英語スピーキングテストVERSANTとは? 対策の仕方も簡単に解説します

 こんにちは、孤独なライターです。

 みなさん、「VERSANT」という英語の資格試験を知っていますか?おそらく、英語のスピーキング試験を視野に入れて英語を勉強してる人なら、一度は耳にしたことがあるはずです。VERSANTは英語のアウトプット(スピーキング、ライティング)の力を測る試験ですが、まだ有名ではないので、英語学習者でも知らない人のほうが多いと思います。ですが、VERSANTのスコアを採用・昇格に参考にする企業が増えてきているようで、今後はTOEICのようにスコアが良ければ有効な資格になることが期待できます。

 私はVERSANTスピーキングを2回受けました。その経験談をもとに、今回は「VERSANT」という試験について簡単に解説していきます。ライティングの試験もありますが、今回はVERSANTのスピーキング試験についてとします。

今回のポイント

「就職のため、転職のため」でなくスピーキング力を測りたいなら、TOEIC S&W ではなくVERSANTスピーキングを選択するべき。

 とにかくVERSANTは、TOEICよりも受験料も安いし気楽に受けられます。

この記事でわかること

①VERSANTの主要な情報について。

受験方法、受験料といったことについて述べています。

②VERSANTの試験の内容について。

VERSANTの試験形式、特徴について説明してます。

③VERSANTの対策の仕方について。

市販のVERSANT専門の問題集がないので、自分で対策を考える必要があります。いくつか私の対策の仕方を紹介してます。

では、本題にまいります。

VERSANT 概要

スマホ・パソコンを使って受験する

ポイント

使うデバイスによって、イヤホンが使えなかったりと制限があるため注意が必要。

 VERSANTは、試験会場に行って受験するタイプのテストではなく、自前のスマホ・iphoneやパソコンを使うスピ―キングテストです。なので、試験会場に行く手間をはぶくことができ、政令指定都市といった都会でしか受けられないTOEICのスピーキングテストに比べると大変便利。

 VERSANTの受験料は、5500円(税込)(2022年、7月時点)。TOEICは、スピーキングのみですと、6930円(税込)(2022年、7月時点)なので、VERSANTのスピーキングテストのほうがややお得です。ただ世間的認知度は、TOEICのほうが断然高いので、就活・転職のために受験するのであればTOEICのほうがいいかもしれません。しかし、VERSANTは広く知られるまでまだ発展途上だと思われるので、今後生かせる英語の資格になると私はみています。

24時間いつでもどこでも受験できる

ポイント

生身の人間の音声ではなく、自動音声だから自分の都合のいい時に受験できる。

 VERSANTは、英検・TOEICのように試験会場に行くテストではなく、スマホ・パソコンを使って受けるスピーキングテストで、音声が自動で流れていきます。スピーキングテストですが、実際に試験官と話すわけではなく、流れる音声の指示に従って、自分の声をデバイスに吹き込んでいきます採点も自動でされ、生身の人間がするわけではありません。以上からわかる通り、VERSANTは機械相手のテストなので、24時間いつでもどこでも受験ができます。

結果がすぐわかるスピーキングテスト

ポイント

テストを始めて、30分後には結果が出る。

 英検・TOEICは、筆記試験でも口頭試問でも結果が出るまでに2週間~1カ月くらいかかります。なんとVERSANTのスピーキングテストは、試験を始めてから20~30分後(テスト時間約20分)にはスコアが出ます。試験を終えてから、0~10分後には結果が出るんです。なので、自分のスピーキング力を測るのに別にTOEICじゃなくていいという人にはおすすめのスピ―キンング試験。受験料もいくらか安く、お家で受けれるので交通費がかかりません。就活・転職のためなら、世間の知名度がまだあるTOEICのスピーキング試験を受ければいいと思います。

VERSANT 試験の特徴

試験内容の形式

ポイント

いろんな形式でスピ―キング力を試してくる。

 『文章構文』『語彙』『流暢さ』『発音』『総合』のスコアが出ますが、これらを以下の試験形式で試してきます。

Part A:音読(Reading)(8問)

 あらかじめ呈示された短い英文を音読します。英文は8コです。

Part B:繰り返し(Repeat)(16問)

 流れてくる短い英文の音声をリピーティングします。

Part C:質問(Questions)(24問)

 短い英文で質問され、1~3語くらいの英語で答えていく形式です。

Part D:文の構築(Sentence Builds)(10問)

 3~5語の単語が音声で流れます。それらを並べ替えて正しい英文をつくる問題です。

Part E:内容説明(Story Retelling)(3問)

 英語音声の短いストーリーを聴いたあと、その内容を自分の言葉で要約する問題です。

Part F:自分の意見(Open Questions)(2問)

 英語音声で質問され、それに対する自分の意見を回答する問題です。

スピーキング試験だがリスニング力も試される

ポイント

問題冊子なし、英語の音声を聴いてから答えるため、当然リスニングできなければ答えられない。

 VERSANTは、テストの流れも問題自体も全て英語の音声で進められます。なので怖いことに、音声を聴き取れなければ、問題の内容がわからないので答えられません。英検・TOEICのリスニングは、質問内容や選択肢が問題冊子に書いてあるので、質問内容・選択肢の音声を聴き逃しても、問題冊子を見ればわかります。ですが、VERSANTは問題冊子がありません。最初の「Part A」の音読以外は、全て英語音声に頼らなければいけません。

