こんにちは、孤独なライターです(^^♪
今回のテーマは、「話法」「命令法「仮定法」について!
「話法」には2種類あり、「他人が言ったことを話し手が聞き手にどのように伝えるのか」という内容になります。
「命令法」では、相手が自分に対して、何か命令するときの言い方のことです。
第三者はいません。
「命令」なので「私」と「あなた」だけですよね。
そしてあとは「仮定法」。
仮定法はおそらく高校英語になります。
仮定法では、あり得ない内容のことを「もし~なら…….だろうな」という形で表現する話法で、厄介な文法ルールを覚えなければなりません。
事実、仮定法でつまずく英語学習者は多いです。
仮定法の文法を覚えてから、問題集を解くなど、実践が必要でしょう。
今回の流れについてです。
①「話法」を解説し、次に「命令法」について。
この2つに関しては難しくないので、特に詳しく解説する必要がないのでサラッといきます。
②最後に「仮定法」。
仮定法は、受験英語でも英検準2級以上でも、もちろん英語の原書でもバリバリ出てきますので、少し長めにいきます。
仮定法の内容は、記事の更新で内容をより充実させる予定でございます。
今回の記事のメインは「仮定法」です、顔晴りましょう。
ではいきます。

もくじ
直接話法
「直接話法」なのか「間接話法」なのかは、「誰かが言ったことを、他の人にどう伝えるか」です。
結論から言うと、、
例えば、、
と、三郎君は言ったとします。
これを聞いたあなたは、他の人に「そっくりそのまま」伝える直接話法だと以下のようになります。
このように直接話法では、他人の発言に「引用符『” ”』」をつけます。
間接話法
先ほどの例文を使います。
と、三郎君は言いました。
これを聞いたあなたは、伝言者として間接話法で他の人に伝えると以下のようになります。
このように伝言者の立場として、発言者の言葉を言い直して、他の人に伝える話法を「間接話法」といいます。
命令法
「命令文」は「動詞の原形」を使うんでしたね。
「準動詞(1)原形」の記事で解説しました。
例えば、自分の母親からこう言われたとします。
これを「直接話法」で表現すると、、
そして「間接話法」だと、、
「tell O to do」で「Oが~するよう言う」の形をとります。
逆に「~するな」と禁止する時は、、
「tell O not to do」で「not」をこの位置に配置します。

仮定法
「もし~なら…….だ」の表現
以下の2つの日本文を比べてください。
さぁ、どういう違いがありますか?
Aの内容は「現実的」ですね。
「天気が晴れる」のは十分にあり得ること。
これに対してBの文は、「現実になる」のは100%あり得ないですよね?
「非現実的」。
「もし俺が鳥なら」……….. 実現不可能です。
このように「もし~なら……..だ」のような表現で、、
といいます。
仮定法にはある大切な文法的ルールがあるので、それを今回説明します。
仮定法のルール
ずばり「仮定法の一番大切なルール」は、、
つまり、、
仮定法の例文
(1)現在のことの仮定
「If I were you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。
そして動詞が過去形「were」なので、「現在のことの仮定話」ということです。
(2)過去のことの仮定
「If I had been you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。
そして動詞が過去完了形「had been」だから、「過去の仮定話」と判断できます。

まとめ
「話法」「命令法」「仮定法」をみてきましたが、どうでしたか?
「直接話法」と「間接話法」、「命令法」については特に難しくないので大丈夫かと思いますが、問題は「仮定法」です。
もちろん今回の記事量では足りなく、仮定法に関しては他に解説する必要があるため、更新していきます。
ただ今回記載した内容は、仮定法の基本ルールなので覚えといて損はありません。
それに「もし俺だったらこうするな」といった仮定的な話は、日常会話でよくしますよね。
日常会話だけでもできるようになりたい人にとっても、仮定法は知っとくべきです。
では、今回の記事のまとめ。
「間接話法」とは、第3者が言ったことを、話し手が伝言者の立場として「自分の言葉に変えて」聞き手に伝える話法。
「命令法」では、動詞は「動詞の原形」になる。
「もし~なら…….だ(だろうな)」の表現で、現実的にあり得ないことを言うのを「仮定法」、現実的にあり得ることを言うのを「直説法」という。
仮定法の基本ルールは、「動詞の時制を1つ過去にずらす」。
「今のこと」の仮定話なら、動詞は「過去形」にする。
「過去」の仮定話なら、動詞は「過去完了形」にする。
「直接話法・間接話法・命令法・仮定法」は以上です。
― To the Finest Hour ―
「直接話法」とは、第3者(その場にいない人)が言ったことを、話し手が「そっくりそのまま」聞き手に伝える話法。