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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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「前置詞」のおすすめの教材を、2つ紹介します!

今回は日本人にとって理解しにくい、「前置詞」に関する教材を紹介いたします。

前置詞については、以下のリンクで詳しく解説してます。

前置詞は日本語にはない品詞なので、我々には馴染がないんですよね。

そして前置詞は、状況によって意味が違ってきます

さらに頻出度が高い前置詞(on, in, off, by など)の中には、動詞を修飾する「副詞」にもなり得ます

ということで前置詞の学習は必要なんです。

そしてたくさん英語にふれて、場数を踏んで慣れていくことが必要です。

これが前置詞です。

今回の記事の流れについて。

①前置詞の文法の復習。

②前置詞の学習の仕方について。

③「前置詞」に関する教材を紹介。

ではいきます。

前置詞とは?

前置詞とは、「前」に「置」く「詞」です。

「何」の前か?

「名詞」の前です

前置詞は、名詞とセットになる。

そして、以下が前置詞の文法的ポイント。

前置詞と名詞がセットになって「句」になる。

その句が「形容詞」句か「副詞」句となって、「修飾語」句として何かを修飾する。

つまり 「前置詞+名詞」→「形容詞句」or「副詞句」。

「句」については、以下の記事を参考にしてください。

前置詞の学習の仕方

前置詞は原イメージを知ることが大事。

前置詞は、原イメージを知ることが大事。

状況によりいろんな意味になる前置詞の、1コ1コの意味なんて暗記してられません。

前置詞にもそれぞれ本質イメージがあります。

本質イメージをベースにして、そのときに適した意味へとふくらませていく。

これが前置詞習得の極意!

とにかくイメージを大事にしてください。

今回紹介します2冊の前置詞の参考書は、どちらも前置詞の本質イメージを、図やイラストを使って解説しております。

この2つの大きな違いは、「網羅性」「専門性」です。

『もう迷わない 前置詞の使い方が分かる本』 明日香出版社

肝心なところだけとりあえず勉強したいという、初心者に向いたもの

本書は、主要な前置詞のみに絞ったテキストです。

「in」「by」「to」「for」といった、基本前置詞9つです。

ですので本書をおすすめする方は、重要な前置詞をサラッとやりたい方といえます。

全部で12チャプターあり、1~9チャプターで前置詞9つを取り上げています。

1~9までの各チャプターの冒頭で、各前置詞の基本イメージを、イラストを使って表してます

本書全体ではイラストがあまりなく、文字数も少ないのでシンプルな作りで読みやすいです。

1~9のチャプターの中で、『合わせて覚えておきたい前置詞』(基本前置詞9つ以外)の説明もあります。

例えば、「in」の中のチャプターでは、「into」も取り上げてます。

本書の1~9のチャプターの構成を、「from」を例にして説明します。

「from」

・基本イメージ →「起点」

・派生イメージ →①「出発点」(いくつかの例文)

         ②「並列」~から,,,,,,へ(いくつかの例文)

         ③「視点・観点」(いくつかの例文)

こんな感じです。

音声はダウンロードで、音声はこの例文を収録したものです。

最後の3チャプター(10~12チャプター)は、「シチュエーションは似ているが、使う前置詞はこっちじゃなく、これ」といったことを、比較・対峙させて解説しております

『前置詞使い分けBOOK』 ベレ出版

<前置詞を極める勢いで勉強したいという方におすすめ>

詳細なことにまで突っ込んだ内容ですが、決して難しくはなく、休憩中にでも読みたくなるような面白い参考書です。

本書は、前置詞が放つイメージの概略を知るためのもの。

全部で「55コの前置詞」を網羅

前置詞の辞書として活用できます。

なので前置詞をマジで詳しく知りたいという方は、もってこいの参考書。

例文もイラストも豊富にあるので、充実度は高い!

イラストがシンプルで、万人受けする印象です。

「句動詞」も併せてたくさん学習できます

また前置詞の教材ですが、基本前置詞は副詞としてもよく使われるので、副詞としての使われ方にも十分に言及しております。

本書は、前置詞の基本イメージを明確につかめるよう、より多方面からターゲットの前置詞にアプローチしてます。

他の前置詞と比較したり、語源を使った内容を盛り込んだり、前置詞が動詞や名詞と合わさった成句(イディオム)をまとめたりしています

本書は3つの章で構成されています。

・第1章 『位置・時間を表す最重要前置詞』

「at」「in」「on」3つの解説。

第2章 『主要前置詞』

上記3つ以外の前置詞。

「for」「of」「by」などがこの章に収められてます。

・第3章 『前置詞図解一覧』

約30種類の前置詞のイメージを、シンプルな図で表した一覧表になります。

本書には音声はついてません

前置詞の基本イメージを知るのが目的なので、音声がなくとも特に支障がないと思います。

まとめ

以上前置詞の参考書を紹介してきました。

前置詞は日本語にない文法なので、なかなか定着するまでに時間を要します。

まずは、前置詞それぞれの基本イメージから覚えていきましょう

もちろん、前置詞の文法的使い方も知らなければいけません。

「前置詞があったらその後ろに名詞がくる」「前置詞のカタマリは、形容詞句・副詞句になる」といったこと。

これは前置詞の文法の基本です。

もし実際に英語で会話する機会があったら、私の経験上「どの前置詞を使えばいいのかな」とかナイーブにならなくていい気がします。

会話するときに、使う前置詞がネイティブと多少ずれたとしても、そこまで支障が出ないようです。

もちろん真逆の基本イメージの前置詞を使うと別ですが、、

例えば

「I ‘m for your idea」と「I’m against your idea」は全く真逆の意味になります。

「in」のほうがより正確だけど、間違って「into」を使ってしまった、、

これぐらいは基本イメージが似ているので、会話にそれほど影響は生じないでしょう。

ただし、文法問題で「正しい前置詞を選べ」という問題でしたら、類似した前置詞があっても正解を選ばなければなりません。

わたしは、「前置詞」というものを通して、英語ってイメージが大事なんだなと痛感しました。

「まずは前置詞の基本的なイメージを知ってみたい」という方には、1冊目の参考書をおすすめします

「いや、おれは前置詞を徹底的に極めたい」という方には、2冊目の参考書をおすすめします。いわば「前置詞の辞書」です

今回の記事は以上です。

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