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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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「行く」「来る」を表す語 「go」「get」「come」

こんにちは 孤独なライターです🎵

基本動詞の解説をしていきます。

この記事は

「go」「get」「come」の基本的意味について知りたい

こんな方に向けたものになります。

はじめに

「go」=「行く」、「get」=「手に入れる」、「come」=「来る」と習ってきたわけですが、それだけでは十分ではありませ💦今回は、「行く・来る」を意味する「go」「get」「come」の本質を解説していきます💡それらが第1文型で使われるときは、「行く・来る」の意味になりますが、他の文型(特に第2文型)になると、異なる意味になります。同じ動詞でも、文型が変わると意味が変わってくるということを認識してください。要チェック❗

今回のポイント
  • 「go」「come」が第2文型になるとどんな意味になるのか。
  • 「get」はあらゆる文型をとるということ。
  • 「go」「get」「come」の代表的フレーズ。

ではまいります、レッツゴー✨

「go」

「go」 コアイメージ

「go」 コアイメージ

「中心(+)」から離れる

「go」のコアイメージはこれです。

肝心なのは、英語は中心を「+」ととらえることです。

「go」は、中心から離れるイメージなので、マイナスのニュアンスになったりもします。

それが一番反映されるのが、「go」が「第2文型」になったときです。

・「go wrong」

・「go mad」

・「go bad」

といったように、「go」のあとにマイナスの意味の単語が続きます。

ちなみに「第1文型」のときは、マイナスの意味にはなりません。

「行く」「稼働する」「消える」などの意味になります。

「go」 例文

「I will go there.」(第1文型)

「おれそこに行くよ。」

「She has gone somewhere.」(第1文型)

「彼女はどこかに消えてしまった。」

「How is everything going ?」(第1文型)

「調子はどう?(直訳=すべてのことはどんな調子で進んでいますか?)」

「The milk has gone rotten.」(第2文型)

「この牛乳腐ってるよ。」

「His company went bankrupt last year.」(第2文型)

「去年彼の会社が倒産した。」

「go」 覚えておきたい表現

・「go」+「形容詞」→「~になる(マイナスの意味)」

「He went mad all of a sudden.」

「彼は突然気が狂った。」

・「go」+「out of A」→「Aから消える・出ていく」

「The ship went out of my sight.」

「船が視界から消えた。」

・「go」+「into A」→「Aの中に入る」

「He went into a fuddle.」

「彼は泥酔状態になった。」

・「go」+「(well/beautifully) with A」→「Aに合う・似合う」

「The shoes go well with what you are wearing.」

「その靴、君が来ている服にあるよ。」

・「go」+「for A」→「Aで売れる」「Aしに行く」「Aを好む」

「My motorcycle went for 100,000 yen.」

「わたしのバイクが10万円で売れた。」

「How about going for a walk ?」

「散歩でもしない?

「I go for fish better than meat.」

「肉より魚が好きだよ。」

「get」

「get」 コアイメージ

「get」 コアイメージ

モノ・状態を手に入れる

「get」のコアイメージは、「モノ・状態を手に入れる」。

上のイラストだと、「AはBというモノ・状態を手に入れる」です。

「手に入れる」だから、「ゲットしたよ」の「ゲット」。

そうなんですが、「get」を「手に入れた」と訳すことはあまりありません

「もの・状態を手に入れる」というコアイメージから派生して、「get」の文型・文脈によって適切な意味を考えなければなりません

そして、おそらく「get」は動詞で唯一「第1文型」から「第5文型」のすべての文型をとることができる動詞なので、いろんな意味で使われます。

しかしどの文型でも、コアイメージ「モノ・状態を手に入れる」が反映されています。

「get」のコアイメージを意識しながら、下の例文をみてください。

「get」 例文

「I ‘ll get there in an hour.」(第1文型)

「あと1時間でそこに着くよ。」

「She got married with a handsome man.」

「彼女はイケメンと結婚した。」

「I got a cold last week.」(第3文型)

「先週風邪をひいた。」

「He got her a bag.」(第4文型)

