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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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動詞  英文の核になる品詞

こんにちは、孤独なライターです💡

今回の記事は、英語の「動詞」について。

・英語の「動詞」の大事なポイントを知りたい

・英語学習の初級者

このような方におすすめの記事でございます。

はじめに

今回のテーマは、英語の品詞の1つである「動詞」です。「動詞」は、最も重要な品詞なんです。なぜなら、動詞は「文のレイアウト(配置図)」を決めるから。いわば、動詞は英文の骨組みを設計するということ。英文のレイアウトを「文型」といいます。よく聞く「文型」というのは、「英文のレイアウト」のこと。そして、文型は「5種類」あります。英語の「文型」の詳しい解説は、以下の記事で確認できます。

「文型」の内容は置いといて、今回の記事では、英語の「動詞」をみていきます。動詞といっても、ざっくり分類すると2種類しかありません。「be動詞」「一般動詞」です。そして一般動詞をさらに分類した、「自動詞」と「他動詞」を解説していこうと思います。

「be動詞 or 一般動詞」、「自動詞 or 他動詞」の違いによって使える文型が変わってくるとききました。

孤独なライター

今回の記事ではそれらの動詞が、どのような文型をとることができるのかということに焦点を当てて、動詞について解説していきます。

今回のポイント
  • 英語の「動詞」は品詞の中で、最も重要な役割をもつ
  • 「be動詞」の動詞は、「be」だけ
  • 「be」以外の動詞は、すべて「一般動詞」

ではまいります、レッツゴー✨

動詞とは?  文の主役の品詞

「動作主」の「動作」「存在」「状態」を表す

ポイント

例外はあるが基本的に

「動作」→「一般動詞」を使う

「存在」「状態」→「be動詞」を使う

動詞とは、「主語(動作主)」の「動作」「存在」「状態」を表す品詞です。

「動作」で言えば

「走る」「書く」「遮る」「裏切る」「シバく」「夢をみる」「いじける」など

「存在」は

「いる」「ある」

「状態」=「様子・性質」を表すときでも「動詞」を必ず使います

例えば

・彼は「先生だ」。

・食べ物が「腐っている」。

これらは「主語」の「動作」「存在」を表現するものではありません。「動作主」の「状態」をいっております。こういった場合でも「動詞」を必ず使います。

1文に必ず動詞があ

ポイント

・単語を配置する順序を決めるのは「動詞」

・「文」の設計図を決めるのは「動詞」

・つまり「文」に必ず「動詞」がある

文の意味を決める

英語には10の品詞がありますが、その中で最も重要な品詞は動詞です。動詞が最重要であるという理由は、動詞が「文のレイアウト(配置図)」を決めるから。単語の並び方は「動詞」によって決まるのです。なので、1文中必ず動詞があります。

そして英語の文のレイアウトは、5種類の配置図があります。「第1文型」「第2文型」「第3文型」「第4文型」「第5文型」です。それぞれの文型の詳しい説明は、先ほどのリンクをご覧ください。

では「動詞」をざっくり分けた2種類の動詞、「be動詞」と「一般動詞」をみていきます。

be動詞  動詞の中でも特異な動詞

「be動詞」は1種類 「be」しかない

ポイント

・動詞の中で、「be動詞」が一番不規則に形が変化する

「主語」「時制(過去・現在)」によって、多様に変化する

be動詞に分類される動詞は1つしかありませ。「be」だけです。だから「一般動詞」と区別するために「be動詞」という名前が付けられたんです。特殊な動詞ということですね。

・「I am Keiko.」

・「You are great.」

・「This is a pen.」

・「He was a teacher.」

・「They were nice students.」

青色の単語は「be動詞」です。お分かりの通り英語を学び始めにふれるような英文ですが、実は私たちは、いきなり最初から「特殊な動詞」を学ばされるわけです。気づいていましたか?

