こんにちは、孤独なライターです。
今回は、「英検2級二次試験の対策」について書いていきます。
正直に言うと、私は英検2級を受けたことはありません(3級からとんで準1級)。
私なりに二次試験の情報を研究して、これから2級二次試験を受験する方にアドバイスできればと思います。
まず始めに、2級の二次試験の合格率は準2級より少し下がりますが、それでも大半の受験生は合格する割合です。
では準2級以上に2級の二次試験で求められることは
なので、準2級よりスピーキングのレベルが上がります。
明らかに3級と準2級のレベルの差より大きくなります。
ですが2級の二次試験の合格率は80%と言われているので、合格できる人のほうが大半。
それに「社会性」ある内容といっても、大学で議論するような難しいものでもありません。
ある程度対策すれば自信をもって試験に臨めるでしょう。
①英検2級スピーキング対策の基本スタンス。
中学レベルの文法を使った表現でOK、発音スキルと語彙力を上げましょう。
②英検2級スピーキング対策 おすすめ教材。
1冊は英検準2級スピーキング対策で紹介したものと同じです。
③オンライン英会話をする必要があるのか。
結論は、準2級と同じくnoです。
では、英検2級二次試験の対策を解説していきます。
もくじ
英検2級 二次試験対策の基本
正しい発音を意識し始める
スピーキングの流暢さより、言いたいことを面接官に伝えられるかどうかが大事。
英検2級二次試験となると、質問内容が社会性が問われる高度な内容になってきます。
二次試験で出てくる単語が、高校レベルのものも出てきます。
高校で習う英単語は、意味は分かるけど正しい発音をわかっていないというものが、意外に多くあります。
当然ですが、あまりに発音を間違いすぎては面接官に伝わりません。
英検2級であっても流暢さは求められないと私はみています。
それよりもある程度正しい発音で、ボツボツと途切れがあるけれども、何を言っているか面接官がわかるスピーキングのほうが、印象は良くなります。
中学レベルの英文法でOK ただ高校中級レベルの語彙数やイディオム数はあるべき
高校で習う単語・熟語を使って、中学英文法で表現する。
英検2級の二次試験の質問に対する解答は、十分中学レベルの英語でいけます。
文法レベルに関しては中学レベルで通用しますが、語彙やイディオム(句動詞など)は増やしてください。
なぜかというと英検2級の二次試験では、高校で習う単語/熟語が質問に出てくるからです。
高校で習う英単語と言っても、高校英語中級レベルのものです。
試験の流れを把握して、題材を自分で決めてシミュレーションしてみる
本番で緊張しないための特効薬は、シミュレーション。
これはどの級の二次試験の対策で、基本的なことです。
試験の流れさえわかれば、あとは自分で模擬二次試験をつくることができます。
それをもとに、試験をシミュレーションしてください。
なので、試験の流れだけは絶対知っとくこと。
口頭試問中にのぼせてしまって、黙ってるようでは話になりません。
落ちます。
そうならないためには、試験を知ることです。
英検2級 二次試験対策 おすすめ教材
面接で黙ることがないようにするための教材を紹介します。
2冊紹介しますが、1冊でも極めれば十分。
『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』ベレ出版
中学レベルの英語を、瞬時にスピーキングできるようにする。
瞬間英作トレーニング教材です。
本書は、当サイトの「英検準2級二次試験対策」の記事でも紹介しています。
中学レベルというと、英検では3級にあたります。
ではなぜ2級でも紹介するのか?
英検2級の二次試験で、中学レベルの英文法でスラスラ自分の意見を表現できたら、余裕で合格できるからです。
そうなるためのトレーニング教材として、2級の二次試験対策としても本書は使えます。
やり方はシンプル。
日本語を見て(聞いて)、瞬時に中学レベルの英語をスピーキングするだけ。
ただし、この参考書では高校で習う英単語は出てきません。
『速読英単語 入門編』Z会
高校初中級レベルの単語帳。瞬間英作トレーニングがたくさんできる。
英検2級の二次試験では、中学レベルの英文法を使った文章で答えていいのですが、単語は高校で習うものもある程度は知っておきたいところ。
試験の後半は、社会性があることが聞かれるから、高校初級までに習う単語・イディオム知っていないと困ることになりかねません。
そしてこの教材は『速読英単語シリーズ』なので、長文が豊富。
英検2級に挑戦する方にとっては、簡単なレベルの英文です。
見開き「左ページに英文」、「右ページにその日本語」という形式。
つまり、「瞬間英作トレーニング」がたくさんできます。
この教材に特化した記事のリンクをのせておきます。
英検2級の二次試験対策は、ひとり英会話で十分
英検2級の二次試験の合格率は「80%前後」
ある程度でも対策すれば、合格は確実になる。
受けた人のほとんどが受かります。
何も対策しなくても合格できた方もいるでしょう。
ですが二次試験で一番あってはならないのが、緊張でのぼせてしまって「黙る」こと。
そうならないためには、以下で述べる「ひとり英会話」です。
英検2級の二次試験対策に、高いお金を投資する必要は全くない
「オンライン英会話」といったサービスを利用する必要はない。
自分で試験をシュミレーションする「ひとり英会話」で十分です。
無料で対策できます。
試験の流れを知ってから、試験をシュミレーション。
試験内容を自分で作って、自分で答えてみる。
私の経験上、英検準1級までは「ひとり英会話」で十分です。
英検2級二次試験対策 まとめ
英検2級二次試験の対策について解説してきました。
3級・準2級の二次対策と重なる点がけっこうありますが、これは同じ言語というのを学ぶのであって、学習の仕方はあまり変わらないんです。
英検のどの級でも、「文法」「単語」「発音」を知っているかを試しています。
では、今回の記事のまとめです。
合格率は「80%前後」と、準2級よりやや下がるが高め。
何も対策しなくても合格できる人も中にはいますが、合格を確実にするためには「ある程度」は対策するべきです。
質問に答える文法レベルは、中学レベルでいけるが、高校初級レベルの語彙・イディオムは覚える。
英検2級から、二次試験で「社会性がある内容」に関して、自分の意見を英語で言うことが求められます。
二次試験の対策は、「試験の流れを把握」して、質問内容を自分で考えてそれに答える「ひとり英会話」で十分。
2級であっても英語の流暢さはそこまで求められません。
それよりも自分の意見を伝えるために、正しい発音をひとり英会話のときに意識してみてください。
今回の記事は以上です。
ー To the Finest Hour ー
社会性のある内容の質問に対して、自分の意見を英語で軽く言えるようにする。