こんにちは、孤独なライターです。
今回のテーマは、『速読英単語』シリーズです。
大学受験生の間で人気を誇る単語帳シリーズ。
発行元は「Z会」で、受験教材をたくさん出版したり、教育事業で名が知られています。
英語の基礎学習で使う教材で、単語帳でおすすめするシリーズの1つです。
当シリーズは「単語帳」ではありますが、単語を覚えるだけに留まってはもったいないもの。
なぜかというと
単語帳なのでインプット学習で使うものですが、アウトプット学習にも使えます。
ここが驚き!!
①『速読英単語』シリーズの特徴。
何がコンセプトの単語帳なのか?このシリーズにはどんなものがあるか?について簡単に説明します。
②『速読英単語』シリーズをおすすめする具体的理由。
インプット学習でもアウトプット学習でも、いろいろ英語のトレーニングできることが一番の理由です。
③『速読英単語』シリーズの各単語帳の特徴。
各単語帳の掲載語数、レベルについて説明しています。
では、本題にまいります。
もくじ
『速読シリーズ』概要
「長文」で単語を覚える
この単語帳シリーズは、英語の長文がたくさんある。
長文をたくさん載せた単語帳は、意外にも少ないです。
有名な単語帳シリーズでも、「1文」「1フレーズ」の中に見出し語を組み込むくらい。
このシリーズのコンセプトは、「単語の意味文脈で覚える」です。
文脈の中で意味を覚えるのであれば、「1文」ではなく「長文」のほうが効果的!
本シリーズは、開いて「左」に英語の長文、「右」にその日本語訳が載ってます。
単語帳の種類
単語帳4冊、熟語帳1冊。
①『速読英単語 中学版』→中学レベル
②『速読英単語 入門編』→高校初級レベル
③『速読英単語 必修編』→高校中級レベル
④『速読英単語 上級編』→高校上級レベル
⑤『速読英熟語』→高校中級レベル
音声CDについて
「無料ダウンロード」と「別売りCD」のどちらか。単語帳による。
『中学版』は『入門編』は無料ダウンロード。
『必修編』『上級編』『英熟語』はCDで「別売り」。
速読シリーズをおすすめする理由
長文が豊富で、長文の音声があるからいろいろなトレーニングができる
たくさんの英語を読み、聴くことができる。日本語訳もある。
速読英単語シリーズをおすすめする一番の理由はこれ。
「リスニング」「リーディング」「スピ―キング」「ライティング」全てのトレーニングがまとめてできるんです。
①全長文の音声があるから、「リスニング訓練」ができる。
音声のスピードは「編」によって異なります。
また「見出し語の音声」の有無も、「編」によって異なります。
②長文が豊富だから、「リーディング訓練」ができる。
長文の長さは、レベルが高い「編」ほど長くなります。
③長文の全訳がついているから、「1人スピーキング訓練」ができる。
日本語を見てすぐに口で英作する「瞬間英作」がたくさんできます。
④長文の全訳がついているから、「ライティング訓練」ができる。
日本語訳を見て英作文し、英文を見て答え合わせがすぐにできます。
「シャドーイング」「音読」「瞬間英作」がたくさんできる
「インプット」学習だけでなく、「アウトプット」学習にも活用できる。
①「瞬間英作」はアウトプットの訓練で、一人でもできる。
長文がたくさんあるので、一人でもアウトプットの訓練がたくさんできます。
②長文が豊富であるがゆえに、まとまった量の英文を「シャドーイング」「音読」できる。
最初からシャドーイングは厳しいという方が多いと思うので、「リピーティング」「オーバーラッピング」から始めましょう。
「派生語」・「類義語」・「反意語」がたくさんある
「関連語」もまとめて覚えることができる。
当シリーズは見出し語は多くないものの、「関連語」がたくさん。
「派生語」「類義語」「反意語」があれば、単語と単語を関連づけて学ぶことができるから、記憶しやすいメリットが期待できます。
各編のレベル(掲載語数は関連語含める)
当シリーズの単語帳・熟語集を制覇すれば、推定語彙数「8000語」を超える。
『中学版』
・高校受験、英検3級レベル。
・掲載語数 約2300語。
・中学英語をやり直したい人、日常英語を徹底的に身につけたい人
・日常会話といっても、「俗語」「俗的表現」は載っていない。
『入門編』
・高校英語初級、英検準2級レベル。
・掲載語数 約1000語 (見出し語700語)。
・日常英語を徹底的に身につけたい人。
・日常会話といっても、「俗語」「俗的表現」は載っていない。
『必修編』
・高校英語中級、英検2級レベル。
・掲載語数:約3100語 (見出し語1900語)。
・大学受験全般、英検2級目指す人。
『上級編』
・高校英語上級、英検準1級レベル。
・掲載語数:約2200語 (見出し語900語)。
・難関大受験者 アカデミックな英文に慣れたい人。
『英熟語』
・初級~中級の英文レベル。
・掲載熟語数:熟語(855個)+構文(224個) 合計1079個。
・大学受験者 英検準2級~準1級
まとめ
『速読英単語』シリーズを紹介してきました。
全シリーズを「シャドーイング」「瞬間英作」までスラスラできるようになれば、英検準1級は合格できます。
英語上級者の域でしょう。
私にとって『速読英単語』シリーズは、英語学習の宝物。
みなさんも、なにか1つ英語学習の愛読書として、深く付き合ってみてはいかがでしょうか?
『速読英単語』シリーズは、長文を使って単語を覚えるもの。
・受験参考書の中で、最も長文が多い単語帳シリーズの1つ。
・全部で5種類。中学英語から大学受験上級まで。
・音声CDは別売り。参考書によってはダウンロード形式もある。
おすすめする理由は、「リスニング」「リーディング」「スピーキング」「ライティング」全てのトレーニングができるから。。
・英語の長文と日本語訳もあるから、シャドーイングや瞬間英作などいろんなトレーニングができる。
・単語帳でありながら、アウトプットのトレーニングもできる。
・見出し語の関連語がたくさん載っているのも魅力的。
英検、受験といった目的別に単語帳を選択。
・当シリーズ全ての単語を制覇すれば、推定語彙数「8000語」は超える。
・『中学版』『入門編』の長文は、日常会話レベル。アウトプットトレーニングに使える。
・大学受験の単語帳だが、英検にも使える。
速読シリーズの「学習の仕方」については、以下のリンクを参考にしてください。
今回の記事は以上です。
― To the Finest Hour ―
英語の4技能全てのトレーニングができるから。