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こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

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英文法における「話法」とは? ー直接話法・間接話法・命令法・仮定法を解説ー

こんにちは、孤独なライターです(^^♪

今回のテーマは、「話法」「命令法「仮定法」について!

「話法」には2種類あり、「他人が言ったことを話し手が聞き手にどのように伝えるのか」という内容になります。

「命令法」では、相手が自分に対して、何か命令するときの言い方のことです。

第三者はいません

「命令」なので「私」と「あなた」だけですよね。

そしてあとは「仮定法」

仮定法はおそらく高校英語になります。

仮定法では、あり得ない内容のことを「もし~なら…….だろうな」という形で表現する話法で、厄介な文法ルールを覚えなければなりません。

事実、仮定法でつまずく英語学習者は多いです。

仮定法の文法を覚えてから、問題集を解くなど、実践が必要でしょう。

今回の流れについてです。

①「話法」を解説し、次に「命令法」について

この2つに関しては難しくないので、特に詳しく解説する必要がないのでサラッといきます。

②最後に「仮定法」

仮定法は、受験英語でも英検準2級以上でも、もちろん英語の原書でもバリバリ出てきますので、少し長めにいきます。

仮定法の内容は、記事の更新で内容をより充実させる予定でございます。

今回の記事のメインは「仮定法」です、顔晴りましょう。

ではいきます。

直接話法

「直接話法」なのか「間接話法」なのかは、「誰かが言ったことを、他の人にどう伝えるか」で

結論から言うと、、

「直接話法」とは、「誰かが言ったこと」を「そっくりそのまま」他の人に伝える言い方。

例えば、、

Saburo  :  「I  love  Setuko.」
「節子を愛してる」

と、三郎君は言ったとします。

これを聞いたあなたは、他の人に「そっくりそのまま」伝える直接話法だと以下のようになります。

「Saburo  said  ” I  love  Setuko “.」
「三郎君は言ってたよ。『俺は節子を愛している』ってね。」

このように直接話法では、他人の発言に「引用符『” ”』」をつけます。

間接話法

「間接話法」は、「誰かが言ったこと」を伝言者が「伝言者しての立場で」言い直すという話法。

先ほどの例文を使います。

Saburo  :  「I  love  Setuko.」
「節子を愛してるぜ。」

と、三郎君は言いました。

これを聞いたあなたは、伝言者として間接話法で他の人に伝えると以下のようになります。

「Saburo  said  that  he  loved  Setuko.」
三郎君は節子を愛してると言ってたよ。」

このように伝言者の立場として、発言者の言葉を言い直して、他の人に伝える話法を「間接話法」といいます。

命令法

「命令文」は「動詞の原形」を使うんでしたね。

「準動詞(1)原形」の記事で解説しました。

例えば、自分の母親からこう言われたとします。

母:「Study  English.」
「英語勉強しなさい。」

これを「直接話法」で表現すると、、

「My  mother  always  says  to  me  ” study  English “
「お母さんがいつも『英語勉強しなさいって言うんだよ。」

そして「間接話法」だと、、

「My  mother  always  tells  me  to  study  English.」
「お母さんがいつも英語勉強するようにって言うんだよ。」

「tell  O  to  do」で「Oが~するよう言う」の形をとります。

逆に「~するな」と禁止する時は、、

「tell  O  not  to  do」で「not」をこの位置に配置します。

仮定法

「もし~なら…….だ」の表現

以下の2つの日本文を比べてください。

A:「もしある晴れたら、釣りに行こう。」
B:「もし俺が鳥なら、彼女ん家に飛んでいくだろうな。」

さぁ、どういう違いがありますか?

Aの内容は「現実的」ですね。

「天気が晴れる」のは十分にあり得ること。

これに対してBの文は、「現実になる」のは100%あり得ないですよね?

「非現実的」

「もし俺が鳥なら」………..      実現不可能です。

このように「もし~なら……..だ」のような表現で、、

現実的にありえるのを「直接法」。
現実的にあり得ないのを「仮定法」。

といいます。

仮定法にはある大切な文法的ルールがあるので、それを今回説明します。

仮定法のルール

ずばり「仮定法の一番大切なルール」は、、

動詞/助動詞の「時制」を1つ過去にずらす

つまり、、

「今のこと」の仮定話なら、「過去形の動詞/助動詞」を使う。
「過去のこと」の仮定話なら、「過去完了形の動詞/助動詞」を使う。

仮定法の例文

(1)現在のことの仮定

・「If  I  were  you,  I  would  do  the  same  thing.」
もし僕が君なら、同じことするだろうな。」

「If  I  were  you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。

そして動詞が過去形「were」なので、「現在のことの仮定話」ということです。

(2)過去のことの仮定

・「If  I  had  been  you,  I  would  have  done  the  same  thing.」
もし僕が君だったら、同じことをしていただろうな。」

「If  I  had  been  you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。

そして動詞が過去完了形「had  been」だから、「過去の仮定話」と判断できます。

まとめ

「話法」「命令法」「仮定法」をみてきましたが、どうでしたか?

「直接話法」と「間接話法」、「命令法」については特に難しくないので大丈夫かと思いますが、問題は「仮定法」です。

もちろん今回の記事量では足りなく、仮定法に関しては他に解説する必要があるため、更新していきます。

ただ今回記載した内容は、仮定法の基本ルールなので覚えといて損はありません。

それに「もし俺だったらこうするな」といった仮定的な話は、日常会話でよくしますよね。

日常会話だけでもできるようになりたい人にとっても、仮定法は知っとくべきです。

では、今回の記事のまとめ。

まとめ1

「直接話法」とは、第3者(その場にいない人)が言ったことを、話し手が「そっくりそのまま」聞き手に伝える話法。

まとめ2

「間接話法」とは、第3者が言ったことを、話し手が伝言者の立場として「自分の言葉に変えて」聞き手に伝える話法。

まとめ3

「命令法」では、動詞は「動詞の原形」になる。

まとめ4

「もし~なら…….だ(だろうな)」の表現で、現実的にあり得ないことを言うのを「仮定法」、現実的にあり得ることを言うのを「直説法」という。

まとめ5

仮定法の基本ルールは、「動詞の時制を1つ過去にずらす」。

まとめ6

「今のこと」の仮定話なら、動詞は「過去形」にする。

まとめ7

「過去」の仮定話なら、動詞は「過去完了形」にする。

「直接話法・間接話法・命令法・仮定法」は以上です。

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