こんにちは、孤独なライターです。
今回の記事は
このような方に向けたものになります。
もくじ
はじめに
今回のテーマは「代名詞」について。
みなさん、代名詞ときいてどれだけの数をピックアップできますか?ほとんどの代名詞は、実は中学1年生で習うものなので、あまり難しい内容ではありません💡難しい「代名詞」といったら、中学3年生で出てくる「関係代名詞」💦今回の記事では、「~代名詞」といった文法用語チックな言葉が出てきますが、内容を理解するだけでOKです😉用語までは覚える必要はありません。
- なぜ代名詞を使うのか?
- 代名詞の文法的使い方とは?
- 代名詞の種類
ではまいります、レッツゴー✨
代名詞の基本
代名詞とは?
「代名詞」とは
・「名詞」の「代」わりとして機能する詞。
・文法的には、名詞と使い方が同じ。
・繰り返しを避けるために使われる。
代名詞は、英語の品詞の1つです。
日本語でもそうですが、英語でも一度出てきた内容をくり返す時、同じ単語を使うことは避ける傾向があります。話を簡略にするために、代名詞に置き換える、これが代名詞の役割なのです。
代名詞は名詞の代わりの詞ですから、文法的に代名詞は名詞扱いです。中には形容詞的に使われるパターンもありますが、代名詞は名詞の代わりと覚えといてください。
代名詞の位置
①「人称代名詞」「指示代名詞」「不定代名詞」→「主語」や「目的語」の位置
②「形容詞」として使う場合 → 「名詞」の「直前」
③「疑問代名詞」(疑問文の場合)→ 「文頭」に配置
④「関係代名詞」→ 「名詞」の「直後」
①「人称代名詞」「指示代名詞」「不定代名詞」
・人称代名詞
「I know him.」
「彼を知っているよ。」
・指示代名詞
「These are pencils.」
「これらはペンです。」
・不定代名詞
「I want something to write. Do you have any ?」
「何か書くものがほしい。何かないですか?」
②形容詞として使う場合
「These bicycles are his.」
「あれらの自転車は彼のものです。」
③疑問代名詞(疑問文の場合)
「What would you like to drink ?」
「何が飲みたいですか?」
④関係代名詞
「I know a person who can speak five languages.」
「5か国語話せる人知ってるよ。」
代名詞の種類
人称代名詞
皆さんに一番馴染のある代名詞です。
「I」「you」「he」「she」「they」「it」など
これらは、形容詞(所有格)や目的語(目的格)として使う場合は、形が変わります。
「I(私)」を例にします。
「主格」→「I(私)」
「所有格」→「my(私の)」
「目的格」→「me(私に)」
このような人称代名詞の「格変化」の活用を覚えていない方は、必ず覚えてくださいね!
指示代名詞
ものを指し示すときに使う代名詞。
「this」「that」「these」「those」など
「これ」「あれ」「これら」とかですね。
「this book」→「この本」
これは「this」という指示代名詞が、形容詞的に使われています。
あとは、文中で前の内容を指すこともあります。
「I saw some flowers in the park. Those were beautiful.」
「公園で花を見たんだけど、きれいな花だったよ。」
ここでの「those」は、前の「some flowers」を指してます。
不定代名詞
不特定の人やモノを指す。
例えば
「some」「one」「any」など
「Some did it and some didn’t.」
「それをやった人もいれば、やらなかった人もいた。」
「some」と「any」は名詞としてよりも、下のように形容詞的(つまり名詞を修飾)に使われることが多いです。
「some people」→「何人かの人たち」
「I’ve lost my key, so I have to buy a new one.」
「鍵をなくしちゃったから、新しい鍵を買いに行かなくちゃ。」
「one」はいろんな使い方がありますが、不定代名詞としての基本的な使い方は上の通りです。
つまり前に出てきた名詞(=「key」)の代わりをしてます。
疑問代名詞
疑問文でみかける代名詞です。(もちろん疑問文以外でも使います)
尋ねることが「人」「モノ」といった名詞のときに使う。
代表例
「who」「what」「which」
「誰がそれをやったの?」「昨日何をしたの?」などと、何かを訊くときに使います。
「Who did it ?」
「誰がそれをやったの?」
「What do you like ?」
「君は何が好きなの?」
「Which is which ?」
「どっちがどっちなの?」
関係代名詞
関係代名詞はどういう時に使うのか?
「動詞」もしくは「主語+動詞」を使って「名詞を修飾する時」に使う。
名詞を修飾するので、関係代名詞を使った文のまとまりは、「形容詞節」ということになります。
「This is the girl who lives in this house.」
「この子がこの家に住んでいる女の子です。」
「who節」が「the girl」を修飾しています。
「The fish which I caught yesterday was so big.」
「昨日俺が釣った魚、チョー大きかったんだよ。」
「which節」=「which~yesterday」が「the fish」を修飾しています。
関係代名詞の解説は、以下のリンクを参考にしてください。
まとめ
- 代名詞は、一度出てきた内容の繰り返しを避けるために使われる。
- 代名詞は文法的には名詞だから、「主語」や「目的語」で使われる。
- 「his」「these」「some」など、形容詞で使われることもある。
- 「指示代名詞」は、「あれ」「それ」などものを指し示すときに使う代名詞。
- 「不定代名詞」は、「some」「any」など「不特定」の人や物を指す代名詞。
- 「疑問代名詞」(疑問文の場合)は、人や物といった内容(名詞)について疑問文で尋ねるときに使う代名詞。
- 「関係代名詞」は、「SやV」を使って「名詞」を修飾するときに使う代名詞。
以上代名詞をみてきましたが、いかがでしたか?
代名詞の使い方は難しくないので、大体理解していただけたかと思います💡
関係代名詞は中学英語でも難しい分野で、じっくり勉強していただきたいので、関係代名詞の記事のリンクを貼りました。ぜひご参考にしてください✨
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