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孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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「speak」「talk」「say」「tell」「chat」 「話す」を表す英単語

こんにちは、孤独なライターです🎵

今回は、「話す」を意味する英単語

・「speak」

・「talk」

・「say」

・「tell」

・「chat」

これらを解説していきます。

メインは「speak」「talk」「say」「tell」。

はじめに

「speak」「talk」「say」「tell」の違いは、なんとなく分かる英語学習者も多いでしょうが、いざその違いを説明してくださいとなると、困る方も多いのかと思います💦「英語を話す」なら「speak」でしょ?「誰かとお話しする」なら「talk」でしょ?その通りです。でも、英語初級者レベルなら、違いを説明できることはそれぐらいにとどまると思います。それではいけません。今回は、それぞれの単語のコアイメージを説明して、基本的な使い方を解説していきます🎵

今回のポイント

「speak」「talk」「say」「tell」を使い分けられるようになること

ではまいります、レッツゴー✨

speak

speak コアイメージ

speak コアイメージ

・「音を立てる」がコアイメージ

・話の「内容」や、話す「対象」に焦点が当たらない

「speak」は、「動作」型の「話す」を意味する動詞。

「話す」という「動作」に力点が置かれるのが「speak」です。

話の「内容」と話す「対象」に焦点が当たりません

「音を立てる」というのが「speak」のコアイメージで、AV機器の「スピーカー(speaker)」はまさに「音を立てるもの」。

一般的に「speak」は、「ある言語を話す」「(とにかく声に出して)話す」「演説をする」のような意味で使われます。

しかし(音は立ってないが)、「(感情など)を物語る」というニュアンスでも使うことができます。

speak 例文

「He speaks three languages.」

「彼は3ヵ国語話せる。」

「The politician speaks regularly in front of the station.」

「その政治家は定期的に駅の前で演説します。」

「Could you speak a little more slowly ?」

「もう少しゆっくりおっしゃっていただけないですか?」

「The dog was speaking for some food.」

「その犬は、食べ物が欲しくて吠えていた。」

「His expression spoke of tiredness.」

「彼の表情は、疲れを物語っていた。」

talk

talk コアイメージ

talk コアイメージ

・「speak」と同じく「動作」に焦点

・「speak」と違って、話す「相手」が必要

「話す」「しゃべる」という「動作」に焦点を置くのが「talk」。

「動作」型の「話す」を意味する動詞です。

話す「内容」には焦点が置かれません

基本「talk」は話す「相手」がいりますが、ない使い方もします。

・「talk sence」(筋が通ったことを言う)

・「talk nonsence」(わけがわからないことを言う)

・「People talk」(世間はうるさい) などなど

「talk」は「説得して~させる」「(金などが)ものを言う」「人に影響を与える」などの意味でも使われます。

talk 例文

「He was talking to himself.」

「彼は独り言を言っていた。」

「The medication has been talking to me.」

「薬が効いてきたよ。」

「You were talking in your sleep last night.」

「君昨日の夜、寝言言っていたよ。」

「I talked him into cleaning the room.」

「彼を説得して部屋を掃除させたよ。」

「Money talks eventually.」

「結局は金だ。」

say

say コアイメージ

say コアイメージ

・「内容」を伝えるに焦点

・言う「相手」には焦点が置かれない

話す「内容」に焦点が置かれ、話す「相手」には焦点が置かれないのが「say」。

つまり、「情報伝達」型の「話す」というのが「say」の本質になります。

「Newspaper say~」「People say~」のように、「内容」がメインのときは、「say」が使われます。

文脈によっては「話す」だけでなく、「書いてある」「~と表示されている」「~と伝えられている」といった日本語になってきます。

また会話で使えそうなイディオムとしては、「Let’s say~(例えば)(~と仮定してみると)」が挙げられます。

say 例文

「Everyone said that things were going well.」

「みんなが、順調に物事が進んでいると言っていた。」

「Newspaper said that there was a big earthquake in South Amerika.」

「新聞によると、南米で巨大地震があったようだ。」

「The TV says it’s ten A.M.」

「テレビでは、午前10時と表示されている。」

「People often say that your mind controls your health.」

「世間ではよく『病は気から』と言います。」

「I say a little prayer.」(アレサ・フランクリンの歌)

「ちょっと祈りを唱えます。」

tell

tell コアイメージ

tell コアイメージ

・「内容」を「相手」に伝える

・「say」と「talk」が合わさった感じ

・第1、第3、第4、第5文型で使える

「内容」を「相手」に「話す」のが「tell」のコアイメージ。

つまり「情報伝達型」と「動作型」が合わさったものと言えます。

「内容」も「相手」も焦点が置かれます

「I’ll tell you the truth.」

「キミに真実を教えるよ。」

このように「speak」「talk」「say」と違って、第4文型でも使うことができます。

「tell」は「話す」とか「言う」という意味だけでなく、「教える」「命じる」 さらには「わかる」「不利に影響する」という意味にもなります。

tell 例文

「I told you that the other day.」

「そのことこの前キミに言ったじゃないか。」

「He told her to finish the job.」

「彼は彼女にその仕事を終わらせるよう命じた。」

「Do you tell the difference between these two items ?」

「この2つの商品の違いわかりますか?」

「I can’t tell cookie from biscuit.」

「クッキーとビスケットの見分けがつきません。」

「Walking an hour tells on me.」

「1時間のウォーキングは私には堪える。」

chat

chat コアイメージ

chat コアイメージ

・「おしゃべりする」がコアイメージ

・「重い話」「講談」とかではなく、「些細な話」「くだらない話」をするのが「chat」

「どうでもいいこと」を「おしゃべり」するのが「chat」。

どうでもいいことをメッセージでやりとりし合うのを「チャットする」といいますよね?

「他動詞」で使うなら、「~をナンパする」「~を口説く」という意味になります。

似た単語で「chatter」がありますが、これは「ぺちゃくちゃしゃべる」「ペラペラ雑談する」といったように、「やかましい」という意味が含まれます

chat 例文

「I chatted with him on the subject yesterday.」

「昨日その話題について彼と話したよ。」

「Let’s chat on the Internet.」

「オンラインでチャットしようよ。」

「He said he had chatted a woman the day before yesterday.」

「おとといナンパしたって彼言ってたよ。」

まとめ

今回のまとめ

・「speak」 → 「音を立てる」がコアイメージ 「内容」と「相手」に焦点がない

・「talk」 → 「相手」に焦点 「内容」に焦点がない

・「say」 → 「内容」に焦点 「相手」に焦点がない

・「tell」 → 「内容」と「相手」の両方に焦点

以上、「話す」を意味する英単語を比較して解説してきました。「chat」「chatter」は、「おしゃべりする」「あーだこーだしゃべる」という意味ぐらいなので簡単です。メインは「speak」「talk」「say」「tell」でしたね❓それぞれの単語でとれる文型は変わってきますし、文型が変わればもちろん意味も変わってきます。それぞれの単語でとれる目的語の種類も変わります。それがわかるのは、各単語のコアイメージが理解できてから💡ぜひこれからも当サイトを英語学習の参考にしてください🎵

ー To the Finest Hour ー

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