音声が聴き取りにくい

ポイント

電話できくような音声だから、けっして楽にリスニングできない。

 VERSANTの音声は、とにかく聴き取りにくい!電話越しのような音質で、こもったように聞こえます。こういった点で、リスニングに関しては英検・TOEICよりも苦労します。質問内容がリスニングできないから、答えるにも答えられないという状況がVERSANTではよくあるでしょう。中学英語レベルの問題内容でも、音声を聴き取れなかったがゆえに、解答できないリスクも大いにあります。スピーキング試験ですが、リスニング力もバカにできません。

 どれだけ聴き取りにくいか知りたければ、VERSANTの公式ホームページ(https://www.versant.jp)でスピーキングのサンプル問題がありますので、ぜひ試してみてください。

VERSANT 対策の仕方

リピーティングする

ポイント

英語の音声を短期的に記憶することになれるため。

 VERSANTスピーキングテストは、英語音声を短期的に記憶する記憶力が試される問題が多いです。例えば、「Part B :繰り返し」「Part D:文の構築」「Part E:内容説明」。テストの半分以上の割合を占めます。短期的でも、短い英文を記憶するのは案外難しいものです。

 英文を短期記憶するのに有効なトレーニングは、「リピ―ディング」です。リピーティングの定義(やり方)は人それぞれありますが、私の方法だと以下の通り。

・テキストを見ない。

・1文全体を聴いてからリピートする。

音声を聴いてから英文をスピーキングするので、記憶力を鍛えるトレーニングになります。

TOEICリスニングの問題を使う

ポイント

質疑応答の問題の対策に、TOEICリスニング問題集が使える。

 まず先に言っておきたいのが、VERSANT専門の問題集・参考書はほとんどありません。なので、VERSANTに使えそうな教材を自分で探すことになります

 私がVERSANTの対策に使えそうだと思っているのが、TOEICリスニングの教材です。それでVERSANTの全てのPartの対策に使えるわけではありませんが、TOEICリスニングの教材で対策できるPartもあります。例えば、「Part B:繰り返し」「Part C:質問」「Part E:内容説明」。

・「Part B:繰り返し」には、TOEICリスニング「Part:1,2」

・「Part C:質問」には、TOEICリスニング「Part 3,4」

・「Part E:内容説明」には、TOEICリスニング「Part3,4」

が、使えるというのが私の考えです。TOEICリスニングの問題を使った詳しいVERSANTの対策の仕方については、別の記事で追々説明します。

ひとり英会話

ポイント

VERSANT試験の後半の、まとまった英文をスピ―キングする問題の対策には英会話トレーニング。

 ひとり英会話の一番の目的は、なるべく瞬時に自分で英文をつくれるようになることです。確かにオンライン英会話でもそれができるでしょうが、お金がかかります。月5000円くらいかけても全然負担にならないのならオンライン英会話でもいいでしょうが、なるべくお金をかけないでVERSANTの対策をしたいという方には、ひとり英会話がおすすめ!まして、もしスピーキング初心者ならオンライン英会話よりも、ひとり英会話・瞬間英作トレーニングのほうが費用対効果が高いと私は思います。スピーキング初心者がいきなりオンライン英会話をやっても、ほとんどしゃべれません

 では、ひとり英会話がVERSANTのどのPartに有効かというと、「Part E:内容説明」「Part F:自分の意見」です。どちらのPartも、ある程度の長さの英文を自分の言葉でつくらなければなりません。ひとり英会話で、「長文をリスニングしてから、英語で内容を要約してみる」「自分の意見を理由をつけて表現してみる」といったトレーニングをすれば、それだけでVERSANTの「Part E・F」の対策になります。

まとめ

 

 VERSANTスピーキングテストの概要・対策などについて解説してきました。VERSANTはまだまだ世間的認知度が低いですが、VERSANTスコアを採用する企業が増えてきているようなので、これからどんどん認知されるスピーキング試験になることが予想できます。今のところ、VERSANTの問題集・参考書はほとんどありませんが、徐々に販売されるようになると思います。それまではネットで情報を調べるしかないので、VERSANT受験経験者の話を参考にしていきましょう。では、今回の記事のまとめに入ります。

まとめ1

VERSANTのスピーキング試験は、TOEICのスピーキング試験よりも気軽にできる。

 スマホ・パソコンがあれば、24時間いつでもどこでも受けれます。すぐ結果も出ますし、受験料もTOEICよりややお得です。

まとめ2

VERSANTのスピーキング試験は、もちろんスピーキングの試験だが、スピ―キングと同じくらいリスニング力も試される。

 VERSANTスピーキング試験の音声は、とにかく聴き取りにくいので、リスニング力も必要になります。

まとめ3

VERSANT専門の教材はほとんどないから、ネットで経験者のアドバイスから対策の仕方を考える。

 私の考えでは、TOEICリスニング教材はVERSANTにも使えます。

今回は以上です

ー To the Finest Hour ー

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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。