こんにちは、孤独なライターです。
今回は『速読英単語 入門編』について。
アイキャッチ画像と下の画像は「改訂第2版」ですが、現時点で一番最新の「改訂第3版」を特集します。
『速読英単語』は高校生に人気の単語帳シリーズですが、大学受験生の間では『入門編』を知らない人も多いです。
『速読英単語 必修編』をやれば『入門編』の単語をカバーできるので、『必修編』より需要がないのでしょう。
しかし、
私としては、「単語帳」以上に「スピーキング教材」として推薦します。
①『速読英単語 入門編』を使うタイミング。
「インプット」と「アウトプット」に分けていきます。
②『速読英単語 入門編』の特徴。
『速読英単語 中学版』『速読英単語 必修編』と比較します。
③『速読英単語 入門編』の使い方。
より詳しい説明は、関連記事を載せますのでご覧ください。
ではさっそく本題に入ります。
もくじ
『速読英単語 入門編』 使うタイミング
中学英語はひと通り知ってるけど『必修編』は難しいという方
『速読英単語 中学版』と『速読英単語 必修編』のレベルの差はかなりある。
インプットを目的とした人で、『必修編』が難しいという人は、『入門編』をトライしましょう。
「速読英単語」を使ったインプット学習は、必ず『必修編』までやるべき。
『入門編』と『必修編』は「掲載語彙」が割とかぶっており、『必修編』をやれば『入門編』の単語をだいぶカバーできます。
掲載語彙数は圧倒的に『必修編』が多いです。
つまり『必修編』の単語をマスターすれば、自ずと『入門編』の単語もカバーしたこと。
もし『必修編』の長文を、単語の意味を調べても読解できないのであれば、『入門編』をやりましょう。
『必修編』の踏み台として『入門編』をマスターです。
英語の基礎は固めたから、アウトプットの訓練をしたい方
基礎が固まっているなら『速読英単語 入門編』から始めてもOK。
簡単なスピーキングからアウトプットのトレーニングを始めたい人は、『速読英単語 中学版』から始めてもいいのですが、基礎が固まっているのであれば『入門編』からスタートするのもアリ。
『入門編』の前半の長文と、『中学版』の後半の長文は、そこまでレベルが変わりません。
(『入門編』の後半は、難易度がいくらか上がります。)
『入門編』の前半を「瞬間英作」できるようになれば、『中学版』レベルの英語は「瞬間英作」できるということです。
ちなみに『必修編』はアカデミックな英文。
それより日常語をより多用した英文を「瞬間英作」したほうが、日常会話に役立てられます。
『入門編』の特徴
掲載語数
見出し語 約1400語
関連語の掲載は、『必修編』と比べて明らかに少ないです。
見出し語に1つ1つ例文がついている
例文とその日本語が書いてあるので、瞬間英作トレーニングに使えます。
『中学版』とかぶる見出し語がある
おそらく『入門編』の最初のほうは、中学英語の復習を意図してつくられた感じ。
見出し語はどれもが日常会話に出てきそうなものばかり。
高校英語の単語帳だけど、『中学版』で扱ってもいいくらいの日常語レベルの、見出し語が多いです。
『必修編』とかぶる見出し語が多々ある
『中学版』以上に『必修編』と掲載語句がかぶります。
『必修編』は『入門編』の見出し語を、ほとんどカバー。
基本動詞の解説がある
基本動詞の「コアイメージ」は、イラスト+文字で説明。
そして基本動詞を使った熟語表現をいくつかピックアップしております。
基本動詞の詳しい解説量ではなく、初級者にはちょうどいいくらい。
『入門編』の使い方
初級者
インプット教材として使う。
①「黙聴」「黙読」から始めて「シャドーイング」まで。
やり方の詳細は以下のリンクに書いてあります。
②長文を精読しながら単語を覚えていく。
見出し語のページだけをみて、単語を暗記しないように。
文脈のなかで、単語の意味を覚えましょう。
中級者
中級者とは、英検2級・TOEIC L&R 700のレベル
アウトプット教材として使う。
長文のレベルは『中学版』より上がるものの、それでも日常会話に使われそうな単語を集めた長文だから、アウトプットの教材に適しています。
①中級者にとっては未知の単語が少ないので、「瞬間英作」する前に、未知の単語があれば一気に全部覚える。
1時間あれば全部終わると思います。
単語を覚えたり読解トレーニングするわけではなく、見出し語のページだけをみて、未知の単語を探すだけなので、一気に全部片づけてしまいましょう。
②単語・長文の内容を全て完璧にしたら、ひたすら「瞬間英作」を。
最初は、「1文やっては日本語を確認」でOKです。
長文一題すべてできそうになったら、まとめて瞬間英作してその後に確認しましょう。
まとめ
『速読英単語 入門編』を解説してきました。
この教材の「改訂第2版」もありますが、「改訂第3版」をおすすめします。
長文の量が増えてたくさん瞬間英作できるからです。
では今回の記事のまとめです。
『速読英単語 必修編』の長文を理解できない場合。
「黙聴」から始めて「シャドーイング」までやります。
英語の基礎(文法・発音)が固まっていて、『速読英単語 中学版』では物足りない場合。
今回の記事は以上です。
― To the Finest Hour ―
『入門編』は『中学版』と同様に、スピーキングのトレーニングとしてはめちゃくちゃに使える。