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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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英語と日本語の文法的な違い 英語の大原則とは?

こんにちは、孤独なライターです。

今回の記事のテーマは、日本語と英語の「文法の根本的違い」について。

外国語を勉強するにあたって最初に重要になってくることが、母国語と習得する第2言語は根本的に何が違うのか、ということを知ることです。

・文を構成するもととなる文法の、両者の大きな違いは何なのか?

・音を使って文を発する発音の仕方の、両者の大きな違いは何なのか?

こういう根本的なことをから知る必要があります。

しかし、そういったことは学校の英語授業では教わらないのが現状なのです。

英語と日本語の大きな違いを知らなければ、英語学習は進みません。

知っといたほうが上達は速い。

今回のポイント

英語は、語順にルールがある。

これは、英語の大原則中の大原則です。

今回の記事でわかること

①日本語の、言葉の順序に関する特徴について。

1つの意味のことでも、言い方にバリエーションがあります。

②英語の、言葉の順序に関する特徴について。

1つの意味のことを表現するのに、日本語ほどバリエーションはありません。

③特に順序に気をつけなければならない、英語の言葉について。

英文における要の詞(重要品詞)は、文中での配置場所に気をつけなければなりません。

英語の特性を、日本語と比較してみていきます。

では、本題に入ります。

日本語では、言葉の順序に決まりがあるのか?

日本語は、語順に厳しいルールはない

ポイント

日本語は、単語の語順が違っても意味の大きな違いはない。

・「 私は英語を勉強する 」 → 「主語」+「目的語」+「動詞」

・「 私は勉強する英語を 」 → 「主語」+「動詞」+「目的語」

・「 英語を私は勉強する 」 → 「目的語」+「主語」+「動詞」

・「 英語を勉強する私は 」 → 「目的語」+「動詞」+「主語」

・「 勉強する英語を私は 」 → 「動詞」+「目的語」+「主語」

・「 勉強する私は英語を 」 → 「動詞」+「主語」+「目的語」

これらの例文を見てわかる通り、言葉の語順が違っても意味の大きな違いがありません

日本語は、「助詞」が単語の役割を決定する

ポイント

「助詞」とは、単語の後にくっつき、それが前後の単語とどのような関係になるのかを決める。

「~は」「~を」といった「助詞」が単語につくことにより、単語が文の中でどういう役割になるのかが決まるのです。

先のボックスの中の日本語を見てください。

「私」が「主語」、「英語」が「何を?」にあたる「目的語」、「勉強する」が「動詞」になります。

英語でもいろんな語順で同じ意味が表せるのか?

英語は、単語の並べ方にルールがある

ポイント

語順にルールがあるというのが、日本語にはない英語の最大の特徴。

では、先の日本語を英語に変換するとどうなるのか見ていきます。

「 I (私は)  study(勉強する)  English(英語を). 」

→ 「主語」+「動詞」+「目的語」

見てください。

「主語」→「動詞」→「目的語」 という語順

になってますよね。

では日本語のように、この語順を並べ替えることができるかというと

できません

下の語順は全て間違い

・「Study I English.」

・「Study English I.」

・「English I study.」

・「English study I.」

・「I English study.」

英語という言語は、語順というものがあります。

英語では「配置される位置」によって、文の中で単語がどういう役割になるか決まる

ポイント

配置を間違えれば、全く別の意味になり得る。

下の例文を見てください。

Nancy  likes  John . 」 → 「 ナンシージョンが好きです。 」

John  likes  Nancy . 」 → 「 ジョンナンシーが好きです。 」

このように、「ナンシー」と「ジョン」の配置場所を入れ替えると、意味が全く変わってしまいます

ではもう1つ例文を。

「I  gave  him a  pen .」 → 「私は彼にペンをあげた。」

この文は正常です。

しかし語順を以下に変えると

「I  gave  a  pen  him .」 → 「私はペンに彼をあげた。」

どうですか?      

「him」と「a pen」を入れ替えると、2つ目の例文は意味がチンプンカンプンになります。

「英語は語順にルールがある」というのは、こういうこと

英語には、5種類の「文型」というものがあり、それぞれの文型で語順のルールがあるのです。

ちなみに

「I  gave  a  pen  to  him .」

こちらは、正しい英文になります。

「英語は語順が命」です。

ただしここで注意したいことは、英文すべての単語の配置にこのルールが当てはまるということではないということです。

しかし

英語の文の主要な要素(「主語」「動詞」「目的語」「補語」)は、正しい位置に配置しなければいけない

ということです。

「主語」「動詞」「目的語」「補語」に関しては、以下の記事でふれています。

まとめ

今回の記事では、英文法の最も大事なルールを見てきました。

長い英文になればなるほど、基本が分かってなければ読んでも理解できないですし、英作文もできません。

単純な英文でも難解な英文でも、同じ文法ルールから成り立っております

英語初心者の方は、以下のまとめを意識して英文法を学んでいきましょう。

今回の内容は英語に関係した全てのことにつながることなので、必ず覚えてください。

英語初級者の方は、基礎的なことから英文法を学んでいきましょう。

では、今回のポイントです。

まとめ1

英語は語順にルールがある。

英語では単語が配置される位置によって、文の中でどういう役割になるのかが決まります。

まとめ2

特に英文の主要な要素(主語・動詞・目的語・補語)は、正しい位置に配置しなければならない。

全ての単語に語順の厳格なルールがあるわけではなく、「主語」「動詞」「目的語」「補語」はとくに、配置場所に気をつけなければならないのです。

まとめ3

日本語は、単語に助詞がつくことにより、その語彙が文の中でどういう役割になるのかが決まる。

日本語は、「語順」ではなく「助詞」が文の意味を左右するということです。

今回の記事は以上です。

ー To the Finest Hour ー

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