こんにちは、孤独なライターです。
今回は、準1級のリスニング対策について解説します!
英語を話せるようになりたいのであれば、英語のインプット学習を先にするべきであって、まずは英検2級の英語力をつけるべきだというのが、私の考えです。
なので、英検準1級以上を目指すことを強くおすすめするわけではありません。
ですが2級に合格すれば、準1級合格も目指したくなる方もおられると思います。
そんな方のために、英検準1級対策の記事を書きます。
「Part2」が難問で、国公立大学2次試験の英文をリスニングするようなものです。
①英検準1級と英検2級のリスニングの違い。
難易度がかなりアップし、形式も変わります。
②英検準1級リスニング、対策の仕方。
高校英語はほほパーフェクトにすることです。
③英検準1級リスニング おすすめ教材。
英検の対策ですが、なんとTOEICの教材も紹介してます。
では、本題に入ります。
もくじ
英検2級のリスニングと何が違うのか?
英検リスニング問題は、準1級からドンと難易度がまします。
準1級のリスニング問題は、「Part1(日常会話)」「Part2(説明文)」「Part3(日常シーン)」から成ります。
「会話問題」と「日常シーン」のリスニングも難易度があがりますが、それ以上に「説明文」のリスニングが明らかに難しい。
2級までのように「特に対策をしなかったけど合格できた」ということがいよいよ通用しなくなります。
大学入試中級レベルの英文のリスニングになる(Part2)
これが当てはまるのは、「会話」問題ではなく「説明文」の問題。
大学入試センター試験(共通一次)の、長文読解の英文レベルより高度な英文をリスニングしなければならない問題もざらにあります。
テーマも、「歴史」「現代社会」「テクノロジー」とかなり幅広くなります。
リスニング問題なので、リーディングではできるような「何回か英文を読む」ことができません。
英文は一度しか流れませんので。
「説明文」のリスニングの割合がドンと増える
2級のリスニング問題とは比べものにならないくらい、説明文が増え、英文量も長くなる。
「Part2」は「説明文」のリスニング問題です。
準1級のリスニング問題で、一番難易度が高い!
リスニングする英文の量が2倍くらいになり、後半(Part3)は問題の形式が変わる
これは試験全体的な傾向です。
「Part1」は「日常会話」ですが、2級の日常会話問題と比べて英文量が2倍近くにも。
そして「Part3」の問題形式は、2級にはない形式です。
「Part3」の問題形式は
①音声が流れる前に、「Situation」と「Question」読む。
②音声を聴く。
③設問に答える(1題につき設問1つ)。
「空港アナウンス」「ビジネス」といった、「日常シーン」的な内容です。
「日常会話」よりもかしこまった英語のリスニングです。
英検準1級リスニング 対策の基本
英検2級までの単語・イディオムはマスターする(Part1~Part3)
2級の単語帳にのってない単語(専門用語)も出る。
2級のリーディングに出てくるような単語・イディオムが普通に出てきます。
そんなレベルなので、2級レベルの語彙力は必須です。
アカデミックな英文のリスニングに慣れる(Part2)
「Part2」は、2級の長文読解の英語をリスニングする感じ。
英検2級リーディングレベルの説明文を使って、リスニングトレーニングしてください。
TOEICのリスニング問題集を使う(Part1とPart3)
準1級リスニングの「Part1」と「Part3」は、TOEICリスニングの「Part3」と「Part4」と似ている。
文法も単語もレベルが同じくらいです。
そしてどちらも「日常会話」「日常シーン」をもとにした問題。
ですが、音声のスピードはTOEICのほうが速い!
なので準1級のリスニング「Part1」「Part3」の高地トレーニングになります。
英検準1級リスニング おすすめ教材
『速読英単語 必修編』Z会
準1級リスニングの「Part2」対策としてのもの。
この教材の英文が完全に「Part2」と性質的に一致してるわけではありませんが、似ているところがあります。
文法的にはこの教材のほうがやや難しいですが、語彙的には準1級の「Part2」のほうが難しい。
長文の量が豊富なので、たくさんリスニングトーニングできるので、ピックアップしました。
『公式TOEIC Listening&Reading トレーニング リスニング編』国際ビジネスコミュニケーション協会
準1級リスニングの「Part1」「Part3」の対策として。
先ほども言った通り、準1級の「Part1」「Part3」と、TOEICの「Part3」「Part4」は性質が似ています。
TOEICのリスニング問題集もたくさんありますが、ここは無難に「公式問題集」をピックアップします。
ちなみに、私はTOEICリスニングで一気に「110点」アップしたとき、この教材も使いました。
『英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題』旺文社
過去問以外で、英検に特化した問題集をやるのならこのシリーズが無難。
教材の作りもシンプルです。
まとめ
英検準1級のリスニング対策を解説してきました。
リスニングに関しては、準1級からグンと難易度がアップします。
2級までのリスニングとは形式も異なるので、しっかりと対策する必要があります。
では、今回の記事のまとめです。
英検2級までの語彙・イディオムを完璧にする。
特にこれは、「Part2」の対策です。
「説明文(Part2)」がドンと難易度が高くなるから、アカデミックな英文のリスニングに慣れる。
大学入試共通テスト(センター試験)のレベルよりも高い英文をリスニングしなければなりません。
準1級リスニングの「Part1」「Part3」の対策には、TOEICのリスニング問題集が使える。
「Part1」「Part3」は、TOEICリスニングに似ていますが、音声はTOEICのほうが速いので、高地トレーニングになります。
今回の記事は以上です。
ー To the Finest Hour ー
「Part2」の説明文問題で、いかに点数をとれるか。