こんにちは、孤独なライターです。
今回の内容は、英語に関する超重要事項です。
英語という言語に関して当り前な内容なので、英語中級・上級者はスルーしてください。
英語初級者にとっては、濃厚な内容になりますのでぜひご参考にしてください。
英語と日本語の根本的な違いを知るところから、英語学習は始まります。
今回の内容は、英語の4技能「話す」「聞く」「読む」「書く」、この全てに共通する内容ですので、しっかりと理解して今後の英語学習につなげていきましょう。
①英語における「主語」の扱い方について。
日本語ではよく省略されますが、英語では?
②英語の動詞が英文の構成を決定するということ。
より詳しい内容は、関連記事で説明してあります。
③英語の動詞の種類について。
大きく分けて2つです。
では、本題に入ります。
もくじ
英語では、「主語」「動詞」が文の先頭に来る
日本語では
・「主語」があったりなかったり。
・「主語」も「動詞」も、配置場所は必ずしも決まっていない。
英語では
・基本的に「主語」がある。
・「主語」も「英語」も配置場所が決まっている(文頭に来る)。
日本語では、「主語」も「動詞」も配置場所にルールがありません。
日本語:「昨日僕は家で、友達と夕食を食べたよ。」
日本語:「友達と夕食を食べたよ、昨日僕は家で。」
日本語:「僕は友達と昨日家で食べたよ、夕食を。」
日本語の自然さに差はあるものの、どれも意味が通じますね?
それに対して、英語では「主語+動詞」が文頭に来ます。
つまり語順にルールがあるということ。
英語:「I had dinner with my friends at my house at eight last night.」
英語では「主語」「動詞」が文頭に来るということを覚えておいてください。
「主語」や「動詞」に関しては、以下で説明します。
「主語 + 動詞 」 は文の大事な要素
英語では、基本的にどの英文でも「主語」が出てくる。
日本語:主語が文脈上明確な場合は、主語を出さない。
英語:主語が文脈上明確な場合でも、「主語」を出す。
例えば
日本語:「簡単だね。」
英語:「It is easy.」
日本語:「腹減ったなぁ。」
英語:「I‘m hungry.」
このように、日本語では主語が省略されるのが普通です。
もちろん、英語でも主語を省略することはありますよ?
英語でも日常会話では、明確であれば主語を省略しますが、それ以外では省略されることはないと、考えてください。
英語の試験のスピーキング、ライティングでは、主語が明確であっても必ず主語を出してください。
「動詞」が、どういう文になるのかを決定する
「動詞」が、英文の構成を決定する。
英語の「文型」のことです。
英語の文型は、5種類あります。
「第1文型」「第2文型」「第3文型」「第4文型」「第5文型」ですね。
「全ての英文」は必ずこのどれかで構成されています。
そして、どれで構成するかは「動詞」で決定します。
これについての詳細は、以下のリンクを参考にしてみてください。
以上から「主語+動詞」が、英文の重要な要素だということがわかります。
英語では「主語+動詞+その他」が基本の形
その他とは
・名詞(句・節)
・形容詞(句・節)
・副詞(句・節)など
覚える必要はありません。
要するに、「その他はいろいろある」ということ。
「その他」がどれくらい長いかによって、1文の長さが決まります。
「主語」について
「主語」とは、「述語(動詞)」に対するその動作主。
例えば
日本語:「彼は英語を勉強するよ。(彼は)勤勉家だよね。」
英語:「He studies English. He is diligent.」
「勉強する」という動作の主は「彼」です。
「彼」が主語になります。
「主語」は「動詞」と同じく文の中で最も重要な役割をもちます。
しかし先ほど言った通り、日本語において主語は省略されることがよくあります。
なぜかというと、言わなくても文脈上明確だから。
皆さんの日常を振り返ると、それがおわかり頂けます。
しかし、英語ではそうもいきません。
英語では主語をちゃんと明示します。
英語でも主語が省略されることはありますが、特に「書き言葉(ライティング)」では、日本語と比べると省略されることが少ないのが英語です。
「動詞」について
「動詞」とは
・「動作」を表す詞。
・「存在/状態」を表す詞。
英語の動詞は「動作を表す動詞」と「存在や状態を表す動詞」の2種類あります。
「動作」を表す動詞について
「~する」を意味する「一般動詞」。
例えば
・行く → go
・走る → run
・書く → write
・寝る → sleep
・勉強する → study
このように一般動詞は、実際の動作を表します。
ただし例外的に「一般動詞」の中でも、以下でふれる「存在」「状態」を表すものもあります。
「存在」「状態」を表す動詞について
「いる」という「存在」を表す動詞。
「~な状態」という「状態」を表す動詞についてです。
実際の動作を表す動詞ではありませんね?
・基本的には「be動詞」。
・「be動詞」は1つしかない。「be」だけ。
・「be動詞」以外は全て「一般動詞」。
・「be動詞」は主語によって、全く違う形になる。「is」、「are」、「am」など。
「動詞」の中でも、「be動詞」は特殊な動詞と言えます。
実際に例文で「be動詞」をみていきます。
日本語:「彼は若い(状態)です。」
英語:「He is young.」
日本語:「彼らはここにいるよ。」
英語:「They are here.」
「be動詞」自体に、日本語訳での意味は大してありません。
「ここでのbe動詞の意味は?」と訊かれても、答えられません。
基本的には、「存在」「状態」を表す動詞といったら「be動詞」ですが、先ほども説明した通り「一般動詞」の中でも、「存在」「状態」を表すものもあります。
例えば
・「go」
「The milk went bad.」「牛乳が腐った(状態だった)。」
・「get」
「She got angry.」「彼女は怒った(状態だった)。」
・「keep」
「He kept silent.」「彼は無言のままだった。」
「存在」「状態」で使われる一般動詞は、よく使われる「基本動詞」です。
まとめ
h
今回の記事は、英語初級者に向けたものでした。
これから英語を学ぶ方はまず中学英文法を学習するべきで、今回の記事の内容は英文法でも基本中の基本です。
「主語」「動詞」が英文の重要な要素で、「文頭に配置」されるルールがあるという内容でしたね。
では今回のまとめです。
英語では、「主語+動詞」が文頭に来る。
「主語」とは、「動詞」に対するその「動作主」です。
日本語ではよく「主語」が省略されるが、英語では基本的に「主語」を省略しません。特にライティングでは、「主語」を省略せずに書きます。
全ての英文は、「第1文型」~「第5文型」のどれかで構成される。
どの文型になるかは、「動詞」が決定します。
英語の「動詞」は大きく分けて2種類。
・「動作」を表す「一般動詞」。
・「存在/状態」を表す「be動詞」。
「be動詞」以外は、全て「一般動詞」です。
今回の記事は以上です。
ー To the Finest Hour ー
英語では、「主語」と「動詞」が文の主要な要素になる。