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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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関係詞(1)そもそもなぜ「関係詞」を使うのか? ー 関係代名詞の解説 ー

こんにちは、孤独なライターです🎵

今回は「関係詞」の1つ、「関係代名詞」についてやっていきます。

今回の記事は

・英語学習初級者

・関係代名詞が全然つかめない、ルールも全くわからない。

こんな方に向けた内容になります。

はじめに

中学3年から習う分野ですが、中学英語の1つの山場であり、また高校英語となるともっと複雑になるので、英文法の中ではわりと難関です💦関係詞は2回に分けて記事を書きますが、みなさんに一番注目していただきたいのが、「なぜ関係詞を使うのか」「どういう時に関係詞を使うのか」というところ💡そういった疑問は、さっそく今回の記事のトップバッターで説明します。その内容を意識しながら関係詞の記事をお読みください🎵

今回のポイント
  • まずは関係詞とはなにか、関係詞の役割について
  • 関係詞は大きく分けて2種類 「関係代名詞」と「関係副詞」。
  • 関係代名詞のポイント 「文中にアナが空く」ということ。

文中にアナが空くってどういうこと?どういう現象なのかに注目してください💡

では「関係詞」まいります、レッツゴー✨

関係詞とは?

「関係詞」の役割

「関係詞」とは?

「節(SVがある2語以上のまとまり)」を使って、「名詞を修飾する」ときに使うもの。

例えば

「I know a man.」

「ある男の人を知っているよ。」

「The man can speak English.」

「その男の人は英語を話せるよ。」

この2つの文を1つにまとめたい

こういう時に活躍するのが「関係詞」なんです。

①②を「関係詞」を使ってまとめると

「I know a man who can speak English.」

「英語を話せる(ある)男の人を知ってるよ。」

この文中で関係詞は「who」

「who」がその「左のSV」と「右のSV」を関係づけてます

「関係詞」の役割は「文と文を合体させ、名詞を修飾する」ということ!

「関係詞」は中学英語から習いますが、つまずく生徒が多く、そういう点では「関係詞」は中学英語の山場だといえます。

でも、「関係詞」の役割をしっかり理解していれば大丈夫ですから。

ポイント

関係詞節の配置場所は、修飾する名詞の直後!後置修飾!

ポイント

関係詞節で修飾される名詞を「先行詞」という。

先ほどの例文③でいうと先行詞は「a  man」

「関係詞」は2種類

「複合関係詞」を除くと

「関係代名詞」と「関係副詞」。

関係詞はほかにも「複合関係詞」とかありますが、中学英語・日常会話レベルでは「関係代名詞」と「関係副詞」でOKです。

もう一度繰り返します。

ポイント

「関係詞」を使うのは、「文(節)と文(節)を合体させ、名詞を修飾する」ため。

つまり

「関係詞節」は、名詞を修飾するための、「形容詞節」。

今回の記事では「関係詞」の1つ、「関係代名詞」をこれから解説します。

関係代名詞の基本事項

関係代名詞とは?

「関係代名詞」とは、関係詞を使って名詞(先行詞)を修飾する際

ポイント

関係詞節中で、「主語」「動詞の目的語」「前置詞の目的語」の位置に「本来」くるもの。

(この内容、この時点ではまだチンプンカンプンでしょう。)