「彼は彼女にカバンを買ってやった。」

「I’ll get my car repaired next week.」(第5文型)

「来週車を修理してもらうか。」

「get」 覚えていきたい表現

・「get」+「形容詞」→「~になる(状態の変化)」

「It has gotten colder and colder recently.」

「最近どんどん寒くなってきている。」

・「get」+「into A」→「Aに入る」

「A cat got into the box.」

「1匹の猫がその箱に入った。」

・「get」+「out (of A)」→「(Aから)出る」

「We should get out of here immediately.」

「我々はここからすぐに脱出するべきです。」

・「get」+「away」→「逃げる・脱出する」

「The shoplifter has already gotten away.」

「万引き犯はすでに逃げました。」

・「get」+「over」→「回復する・乗り越える」

「My father has gotten over a serious disease.」

「父は大病から回復しました。」

・「get」+「to」→「~に着く」

「I managed to get to the station on time.」

「なんとか駅に時間通りに着きました。」

・「get」+「across」→「~を横切る」「~を伝える」

「Let’s get across the crosswalk as soon as possible.」

「速くこの横断歩道を渡ろう。」

「Could you get what you wanted to say across to them ?」

「きみの言いたいことが彼らに伝わりましたか?」

「come」

「come」の基本

「come」 コアイメージ

「中心」にやってくる

「come」のコアイメージはこれです。

つまり、「go」と逆のイメージ。

「go」でもそうですが、「中心」=「話者」と考えてください。

「come」は、中心(+)にやってくるイメージなので、プラスのニュアンスになったりもします。

・「come to myself」「我に返る」

・「come true」「実現する」

・「come to a conclusion」「結論に達する」

といったように、「come」のあとにあまりマイナスの単語はきません。

ここが「go」と違うこと(特に第2文型)。

「come」 例文

「I’m coming.」(第1文型)

「今行くよ。」

「I came to myself after I listened to his story.」(第1文型)

「彼の話を聞いて、わたしは我に返った。」

「He came last in the competition.」(第2文型)

「彼はその競技でビリッケツだった。」

「I hope your dreams will come true.」(第2文型)

「夢が実現するといいですね。」

「I’m coming 20 years old.」(第3文型)

「わたしは来月で20歳になります。」

「come」 覚えておきたい表現

・「come」+「形容詞」→「~になる(プラスの意味)」

「His goal came accomplished.」

「彼の目標が達成した。」

・「come」+「out」→「明るみになる」「世の中にでる」

「The politician’s bribe came out.」

「その政治家の賄賂が判明した。」

「His newest book will come out next month.」

「彼の新作の本が来月出版されます。」

・「come」+「to」→「~になる」

「The war came to an end.」

「その戦争が終結に至った。」

「I’ve come to love her.」

「あいつのこと好きになってしまった。」

・「come」+「down」→「落ちる」「~で体調がだめだ」「結局は~だ」

「Big hails are coming down.」

「大粒の雹が降っている。」

「I came down with a cold last week.」

「先週風邪になりました。」

「What is the most important thing all comes down to money.」

「一番大事なのは、やっぱり金だ。」

・「come」+「into」→「~に入ってくる・やってくる」

「A good idea has come into my mind.」

「いい考えが浮かんだよ。」

まとめ

今回のポイント
  • 「go」「get」「come」の第2文型 → 「状態の変化」を表す
  • 「go」のコアイメージ → 「中心(プラス)」から離れる
  • 「come」のコアイメージ → 「中心(プラス)」にやってくる
  • 「get」のコアイメージ → モノ・状態を手に入れる

今回の例文からわかる通り、「go」「get」「come」はあまり「行く」「手に入れる」「来る」という日本語にはなりません💦基本動詞にはコアイメージというものがあり、「行く」「来る」という意味は、コアイメージから派生した一部の意味になります💡基本動詞は、1語でたくさんの意味を表しますので、そこは日本語にはない感覚です。学習しなければできるようになりません❗がんばりましょう🎵

ー To the Finest Hour ー

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