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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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英検3級 リーディング対策 中学英文法をマスターする

こんにちは、孤独なライターです。

今回は、英検3級リーディング対策について解説していきます。

英検3級のリーディンングは、英文の構造がシンプルで1文そのものは長くありません。

高校英語で出てくるような、「倒置構文」「強調構文」のような複雑な英文はなし。

また中学英文法の山場だと言われている、「関係詞」を使った英文はあまり出てきません

単語選択問題で1問出るか出ないかです。

今回のポイント

英検3級 リーディング 基本対策は「中学英文法」と「単語」。

英検3級のリーディング問題は、「基本的な英文法」と「最頻出単語」を知っているのかを問うてるものです。

読解力を試すよりも、英語の基本中の基本を学習したかどうか。

今回の記事でわかること

①英検3級リーディング 対策の基本。

英語の基本中の基本を確実に学びましょう。

②英検3級 リーディング対策 おすすめ教材。

紹介する単語教材以外は、中学英文法を確実に学ぶためのもの

③英検3級 リーディング問題の時間配分の仕方。

制限時間に対して問題量は多くないので、焦らず。

では本題にいきます。

対策の基本姿勢  「精読」に尽きる

「速読」を意識しなくても大丈夫

ポイント

「素早く」ではなく、「スムーズ」に英文を読めるか

3級のリーディング問題は、「問題の量」と「解答時間」から考えれば、急いで解く必要はありません

では何を意識するのかというと、英文の意味がスムーズに理解できるかということです。

速く読む必要はありません。

論理的に英文を読んでいくといった「読解力」は必要ない

ポイント

英文のレベルは高度ではなく、日常会話レベル

読解に特にこれといったテクニックは必要ありません。

「日常会話レベルの英文」を「スムーズに読める」ためには、「中学英文」と「中学レベルの単語」をしっかり固めること

そしてその後、長文を使って1文1文ちゃんと確実に意味を理解していくことが大切です。

これが「精読」というもの。

そうしていく内に、長文に慣れていって3級レベルの英文をスムーズに理解できるようになります。

仕上げは、過去問で時間配分を決めたりするなど、試験対策をするのみです。

英検3級リーディング対策 おすすめ教材

『でる順 パス単 英検3級』 旺文社

ポイント

『でる順 パス単』シリーズは、英検の過去の問題を参考に作られたもの

英検の過去のデータをもとに作られた単語帳なので、紹介しないわけにはいきません。

ただ「英検に特化した単語帳」といっても、英検(2級まで)に出てくる単語は、TOEICのように業界用語ではなく、学校で習う英単語と基本的に同じです。

当サイトで紹介してる『速読英単語』シリーズといった、学校で使う単語帳でも問題ありません(英検2級までは)。

(『速読英単語』シリーズに関しては、以下のリンクを参考にしてください。)

あと『でる順 パス単』シリーズは、基本的に単語の用例が各単語にありますので、「句・1文」を使って単語をインプットできます(『速読英単語』シリーズもまた然り)。

『速読英単語 中学版』 Z会

ポイント

『速読英単語 中学版』は、英検3級の単語をかなり網羅している。

・中学レベルの英単語帳。

掲載語数、約2000語

・英検3級リーディング問題の「単語選択問題」において、4つの選択肢の単語の90%以上は、この単語帳にのっている。(2020年度、3回分の過去問を調べた結果)

・長文がたくさんあるから、「単語習得」と「長文を使ったトレーニング」が同時にできる

この教材については、以下のリンクを参考にどうぞ。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』 ベレ出版

ポイント

中学英文法を「復習するもの」であって、「学ぶためのもの」ではない。

・文型とか文法の分野別にまとめられているから、自分の苦手な文法を把握しやすい

英検3級のライティング・スピーキング対策にも使える

中学英文法をまだ勉強していない方には、この参考書は向きません。

文法の解説がのってないから、理解できない文法がわかるようにならない。

自分の苦手分野がわかりやすので、復習するにはもってこいです。

簡単な英語の短文を作るトレーニング書なので、アウトプット対策にも使えます。

『NHK基礎英語 1週間で仕上げる』シリーズ NHK出版

ポイント

中学英文法を着実に「学習したい」方向け。問題を解きながら学習できる。

英検3級のみならず、英語の全てにおいて中学英文法はベースになります。

中学英文法を完成させていない方は、一刻も早くマスターしてください。

この参考書の詳しい内容は、以下のリンクを参考にしてください。

過去問で試験対策

時間配分を決める

ポイント

3級はそこまで問題量が多くないから、余裕をもった時間配分でOK。

時間配分を決めるのは時間内に最後まで解答できるためです。

決めた時間配分で過去問・問題集を解けば、「時間内に解答が終わるペース」が把握できます。

私の考えでは

・大問1 → 10分

・大問2 → 15分

・大問3 → 20分

まずは大問別で時間を計って解いてみて、時間内に解答できるスピードを知ってください

試験の形式に慣れる

ポイント

だいたい英検のリーディングの長文問題は、問題の順番通りに答えとなる箇所がある。

「問題②の答えになるところが、問題①の答えになるところより、先に書いてある」、といったパターンは少ないということです。

過去問を解けば、そういった傾向を知ることができます。

よく「試験の形式が変わると平均点が下がる」といいますね。

これは、「試験の形式に慣れていないから」といえます。

まとめ

英検3級のリーディングの基本学習は、「精読」です。

中学レベルの英文を、着実に読み込みましょう。

今まで学習した中学英文法の知識を使って、理解するまで英文を精読です。

では、英検3級リーディング対策のまとめです。

まとめ1

問題数が多くないから、速読の必要はない。

3級レベルの長文を、「素早く」ではなく「スムーズに」読めれば十分です。

まとめ2

「中学英文法」と「中学レベルの英単語」をマスターする。

マスターしたら、長文を「精読」するトレーニングに移ります。

まとめ3

長文に慣れたら、過去問で試験対策する。

過去問対策は、「時間配分」の設定と、「試験の形式を知る」ことが目的です。

今回の記事は以上です。

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