じっくり解説します。

①「関係代名詞」=「関係詞節を使って」+「名詞を修飾するもの」

そして「関係代名詞」は、関係詞節内で「主語」「動詞の目的語」「前置詞の目的語」の位置にくるものだから

②「関係代名詞」=「関係詞節内で」+「名詞として働くもの」

とくに②は今覚えてください。

「関係副詞」と使い分けられるためにも、非常に重要な内容です。

関係代名詞は4種類

関係代名詞にも種類があり、先行詞によって使い分けられます

つまり、関係詞を使って修飾される名詞の種類によって、関係代名詞が変わってきます。

先行詞が「人」

「who」

修飾する名詞が「人」のときで、関係節内で「主格」として働く場合、関係代名詞は「who」を使います。

ちなみに「目的格」でも「who」はいけますが、より文法的に正しいのは「whom」です。

先行詞が「モノ」

「which」

修飾する名詞が「人以外」「モノ」のときは、関係代名詞は「which」を使います。

「主格」だけでなく、「目的格」でも「which」です。

先行詞が「人」「モノ」

「that」

修飾される名詞が「人」「モノ」で、「who」「which」が適切でない場合、関係代名詞「that」を使うパターンもあります。

先行詞は、「人」ではなく「モノ」がほとんどです。

「who」「which」が適切でない場合ってなに?って話ですが、この記事で後程説明します。

「who」「which」の所有格

「whose」

関係代名詞「who」「which」を使うとき、それが関係詞節内で「所有格」の位置の場合、関係代名詞「whose」を使います。

先行詞が「モノ」でも「whose」です。

ちなみに関係代名詞「that」の所有格はありません

関係代名詞の特徴

関係代名詞を使って関係詞節をつくると、ある現象がおこります

それは

関係詞節内に「アナができる」という現象。

つまり

関係詞節内にあるべきはずの「主語がない」「目的語がない」現象。

それもそのはず

「関係代名詞」自体が、関係詞節内の「主語」なり「目的語」になるから。

では例文を使って関係代名詞の特徴をみていきます。

主語の位置にアナがある

「I know a Japanese who can speak Spanish.」

「スペイン語話せる日本人知ってるよ。」

ポイント

「who」が「can speak Spanish」の主語になっている。

先行詞は「a  japanese」

関係代名詞「who」が、左右の「SV」を関係づけてます

はい、そして「can」の前に「主語」がありません

アナが空いてます

「who」が主語として働いているからです。

「アナが空く」とは

あるべきはずの「名詞」がないこと。

動詞の目的語の位置にアナがある

「This is the book which I read yesterday.」

「これは昨日読んだ本です。」

ポイント

「which」が「read」の目的語になっている。

先行詞は「the  book」で、「read」の目的語がありません

ここにアナが空いています。

「which」が目的語として働いているからです。

「なんで「read」の目的語の位置に「which」を置かないのか?」

と思う人もいるかもしれませんが、できません。

先行詞の後に関係詞を置いて「これから関係詞節が始まりますよ」、という合図を出さなければならないからです。

前置詞の目的語の位置にアナがある

「This is the city which I live in.」

「ここは私が暮らしている町です。」

ポイント

「which」自体が前置詞「in」の目的語になっている。

先行詞は「the  city」

前置詞「in」の目的語がありません

アナが空いています。

関係代名詞「which」が「in」の目的語として働いているからです。

関係代名詞の例文

どこに「アナ」が空いているのかも注目してください。

「who」 → 先行詞が「人」

「I have a friend who teaches English.」

「英語の先生やってる友達いるよ。」

「who」と「teaches」の間にアナがあります。

「who」が主語の代役をしてます。

「The girl who I met on the bus yesterday is my girlfriend.」

「昨日バスに乗ったとき会った女の人は、ぼくの元カノです。」

「met」と「on」の間にアナがあります。

「who」が「met」の目的語の役割をしてます。

「which」 → 先行詞が「モノ」

「I read a book which was one of the best selling books last year.」

「去年ベストセラーの本読んだよ。」

「which」と「was」の間にアナがあります。

「which」が主語の働きをしてます。

「The pen which I bought last week was a defective product.」

「先週買ったペンは不良品だったよ。」

「bought」と「last」の間にアナがあいてます。

「which」が「bought」の目的語の働きをしてます。

「that」 → 先行詞が「人」「モノ」

先行詞はほぼ「モノ」に限ります

「先行詞が人なら「who」、モノなら「which」を使えばいいのでは?」

という疑問を持った方もいるのではないかと思います。

しかし、「that」でなければならないこともあります。

関係代名詞「that」を使う場合

①先行詞に、特定の1つのモノという意味が含まれている場合。

②先行詞に、「no」「every」「all」といった「全・無」の意味が含まれる場合

②先行詞が、「人」+「モノ」の場合

①の例文

「You are the only person that praise me. 」

「ぼくを褒めてくれるのはきみだけだよ。」

②の例文

「This is all that I can give you.」

「これがきみにあげれる全てだよ。」

③の例文

「Please, tell me about the people or things that have influenced your life.」

「あなたの人生に影響を与えた人やモノを教えてください。」

「whose」 → 先行詞は「人」「モノ」関わらずなんでも

ポイント

関係代名詞「who」「which」の「所有格」

「I know a man whose wife is beautiful.」

「きれいな奥さんをもつ(ある)男性を知っていますよ。」

先行詞は「a  man」で、関係代名詞は所有格の「whose」です。

「a  man」の「wife」ということで、「関係代名詞」は「関係代名詞の所有格」の「whose」です。

まとめ

今回のまとめ
  • 関係詞」を使うのは、SV(節)を使って名詞を修飾するとき。
  • 「関係詞」は、修飾する名詞と節の内容を合体させる。
  • 関係詞は2種類。「関係代名詞」と「関係副詞」。
  • 「関係代名詞」とは、関係詞節のなかで「主語や動詞・前置詞の目的語」として働く。
  • 「関係代名詞」を使うと、関係詞節の中に「アナ」ができる。

関係詞とはどういうときに使うのか、把握できましたか?とにかく重要なことは、関係詞を使うのは「SV(節)を使って、名詞を修飾する」場合に使うということ。これが関係詞の役割になります💡関係詞は大きく分けて、「関係代名詞」と「関係副詞」。次回の記事で関係副詞をやりますので、この2つの使い道の違いを、次回の記事をお読みいただいて明確にしてください🎵

「関係副詞」のリンクを載せておきます。

「関係詞(1) 関係代名詞」の説明は以上です。

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