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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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動詞が英文の「レイアウト(配置図)」を決める(1)

こんにちは、孤独なライターです💡

今回の記事は

・英語学習をこれから始める人

・英文法の基本を知りたい人

・英文法が苦手な人

このような方に向けたものです。

はじめに

英語の文は、どのように成り立っているのかを見ていきます。ライティングやスピーキングは自分で英文をつくる作業であるため、英語のルールに則って文をつくっていきます。しかし、リーディングでもリスニングでも英語のルールを知っていないと、「なんとなく把握」になってしまって正確な文意を理解できません。

今回の記事ではまずは、「文型」とはなにか?について解説します。そして文型には5種類のパターンがありますが、そのどれになるのかを決める「動詞」についてみていきます。最後に文型を構成するメインの要素について説明していきます。5種類の文型の具体的な説明は、別記事で紹介します。

何で「動詞」が重要なのかがわかりません。

孤独なライター

この記事を読めばわかります。英語を学習する人はすべて、本記事の内容を知っていなければなりません

今回のポイント
  • 「文型」とは何か?
  • 「文型」を決めるのは「動詞」

ではまいります レッツゴー✨

文型は文の「レイアウト(配置図)」

孤独なライター

すべての英文は「文型」から成り立ってます。

レイアウトの種類は5種類

ポイント

「第1文型」「第2文型」「第3文型」「第4文型」「第5文型」

レイアウトによって「アナ」の数が違う

英語には「5種類」「文型」というものがあります今回の一番のポイントは、「文型」とは「文のレイアウト(配置)」であるということ。

This is a pen.

これは「第2文型」というものをとります。

主語 + 動詞 + 補語

これが第2文型のレイアウト。

I found it interesting.

「わたしはそれが面白いとわかった。」

これは「第5文型」というものをとります。

主語 + 動詞 + 目的語 + 補語

レイアウトとはこういうこと。順番も決まっていて、「基本的」に変えてはいけません。

レイアウトは文の意味を決める

ポイント

・文型にはそれぞれの大まかな意味がある

かなり極端に言えば、英文の大まかな意味は全部で5種類といえる

「第4文型」でどういうことか説明します。

第4文型のレイアウト

主語 + 動詞 + 目的語(1) + 目的語(2)

なんですが、「第4文型」の文は基本的に

「主語」「目的語(1)」「目的語(2)」与える

という意味になります。

なので、「動詞」の意味が分からなくても「第4文型」だとわかっていれば、「与える的な意味になるな」と判断できます。もちろん何の文型になるか判断できるためには、それなりの勉強が必要です。

極端な言い方をすれば「それぞれの文型はそれぞれの本質的意味がある」と言えます。「第4文型」は、もっともその典型です。

英文作る = レイアウトのアナを埋めること

ポイント

・すべての単語がアナを埋めれるわけではない

アナを埋めれる単語(品詞)は、「名詞」「動詞」「形容詞」代名詞のみ

5つの文型は、それぞれレイアウトのアナの数が決まっています。

第1文型

(主語) + 動詞 

第2文型

(主語) + (動詞) + (補語)

第3文型

(主語) + (動詞) + (目的語

第4文型

(主語) + (動詞) + (目的語1) + (目的語2)

第5文型

(主語) + (動詞) + (目的語) + (補語)

英文をつくるとうことは、配置図のアナに単語を入れるということです。すべての単語がアナに入れられるわけではありません。「名詞」「動詞」「形容詞」「代名詞」と決まっています。それ以外の品詞は、文型の要素に入らないということなんです。これ重要です。ですが、だからといって英語の文にとって重要度が低いというわけではありません。わたしが言いたいのは、「文型」に関して正しい理解があることで、正しく英語を理解できることにつながるということです。

文型を決めるのは「動詞」 

孤独なライター

文型を決めるということは文の意味を決めるということです。

レイアウトの「アナ」の数を決めるのは「動詞」

ポイント

文のレイアウト(配置図)のアナの数は、動詞によって決まる

「動詞」が「文のレイアウト」、つまり「文型」を決定します。それぐらい「動詞」は重要なんです。動詞によって、とれる文型は違います。ただしこれには傾向があります。

・マイナーな動詞→「第1文型」「第3文型」

・メジャーな動詞→「第1文型」「第2文型」「第3文型」「第4文型」「第5文型」

メジャーな動詞=「基本動詞」で、日常会話に頻出な動詞です。つまり日常会話でよく使う動詞はいろんな文型をとれるということです。だからこそ「基本動詞」は難しいんです。いろんな文型の使い方をしますから。逆に、マイナーな動詞はとれる文型が決まっているので、考え方は同じと言えます。

動詞によってとれる文型がちがう 

ポイント

すべての動詞が5種類のすべての文型をつくれるわけじゃない

例えば、「study」は「第1文型」と「第3文型」の文を作ります。

第1文型

I study every day.

