こんにちは、孤独なライターです🎵
今回のテーマは、「話法」「命令法」「仮定法」について!
特に仮定法がメインになります。
今回の記事は
こんな方に向けた内容になります。
もくじ
はじめに
「話法」には2種類あり、「他人が言ったことを話し手が聞き手にどのように伝えるのか」という内容になります💡「命令法」では、相手が自分に対して、何か命令するときの言い方のことです。第三者はいません。「命令」なので「私」と「あなた」だけですよね。
そしてあとは「仮定法」。仮定法はおそらく高校英語になります。仮定法では、あり得ない内容のことを「もし~なら…….だろうな」という形で表現する話法で、厄介な文法ルールを覚えなければなりません。事実、仮定法でつまずく英語学習者は多いです💦仮定法の文法を覚えてから、問題集を解くなど、実践が必要でしょう。
- 「直接話法」と「間接話法」の違い。
- 「直説法」と「仮定法」の違い。
- 「仮定法」の基本ルール。
「話法」を先に解説し、次に「命令法」についてみていきます。この2つに関しては難しくないので、特に詳しく解説する必要がないのでサラッといきます。最後に「仮定法」。仮定法は、受験英語でも英検準2級以上でも、もちろん英語の原書でもバリバリ出てきますので、少し長めにいきます。仮定法の内容は、記事の更新で内容をより充実させる予定でございます。今回の記事のメインは「仮定法」です💡
ではまいります、レッツゴー✨
直接話法
誰かが言ったことを、他の人にどう伝えるか。
結論から言うと
「誰かが言ったこと」を「そっくりそのまま」他の人に伝える言い方。
例えば
「I love Setuko.」
「おれ、節子愛してるよ。」
と、三郎君は言ったとします。
これを聞いたあなたは、他の人に「そっくりそのまま」伝える直接話法だと以下のようになります。
「Saburo said “I love Setuko”.」
「三郎くん言ってたよ。『おれは節子愛してる』って。」
このように直接話法では、他人の発言に「引用符『” ”』」をつけます。
間接話法
「誰かが言ったこと」を伝言者が「伝言者しての立場で」言い直すという話法。
先ほどの例文を使います。
「I love Setuko.」
「おれ、節子愛してるぜ。」
と、三郎君は言いました。
これを聞いたあなたは、伝言者として間接話法で他の人に伝えると以下のようになります。
「Saburo said (that) he loved Setuko.」
「三郎くんは節子さんのこと愛してると言っていたよ。
このように伝言者の立場として、発言者の言葉を言い直して、他の人に伝える話法を「間接話法」といいます。
この場合、「that」内の動詞も「過去形」や「過去完了形」にしなければなりません。
命令法
「命令文」は「動詞の原形」を使う。
例えば、自分の母親からこう言われたとします。
「Study English.」
「英語勉強しなさい。」
このように、誰かに命令するときは動詞の原形を使います。
では、これを「直接話法」で表現すると
「My mother always says to me “study English”.」
「お母さんがいつも『英語勉強しなさい』って言うんだよ。」
そして「間接話法」だと
「My mother always tell me to study English.」
「お母さんがいつも英語勉強するようにって言うんだよ。」
「tell O to do」で「Oが~するよう言う」の形をとります。
逆に「~するな」と禁止する時は、、
「tell O not to do」で「not」をこの位置に配置します。
仮定法
「もし~なら…….だ」の表現
以下の2つの日本文を比べてください。
A:「もし明日晴れたら、釣りに行こう。」
B:「もしおれが鳥なら、彼女の家に飛んでいくだろうな。」
さぁ、どういう違いがありますか?
Aの内容は「現実的」ですね。
「天気が晴れる」のは十分にあり得ること。
これに対して、Bの文は「非現実的」です。
「現実になる」のは100%あり得ないですよね?
「もし俺が鳥なら」……….. 実現不可能です。
このように「もし~なら……..だ」のような表現で
・現実的にありえるのを、「直説法」。
・現実的にありえないのを、「仮定法」。
といいます。
仮定法にはある大切な文法的ルールがあるので、それを今回説明します。
仮定法のルール
ずばり「仮定法の一番大切なルール」は
「動詞」「助動詞」の時制を、1つ過去にずらす。
つまり
「過去形」の動詞/助動詞を使う。
「過去完了形」の動詞/助動詞を使う。
これは、仮定法を学ぶ上でとても大事なルールです。
仮定法の例文
(1)現在のことの仮定
「If I were you, I would do the same thing.」
「ぼくが君なら、同じことをするだろうな。」
「If I were you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。
そして動詞が過去形「were」なので、「現在のことの仮定話」ということです。
ちなみに、「if節」の主語が「I」「she」「he」でも、動詞は「was」ではなく「were」になります。
(2)過去のことの仮定
「If I had been you, I would have done the same thing.」
「ぼくが君だったら、同じことをしていただろうな。」
「If I had been you」から、あり得ないことなので「仮定法」だとわかります。
そして動詞が過去完了形「had been」だから、「過去の仮定話」と判断できます。
まとめ
- 現実的にあり得ることを言うのを「直説法」という。
- 現実的にあり得ないことを言うのを「仮定法」という。
- 仮定法の基本ルールは、「動詞の時制を1つ過去にずらす」こと。
- 「今」の仮定話なら、動詞は「過去形」にする。
- 「過去」の仮定話なら、動詞は「過去完了形」にする。
「話法」「命令法」「仮定法」をみてきましたが、どうでしたか?「直接話法」と「間接話法」、「命令法」については特に難しくないので大丈夫かと思いますが、問題は「仮定法」です💦もちろん今回の記事量では足りなく、仮定法に関しては他に解説する必要があるため、更新していきます。ただ今回の内容は、仮定法の基本ルールなので覚えといて損はありません💡それに「もし俺だったらこうするな」といった仮定的な話は、日常会話でよくしますよね。日常会話だけでもできるようになりたい人にとっても、仮定法は知っとくべきです🎵
「直接話法・間接話法・命令法・仮定法」は以上です。
― To the Finest Hour ―
・英語学習初級者
・「仮定法」が全然わからない