またこの例文を見ればわかりますが、be動詞は「主語」や「時制(現在or過去)」によって、「形が不規則に変化」します。規則性がないので、それぞれ暗記しましょう。

第1文型 「主語+be」

ポイント

・主語の「存在」を表す

「彼居るよ。」

「He is here.」

「1時間ここにいるからさ。」

「I will be here for an hour.」

「昨日花子はあそこに居たよ。」

「Hanako was there yesterday.」

「もう誰もいないよ。」

「Nobody isn’t any more.」

「昔々、竹取の翁という者ありけり。」

「There was once a man called Taketori-no-Okina.」

こういったことを言うときは、「be動詞」の「第1文型」を使います。

このように「動作」でもなく「様子・性質」でもなく、「存在」を表す時には「be動詞」の「第1文型」を使います。

第2文型 「主語+be+補語」

ポイント

主語の「状態/性質」を表す

・「補語」とは、主語・目的語の性質/状態を表す「名詞」「形容詞」のこと

「彼はこの学校の生徒です。」

「He is a student of this school.」

「student」は名詞の補語です。

「彼女はとてもキレいです。」

「She is very beautiful.」

「beautiful」は形容詞の補語です。

「花子はあの時まで利口だった。」

「Hanako had been clever until that moment.」

「cleaver」も形容詞の補語です。

「だからこそ君に勧めたんだ。」

「That‘s why I recommended to you.」

「why I recommended to you」全体が名詞節となって、補語節になっています。

「今日は待ちに待っていた日です。」

「Today is the day that I’ve been waiting for.」

「day」は名詞の補語です。

一般動詞  動作の内容をいう

「be動詞」以外は全て「一般動詞」

ポイント

一般動詞は「主語」の「動作」を表す

・一般動詞の第2文型は、動作というより「状態」を表す

一般動詞が「動作」を表す例を挙げていきます。

一般動詞の第1文型

「I run every day.」

「毎日走ります。」

「走る」という動作を言っております。

一般動詞の第3文型

「I run a restaurant near my house.」

「家の近くでレストランを経営しています。」

「経営する」という動作を言っております。

一般動詞の第4文型

「I ‘ll make you a cake.」

「君にケーキを作るよ。」

「作る」という動作を言っております。

一般動詞の第5文型

「I found it very interesting.」

「それ、かなり面白いって思ったよ。」

「思った(わかった)」という動作を言っております。

しかし、一般動詞の第2文型は特殊です。「動作」というよりは、「ある状態」から「ある状態」へ変化した「状態」についてのほうに焦点が置かれます。

「He kept silent.」

「彼は沈黙状態だった。」

「The milk went rotten.」

「その牛乳は腐った。」

「Your dream will come true.」

「君の夢は実現するでしょう。」

さらに一般動詞は2つに分類されます。

「自動詞」「他動詞」です。

自動詞  目的語を取らない一般動詞

ポイント

「自動詞」は、「動作そのもの」に焦点が置かれる。

「I go to school every Friday.」

「私は毎週金曜日に学校に行く。」

「I walk fast.」

「俺歩くの速いよ。」

大事な点は、「自動詞」は「目的語をとらない動詞」だということ。

だから、1文型」か「第2文型」のみで使われます。

ちなみに

・第1文型だと、OだけでなくCも必要としない「完全自動詞」

・第2文型だと、OはとらないがCは必要な「不完全自動詞」

といいます。ですが「完全自動詞」「不完全自動詞」という用語は覚えなくて大丈夫です。

他動詞  目的語をとる一般動詞

ポイント

「他動詞」の本質は、「ある動作をして、あるもの/ことに影響をあたえる」こと。

「I hit a ball.」

「ボールを打った(そしてボールが動いた)。」

この英文は「第3文型」です。

「a  ball」は目的語。

「I gave him a present.」

「彼にプレゼントをあげた。」

この英文は「第4文型」で、「him」は目的語(1)、「a  present」は目的語(2)。

「I find it difficult.」

「それが難しいとわかった。」

「第5文型」です。「it」は目的語、「difficult」は補語になります。

ポイント

・他動詞は、「O(目的語)」を必要とする動詞。

・だから、第3文型・第4文型・第5文型をとる。

自動詞・他動詞をみてきましたが、ここでひとつ。動詞でも、自動詞と他動詞両方使えるものがたくさんあります。そして、自動詞か他動詞かで意味が変わることもあります。基本動詞は、まず間違いなく自動詞にも他動詞にもなります。基本動詞は文脈上いろんな意味になります。よって、全ての意味を覚えるのは不可能。ただ基本動詞は基本イメージがあるので、それを知ってそれぞれのシチュエーションに合わせて意味を捉えていく感じでいきましょう。

まとめ

今回のまとめ
  • 動詞とは、S(主語)の「動作や存在」を表す品詞。
  • 動詞は大きく分けて2種類。「be動詞」と一般動詞
  • be動詞に分類されるものはただ1つ、「be」だけ。それは、主語・過去時制によって、動詞の中で最も不規則に変化する。
  • 「be動詞」がとれる文型は、「第1文型」と「第2文型」。第1文型では、Sの「存在」を表す。第2文型では、Sの「状態や性質」を表す。
  • 「一般動詞」に分類される動詞は、「be動詞以外の全ての動詞」。そして一般動詞は大きく分けて2種類。「自動詞」と「他動詞」。
  • 「自動詞」は「動作そのもの」に焦点が置かれる。とれる文型は「第1文型」と第2文型」。しかし自動詞が第2文型のときは、「動作そのもの」というよりは、Sの「状態の変化」に焦点が置かれる。
  • 「他動詞」は「ある動作をして、あるモノ/コトに影響をあたえる」ことにまで焦点が置かれる。とれる文型は、「第3文型」「第4文型」「第5文型」。
  • 同じ動詞でも、自動詞だったり他動詞としても使えたりする。そのルールによく当てはまるのが、日常会話でよく使われる「基本動詞」。

英語の「動詞」の解説をしてきました。動詞は品詞の中でも、基本の品詞といえるので、いずれまた本記事を更新していきつつ、解説を充実させていこうと思います。

今回の記事は以上です。

― To  the  Finest  Hour ―  

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