こんにちは、孤独なライターです😉
前置詞について解説していきます。
今回ピックアップする前置詞は
なので
これらの前置詞のコアイメージや、使い方を知りたい!という方に向けた記事になります💡
別記事で、前置詞の文法ルール・勉強の仕方についての解説もしてます。
もくじ
はじめに
今回ピックアップする前置詞は、メジャーな前置詞(基本前置詞)です。ですがマイナーな前置詞よりも、使い方がいろいろあって、使いこなせるようになるのは簡単ではありません💦前置詞の勉強のポイントは、なんといっても「コアイメージ」❗とくに基本前置詞は「コアイメージ」が命です。コアイメージからそのときに合った意味へと派生させていきましょう✨
- 「到達」
- 「一点」
- 「接触」
- 「面からの分離」
- 「そばに」
- 「対象を求めるように向かって」
- 「起点から分離」
- 「起点からの影響をもちながら分離」
- 「連結」
さてみなさん、これらのコアイメージがなんの前置詞を指すのかわかりますか?
では本題にまいります、レッツゴー🎵
「to」 コアイメージ → 「到達」
「The train is bound to Tokyo Station.」
「その電車は東京駅行き(直行)です。」
「It’s a quarter to three o’clock.」
「3時15分前です。」
「She is clapping to the music.」
「彼女は歌に合わせて手をたたいている。」
「Our team won by six to five.」
「我がチームは6対5で勝った。」
「The total came to one million yen.」
「全部で100万円になった。」
「at」 コアイメージ → 「一点」
「The train arrive at Tokyo Station.」
「電車が東京駅に着いた。」
「He kicked at the ball.」
「彼はボールをめがけて蹴った。」
「My work begins at 8 o’clock.」
「自分の仕事は、8時から始まる。」
「He is driving the car at 100 km an hour.」
「彼は時速100キロで車を運転している。」
「She is at a loss.」
「彼女は途方にくれている。」
「on」 コアイメージ → 「接触」
「The cup is on the table.」
「コップはテーブルの上にあるよ。」
「This machine is on sale now.」
「このマシーンはただいま販売中です。」
「We should get on a bus.」
「おれたち電車にのるべきだよ。」
「He lives in a village on a lake.」
「彼は湖に面した村に住んでいる。」
「Let’s go on a picnic on the first of September.」
「9月1日にピクニックに行こう。」
「off」 コアイメージ → 「面からの分離」
「The picture fell off the wall.」
「絵が壁から落ちた。」
「I’ll stay off school tomorrow.」
「明日学校休むよ。」
「I’ve been off alcohol for a month.」
「一か月禁酒してます。」
「The store is 100 meters off the main street.」
「その店は大通りから100m入ったところにある。」
「Please, turn off the light.」
「電気を消してください。」
おそらくこの場合、「off」は副詞として「turn」を修飾してます。
「the light」は、「turn」の目的語です。
「for」 コアイメージ → 「対象を求めるように向かって」
「He is greedy for power.」
「彼は権力を欲している。」
「I’m feeling sorry for you. 」
「あなたが気の毒だ。」
「This train is bound for Tokyo Station.」
「この電車は東京駅行き(途中下車あり)です。」
「Are you for his opinion ?」
「彼の意見に賛成ですか?」
「An eye for an eye and a tooth for a tooth.」
「目には目を、歯には歯を。」
「by」 コアイメージ → 「そばに」
「Let’s go by train.」
「電車で行きましょう。」
「let’s go」=「let us go」(第5文型)
「Please, come here by seven.」
「7時にここに来てください。」
「She sat by the window.」
「彼女は窓のそばに座った。」
「Ten divided by five equals two.」
「10÷5=2」
「I missed the bus by ten minutes.」
「10分の差でバスに乗り遅れました。」
「from」 コアイメージ → 「起点から分離」
「I come from China.」
「わたし中国出身です。」
「The town is ten kilometers away from here.」
「町はここから10キロ先です。」
「Can you tell him from his twin brother ?」
「彼と彼の双子の兄弟見分けつくかい?」
「He seems to have been tired from his current work.」
「最近の彼、今の仕事で疲れているみたい。」
「Sake is made from rice.」
「日本酒は米から作られる。」
「of」 コアイメージ → 「起点の影響をもちながら起点から分離」
「Three of five agreed to my opinion.」
「5人中3人が私の意見に賛成してくれた。」
「He is one of the cleverest students in the class.」
「彼は、このクラスで最も賢い生徒の1人だ。」
「He is, what is called, a man of character.」
「彼はいわゆる人格者だ。」
「Do you know this item is made of wood ?」
「このアイテム、木でできているって知ってた?」
「This problem is of no importance.」
「この問題に重要性はない。」
「of importance(抽象名詞)」=「important」。
高校英語で習うイディオムです。
「with」 コアイメージ → 「連結」
「He came with her.」
「彼は彼女と来た。」
「Cut the fish with a knife, please.」
「ナイフで魚を切ってください。」
「We should provide them with something useful.」
「おれたち、彼らになにか役に立つもの与えるべきだよ。」
「Something’s wrong with this machine.」
「このマシーン、なんか調子がおかしんだよね。」
「He was standing there with his arms fold.」
「彼は腕を組みながらそこに立っていた。」
まとめ
- 「to」→「到達」
- 「at」→「一点」
- 「on」→「接触」
- 「off」→「面からの分離」
- 「for」→「対象に求めるように向かって」
- 「by」→「そばに」
- 「from」→「起点からの分離」
- 「of」→「起点の影響をもちながら起点から分離」
- 「with」→「連結」
前置詞のコアイメージと、前置詞の使いかたの例を出してきました。今回扱った前置詞は、全部メジャーなもので、使い方がたくさんあります。紹介した例文はごく一部の使われ方で、使い方を網羅できません💦ですがコアイメージを知っておけば、前置詞のいろんなシチュエーションの使われ方に対応できるステップになります。前置詞は暗記ではありません。コアイメージから、その時に合った意味へとふくらませていくことが重要です💡今回紹介した前置詞以外にも、まだまだあります。下の関連記事で、ほかの前置詞のコアイメージを紹介してます。そちらもぜひ参考にしてください✨
― To the Finest Hour ―
「to」「at」「on」「off」「for」「by」「of」「with」「from」