第3文型

I study English every day.

「every day」は「副詞(句)」なので、文型には入りません。

「study」は、「第2文型」「第4文型」「第5文型」をとることはでないんです。すべての動詞がすべての文型をとれるわけではないとはこういうこと。逆に「第1文型」~「第5文型」の全ての文型を取ることができる動詞が「1つ」ありますが、なんだと思いますか?おそらく「get」のみです。「get」以外の動詞は、全ての文型をとれるわけではありません英検準1級、1級の単語帳にのるような「マイナーな動詞」だと、「第1文型」「第3文型」しか取れない場合がほとんどです

複数の文型をとれる動詞もある

ポイント

「基本動詞」は複数の文型をつくることができる

「do」「put」「take」など日常語で頻出する「基本動詞」は、複数の文型をとれます。つまり「第2文型」「第4文型」「第5文型」を使えたりできるということです。ただし複数の文型といっても、すべての基本動詞がすべての文型を使えるわけではありません

つまりこう考えることができます

・マイナーな動詞→「第1文型」「第3文型」のみ

・メジャーな動詞(基本動詞)→すべての文型のうちどれか複数

リーディングのときに基本動詞があったら、どの文型で使われているか自分で判断しなければなりません。文型によって基本動詞の意味が変わりますので。

「第1~第5文型」を具体的にみていく前に、覚えてほしいこと

孤独なライター

みなさん、なぜ「S」「V」「O」「C」とか「M」というかわかりますか?

文型の具体的解説を見ていくまえに、以下の表記を覚えてください。

「主語」「動詞」

ポイント

・主語 = S(=Subject

・動詞 = V(=Verb

「主語」とは、「動作の動作主」です。「~は走る」「~は美味しい」の「~」にあたります。

・昨日お風呂の後彼はがんばって勉強した

・この前食べた牛肉はこの上なく絶品だった

 」が主語です。つまり、「~は(が)○○する」「~は○○です」の「~は(が)」が主語ということです。

 」が動詞です。「動詞」とは、「動作そのもの」です。「走る」「書く」「眠る」は動詞になります。例外的なのが、「動作そのもの」ではなく「状態・存在」を表すときにも動詞を使います。英語でいえば「be動詞」。それ以外はすべて「一般動詞」というものになります。

「目的語」「補語」

ポイント

・目的語 = O(=Object

・補語 = C(=Complement

「目的語」とは、動作の対象となる語」です。

例えば

「I study English.」 → 「私は英語を勉強する。」

→ 目的語は「English」

「I kicked a ball.」 → 「私はボールを蹴った。」

→ 目的語は「ball」

「補語」とは「主語や目的語について説明を補う語」です。

例えば

「He is a lawyer.」 → 「彼は弁護士です。」

→ 補語は「lawyer」

主語「He」に対する、補語として働いてます

「She calls me Kim.」 → 「彼女は私をキムと呼びます。」

→ 補語は「Kim」

目的語「me」に対する、補語として働いてます

その他=「修飾語」

ポイント

・その他(修飾) = M(=Modification )

文型に入らない言葉はすべて修飾語です。修飾語は英語で「Modification」というので、「M」と表記されます。

Recently, I have been studying hard two hours every day to pass the exam.

「最近ね、試験に受かるために毎日2時間がんばって勉強しているよ。」

上の青い単語は文型に入りません。修飾語(句)として文に情報を付け加えています。もちろん修飾語は文型に入らないからといって、重要じゃないということではありません。ただ文型に入りませんよということです。

以上が「英語の文型」を理解するための「予備知識」です。それぞれの文型の詳しい解説は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

今回のまとめ
  • 「文型」とは「文のレイアウト(配置)」
  • 「文の設計図」を埋めていく要素は、「主語」「動詞」「目的語」「補語」
  • 文型のレイアウトを決定するのは「動詞」である
  • 動詞によってとれる文型はちがい、また複数の文型をとれる動詞もある
  • 主語は「S」、動詞は「V」、目的語は「O」、補語は「C」、副詞といった修飾語句は「M」と表される

「文型」を理解する「予備知識」についてみてきましたが、いかがでしたか?今後の英語学習に、間違いなく生きてきます。初心者だけでなく、文型なんか意識せずなんとなく英語を読んでいたという方も、今後しばらくは文型を意識してリーディングしてみてください。文型のルールを知った上で語彙力を増していけば、どんどん英作文できるようになります。

今回の記事は以上です。

ー To the Finest Hour ー

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