪が多くなります。

“In summer, it rains a lot on the Pacific Ocean side, and in winter it snows a lot on the Sea of Japan side.”

日本人なら常識的な天気の話です。ですが、いざ英語で言うとなるとすぐに言えません。「太平洋」「日本海」ぐらいは、英語で言えるようにしましょう。

日本は、夏は最も暑いところで40℃、冬は最も寒いところで-30℃になります。

“In summer, the highest temperature goes to 40 degrees Celsius in some area, and in winter, the lowest one goes down to negative 30 degrees Celsius in some places.”

2行目の”one”は、”temperature”を指します。繰り返しを避けるためです。

「気温のマイナス」のことを英語で”negative”と言います。「ネガティブ思考」の「ネガティブ」です。また”negative”は「陰性」という意味もあります。ちなみに、「陽性」は”positive”。オンライン英会話では、新型コロナの話にもなりますので覚えておきましょう。

梅雨に入ったと天気予報が言ってました。

“A weather forecast said that the rainy season has kicked in.”

”kick in”は、「効くようになる」や「動き始める」という意味の熟語です。

最低気圧が900hPaの台風が日本に近づいてきてるようです。

“It’s said that a typhoon whose minimum atmospheric pressure is 900 hPa is coming to Japan.”

“It’s said that a typhoon with a minimum atmospheric pressure of 900 hPa is approaching Japan.”

普段天気の話をするとき「気圧」の話はあまりしませんが、「大型の台風が接近中」というようなニュースが流れると「最低気圧」が気になります(私は)。2013年11月にフィリピンを襲ったスーパー台風(最低気圧:895hPa)についていくらかでも英語で話せれば、フィリピン人講師はこちらにより興味をもってもらえるでしょう。

日本人は、春に桜の花見を楽しみます。

“Japanese people enjoy cherry blossom viewing in spring.”

これは、ほとんどの日本人に当てはまることだと思います。

日本人は、夏にお祭りを楽しみます。

“Japanese people delight in festivals in summer.”

“enjoy”だけじゃ面白くないので、”delight”を使いました。

日本人は、秋に紅葉を楽しみます。

“Japanese amuse themselves to view colored leaves in autumn.”

無理っくり”amuse”を使いましたが、講師に意味は伝わるでしょう。

“to view”と不定詞(副詞的用法)を使いましたが、前置詞”in””by”を使ったり、分詞構文を使ってもOKです。

日本人は、冬にスキー・スノーボードなどのウィンタースポーツを楽しみます。

“Japanese enjoy winter sports, such as skiing, snowboarding.”

ちなみに「かまくら」のことを”igloo”や”snow hut(雪の小屋)”と言います。

日本では、春と秋に移動性高気圧の影響で天気が周期的に変わります。

“In spring and autumn, Japanese weather changes periodically due to migratory/travelling anticyclone.”

“periodically”は「周期的に・定期的に」、“migratory”は「移住性の・遊牧の」という意味です。

日本では、夏によくゲリラ豪雨になります。

” In Japan we often experience sudden torrential rains in summer.”

「ゲリラ」はもともと英語ですが、”guer(r)illa rain”とは言わないようです。

「急な大雨」を意味する他の表現は、“sudden downpour” “sudden heavy rain” “sudden heavy shower” “rain cats and dogs”などがあります。

気圧は1000hPaです。

“The barometric pressure is 1000 hPa.”

“barometric”は「気圧の」という形容詞。

風速30mです。

“The wind is blowing at (a velocity of)30 meters per second.”

“velocity”は「(一定の方向への)速さ・速度」という意味があり、”speed(向きを問わない速さ)”と少し意味が異なります。

“per second”は「1秒につき」という意味。

気候区分/熱帯/冷帯/寒帯

“climate classification”/”the Tropical Zone”/”the Cool-temperate Zone”/”the Frigid Zone”

“classification”は、動詞”classify(分類する)”を名詞化したもの。

“frigid”は、「極寒の」という意味のほかに「無表情な・冷淡な」という意味もあります。

太平洋高気圧/シベリア高気圧

“Pacific anticyclone”/”Siberian anticyclone”

「高気圧」は、”high atmospheric pressure(高い大気の圧)”とも表現できます。

“cyclone”は、「サイクロン」でインド洋に発生する台風です。つまり「低気圧」。そこに”anti(反対の)”をつければ、「高気圧」という意味になるのです。

まとめ

 この記事で学んだこと

①天気の話をするときに使う基本単語。

sultry, muggy, freezing, foggy, hazy, chilly, drizzle, windstorm など。

②日本の気候についての基本的な内容。

「最高気温」「最低気温」「季節風」「梅雨」「太平洋」「日本海」などの英単語を紹介しました。

③教科書で習わないちょっとマニアックだが、日常会話に使えそうな気象に関する英単語。

「最低気圧」「移動性高気圧」「亜寒帯」「熱帯」「シベリア高気圧」などの英単語を紹介しました。

 オンライン英会話で、天気の話をするときに使えそうな英語フレーズを紹介してきました。受験に使うような英単語帳にのってない単語・熟語も出てきました。ですが、日常会話に使えそうな意味をもつものばかり。覚えて損はありません、得します。今後、まだまだオンライン英会話で使えそうなフレーズを紹介していきます。そして天気・気候について使えそうなフレーズを思いついたら、この記事も更新していきますのでどうぞご参考にしてください。

今回の記事は以上です

ー To the Finest Hour ー

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