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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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副詞  修飾のエキスパート

こんにちは、孤独なライターです(^^)

今回は、英語の「副詞」について解説します。

  • 英文法を基礎から覚えたい
  • 英語の「副詞」の基本を知りたい

こういった方に向けた記事になります。

はじめに

副詞は修飾語のエキスパート!実に多くの事を修飾できる役割があります

今回メインでみていくのは、まず副詞の基本についてみていきます。そして副詞の「配置について」やっていきます。「こういった意味がある副詞は基本的にこの位置」「ああいった意味がある副詞は基本的にこの位置」といった話です。

今回のポイント
  • 英語の「副詞」が修飾できるものとは?形容詞との違いは?
  • 英語の「副詞」の配置場所のルールとは?
  • 「副詞」が文頭に来ると?

ではまいります、レッツゴー✨

英語の「副詞」の基本

文の内容に飾りをつける

ポイント

副詞は、「形容詞」「動詞」「副詞」「文の一部」「文全体」を修飾できる。

形容詞と同じく、副詞も修飾語のひとつです。形容詞と大きく違うことは、形容詞は「名詞のみ」を修飾するのに対して、副詞は「形容詞」「副詞」「動詞」「文の一部」「文全体」を修飾します。副詞は副詞をも修飾します。副詞は「名詞」を修飾することはできないと、必ず覚えてください。

形容詞 → 「名詞」を修飾

副詞 → 「形容詞」「副詞」「動詞」「文の一部」「文全体」を修飾

形容詞と副詞のこの違いを、必ず覚えてください。

副詞の位置  実にさまざま

ポイント

副詞の配置場所に、明確なルールはない。

形容詞は配置場所が名詞の直前か直後と、ルールが明確に決まっています。しかし、副詞は配置場所がさまざま。形容詞・名詞のように「配置する場所は絶対ココ!」といった厳しいルールはないんです。

「副詞」というのは

英文のレイアウト(配置図)のアナを埋めるメイン要素(主語・目的語・補語)ではない。

「英文のレイアウト(配置図)」に関しては、以下の記事を参考にしてください。

あくまで副詞は文法上、メイン要素などを修飾するもの。配置する場所に厳格なルールはありません。

ですが、副詞の大体の意味によって、いくらか配置場所が決まります。つまり「時」を表す副詞は「この位置」!「頻度」を表す副詞は「この位置」!といったことです。具体的内容は以下でやっていきます。

副詞を強調するために文頭に配置する場合も

ポイント

「副詞の意味自体」を、話の中心にする場合。

このケースは、副詞があえて自然な配置場所からずらして配置されます。強調するために、文頭に配置される場合がほとんど。

Tomorrow, I will finish my homework.」

「明日(!)、宿題を終わらせます。」

「Tomorrow」は、1語で副詞です。

At the bus stop, I saw him.」

「そのバス停でね(!)、彼と会ったんだよ。」

「At the bus stop」は、「前置詞+名詞」で「副詞句」です。

「時」や「場所」を強調したいときに、このような副詞の使い方をします

文の前のほうに置く副詞  主に「頻度」「程度」を表すもの

「頻度」を示す副詞

ポイント

・「頻度」を表す副詞だから、「動詞」を修飾する。

・基本的には、一般動詞なら「直前」、be動詞なら「直後」に配置する。

例えば

often(たびたび), always(いつも), usually(ふつう), frequently(よく頻繁に), never(まったく~しない), seldom(ほとんど~しない), sometime(ときどき)など

「I often meet him.」

「彼とちょくちょく会うよ。」

「副詞+ 動詞」ですね?

「My mother always complains to me. 」

「僕のお母さんいつも僕に不満ばかり言うよ。」

「副詞+動詞」ですね?

