書店の英語書籍関連のコーナーにいくと、とにかく大量の英語参考書がありますよね。
こんなにあったら度どれを選べばいいの?、、と、困ってしまいます。
確かに参考書には特徴とか癖があります。
しかし、自分が学習したい分野のものであれば、あまり大きな違いはないと思います。
大事なことは、自分に適したテキストをどれだけ繰り返すか。
テキストは人それぞれ合う会わないの相性があるでしょうが、「これだけは」という大事なことを3点、そして私の参考書選びの基準を1点お伝えします。
もくじ
英語の教材選びで大事なのは3点
とにかく自分のレベルにあったもの
自分のレベルを大幅に超えるような、難しいテキストはやめましょう。
「問題集」を買うなら、自分より少し上のレベル、少し負担がかかるくらいのものが良いです。
しかし「ディクテーション」「音読」「シャドーイング」で使用する参考書であれば、易しいレベルの英文の素材を選んでください。
これらは、スムーズに流れるように英文を理解して、英語回路を体にたたきつけるためのトレーニングだからです。
自分のレベルより難しいと、スムーズに英文を理解できません。
しかもこういったトレーニングで負担が大きいと、モチベーションが保てません。
モチベーションを保ち続けられるもの
語学はダイエットや筋トレと同じで、長期の継続でできるかどうかです。
残念ながら一朝一夕では伸びません。
学習を毎日の日課にしなければなりません。
コツコツと続けられるかどうか。
ということで、繰り返し続けられるようなモチベーションを保ち続けることができる参考書です。
では具体的に何回繰り返せばよいのか?
結論、「人それぞれ」です。
ネットでもこういった質問がよくありますが、結局は「自分が納得いくまで」ではないでしょうか。
「これだ!」と閃いた教材を見つけて、信じて繰り返しやりましょう。
自分にとって必要なことを学べるものであれば、何でもよいです。
一度にたくさんの参考書に手を出さない
これは特に基礎が出来上がるまで。
ビギナーの方がいろんな参考書に手を出すと、頭の中がごっちゃになって知識が定着しません。
でもこれは語学だけでなく、どんな分野でもそうです。
「文法の参考書」は、中学レベルの内容を全て網羅し、かつ問題ページ(演習ページ)がちゃんとついてる参考書を1冊と、辞書的につかう参考書が1冊の、合計2冊以内あれば十分です。
「発音に使う参考書」は、(1)単語1語レベルでの発音の仕方が説明してあるものを1冊、(2)英語音声の特徴(リズム・連結・脱落・強弱など)を文章単位で学習できるものを1冊、合計2冊以内で十分です。
ただし繰り返すことです。
管理人の参考書選びの基準
シンプルなもの
ズバリ、開いたときに見やすいと感じたもの!
「豆知識」といった勉強している内容と関係ないことが載ってあると、あれもこれもと覚えなければならない感があり、肝心なことを習得することに集中できなくなります。
「この単元ではこれを学習する」ということが、はっきり明示された参考書なんかよいですね。
このサイトを通して、皆さんにおススメの参考書を紹介させていただきます。
「その基本方針は、シンプルなもの」といたします。
誰でも使えるものが、やりやすく、理解もしやすい。
そして、1つの分野に対して、あまりたくさんの教材は紹介いたしません。
1つの分野で、多くて5冊といたします。
それ以上ですと、ありすぎて皆さんを悩ますことになってしまうと思います。
まとめ
参考書にも人それぞれ相性があるので、一番いいのは自分で「これがいい」というもの。
私が紹介する参考書は、ご参考なまでに。
ですが、自分に合う参考書をいくらかやったからといって、それだけでは足りません。
3つだけ確実に言えることは、以下の通り。
1回だけでなく、反復できるもの(モチベーション維持できるもの)。
いろいろな参考書に一度に手を出さない(中途半端で終わらせない)。
参考書を使った語学学習は、確実に上記3つのことは断言できます。
「今やるべき参考書はこれだ」と明確にして、「これに賭ける」という思いが必要でしょう。
今回の記事は以上です。
― To the Finest Hour ―
自分のレベルにあったもの。