これらの副詞は、動作がどのくらいの「頻度」なのかを修飾してます。

これらの副詞は、動作がどのくらいの「頻度」なのかを修飾してます。

つまり「動詞」を修飾してます。

「程度」を示す副詞

ポイント

・「程度」を表す副詞だから、「動詞」を修飾する。

・基本的に、一般動詞なら「直前」、be動詞なら「直後」に配置する。

・「程度」を表す副詞だから、「形容詞」「副詞」を修飾するものもある。

例えば

very(とても) almost(ほとんど) much(はるかに) most(もっとも) completely(完全に) nearly(ほぼ) quite(かなり)

動詞を修飾するものもあれば、形容詞・副詞を修飾するものもあります。

「He swims very fast.」

「彼はとても速く泳ぐ。」

副詞「very」は、副詞「fast」を修飾してます。

そして副詞「fast」は、動詞「swims」を修飾してます。

「He almost missed the train.」

「彼はほとんどその電車に乗り遅れるところだった(実際には乗れた)。」

副詞「almost」は、動詞「missed」を修飾してます。

文の後のほうに置く副詞  おもに「時」や「場所」を表す

「時」を表す副詞

ポイント

・基本的には文の後ろに来るが、前にしても文法上問題はない。

例えば

sometime(時々) yesterday(昨日) tomorrow(明日) the day after tomorrow(明後日) last week(先週) next year(来年) 

「I studied English yesterday.」

「昨日勉強しました。」

「I will play soccer next week.」

「来週サッカーするよ。」

以上の2つの例文の副詞は、動詞を修飾してます

「場所」を示す副詞

ポイント

・「場所」を表す副詞も、基本的に文の後ろに来る。

・前にしても文法上問題ない。

・「場所」と「時」の副詞をいっしょに使う場合は、「場所」→「時」の順序。

例えば

here(ここに) there(そこに) over there(あそこに) home(家に)

abroad(外国に) behind(後ろに) downstairs(階下に) in the park(公園で)

などなど、いろいろあります。

「I will be here until he comes back.」

「僕は彼が戻ってくるまでここにいるよ。」

「ここに」+「いる」と「here」は動詞を修飾しています。

「She went home.」

「彼女は家に帰った。」

「家へ」「帰った」と「home」が動詞を修飾しています。

よくある間違いですが、この場合「home」は副詞なので「go to home」は間違いです。もちろん「名詞」としての「home」もあります。

「様態」を示す副詞

ポイント

・「様態」とは、「動作がどんな感じなのか」「ものごとがどんな感じに起こったか」ということ。

例えば

fast(速く) exactly(きっかり) slowly(遅く) carefully(注意深く)

hard(激しく) happily(幸せそうに) sadly(悲しげに)

「He swims very fast.」

「彼はとても速く泳げます。」

「泳ぐ」でも「とっても速く」と、副詞「fast」が動詞「swim」を修飾してます。

「You should do it exactly.」

「君はそれを正確にするべきだよ。」

「する」でも「正確に」と、副詞「exactly」が動詞「do」を修飾してます。

文頭に置く副詞  その副詞自体の意味を強調したいとき

ポイント

この場合、「文全体」を修飾する。

例えば

fortunately(幸運にも) unluckily(不運にも) clearly(明らかに)

surprisingly(驚いたことに) basically(基本的には) regrettably(残念なことに)

などなど、たくさんあります。

Happily, she escaped the accident.」

「幸いにも、彼女はその事故を免れた。」

「幸いにも」「~免れた」と、「happily」は「文」を修飾しています。

Clearly, he is fat.」

「明らかだが、彼は太っている。」

「明らかなことだが」「彼は太っている」と、「Clearly」は「文」を修飾しています。

まとめ

今回のポイントまとめ
  • 副詞は、「形容詞・副詞・動詞・文全体」を修飾する。
  • 副詞の配置場所に厳格なルールはないが、意味によってある程度ルールがある。
  • 「頻度(oftenなど)」「程度(almostなど)」を表す副詞は、文の前のほうにくる。
  • 「時(yesterdayなど)」「場所(hereなど)」「様態(fastなど)」を表す副詞は、文の後のほうにくる。
  • 文頭にくる副詞は、文全体を修飾する。

副詞の解説は以上となりますが、いかがでしたか?

英文のいろんなところに副詞が配置されるのが、みなさんにお見せできたと思います。もう一度お伝えしますが、副詞というのは品詞の1つではありますが動詞が提供する「英文のレイアウト(配置図)」のアナを埋めるメイン要素ではありません💡副詞の役割は、「修飾」❗英文のレイアウトのアナを埋めるメイン要素の単語に「意味を付け加える」のが副詞というものです✨

今回の記事は以上です。

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