こんにちは、孤独なライターです🎵
今回のテーマは、英語の品詞の1つ「助動詞」の基本について💡
今回の記事は
こんな方たちに向けたものになります。
もくじ
はじめに
みなさん、助動詞を何個くらい列挙できますか?例えば、「can」や「will」は助動詞です。それから疑問文でよく出てくる「Do/Does」や、完了形に使う「have/has/had」も助動詞としての役割をもちます💡実はこれ、あまり知られていないことです。助動詞の使い方を覚えれば、また表現の幅が広がります。動詞に「助動詞」を付け加えることで、また一味意味が異なってきます。それと「助動詞」は、日常会話で当たり前すぎるほど使われるもの。使いこなせば、会話力も上がりますね🎵助動詞1コ1コの具体的解説は、次回の記事から始めますので、まずは助動詞の基本事項を今回の記事で習得しましょう。
- 助動詞の役割
- 助動詞の文法ルール
- コアイメージを大切にすること
ではまいります、レッツゴー✨
助動詞の基本
助動詞とは?
「話者の主観的な判断」や「話者の心理」を反映する。
「助動詞」とは、「助」「動詞」という通り、「動詞」の補助的役割をする品詞です。
動詞の意味をさらに付加的に意味を添えることができます。
付加的といってもとても重要な詞です。
というのも助動詞は
・「~かもしれない」
・「~なはずだ」
・「~するべきだ」
・「~しようと思ってる」
・「~に違いない」
と、話者の心理をかもしだすことができます。
反対に、助動詞がない文はどうなるのか?
「助動詞」がない文は、「事実を言っている」。
比べてみましょう。
<助動詞のない文>
「He studies English every day.」
「彼は毎日英語を勉強します。」
これは、現在形を使った「習慣」を表す英文。
彼は実際に英語を勉強しているんですね。
事実を述べた内容になります。
しかし
<助動詞のある文>
「He must study English every day.」
「彼は毎日英語を勉強しなければならない。」
彼がすでに実際に英語を勉強してる感があまりありませんよね?
それよりも、「勉強するべきだ」という話者の気持ちが表れています。
このように助動詞があるなしで、意味がだいぶ変わってきます。
動詞に付加的意味を与えるのが助動詞ですが、英文中において重要な役割をもちます。
助動詞の種類
大きく分けて3つです。
①「do」 → 「疑問文」・「強調表現」
②「have/has/had」 → 「完了形」
③「その他」 → 「can」「will」「must」「should」「may」など
①「do」
・「Do you speak Spanish ?」 → 疑問文
「きみスペイン語話しますか?」
・「He does speak five languages.」 → 強調
「彼5か国語も話しますよ!」
②「have/has/had」
・「I have never been to Tokyo.」 → 完了形
「わたしは東京に一度もいったことがありません。」
・「Hadn’t you washed your car ?」 → 完了形
・「きみ自分の車洗わなかったの?」
③「その他」
「can」「will」など → 一般的に認知されてる「助動詞」。
今回の記事では③「その他」を説明していきます。
助動詞の文法の鉄則
・語順:「主語」+「助動詞」+「動詞の原形」
・つまり、「動詞」の前に「助動詞」
「動詞の原形」とは、「he」とか「Ken」とかが主語のときにつく、三人称単数の「s」や、過去形のときに動詞の語尾につける「ーed」などを一切つけない、もともとの動詞のかたちのことです。
また動詞と同じく、、
・動詞と同じく、助動詞も形が変化する。
・変化するが、「現在形」と「過去形」しかない。
文中に「助動詞」があって文を過去形にする場合、過去形にするのは、「動詞」ではなく「助動詞」です。
助動詞はイメージが大事
助動詞のコアイメージをつかむ
助動詞は、それぞれ「本質的な意味」がある。
英語に当てはまることですが、1つの単語でも複数の意味があります。
まさに助動詞はそのひとつ。
状況によって意味が違うので、複数の意味を暗記しなければいけないと思うかもしれません。
でもご安心ください、暗記100%ではありません。
前置詞と同じく、「助動詞」も1つ1つのコアイメージ(=本質)をつかむのが、助動詞の深い理解のコツになります。
「助動詞」の数は「前置詞」より少なく、かつ本質イメージから意味が派生していく広さは、前置詞ほどではないので、そんなに苦労はされないかと思います。
では「can」「must」で、前置詞のコアイメージについてみていきます。
「can」のコアイメージ
「潜在性」 → 「できる」「あり得る」「許可」
「can」の「潜在性」というコアイメージから、複数の意味をみていきます。
<できる>
「He can speak English fluently.」
「彼は流暢に英語を話すことができる。」
<あり得る>
「She can be hysterical sometimes.」
「彼女は時にヒステリックになることがある。」
<許可>
「Can I borrow your pen ?」
「あなたのペン借りていい?」
「must」のコアイメージ
「圧力」 → 「しなければいけない」「~に違いない」
そこから意味が派生していきます。
<しなければいけない>
「I must do it right now.」
「今すぐそれをしなければいけない。」
<~に違いない>
「My boyfriend must have cheated on me.」
「あたしの彼氏、浮気したに違いない。」
「しなければいけない」「ちがいない」、この2つに「圧力」を感じますよね?
コアイメージから意味が派生するとはこういうことです。
助動詞の配置場所
肯定文の場合
語順:「主語」+「助動詞」+「動詞の原形」
「He can swim very fast.」
「彼は速く泳ぐことができる。」
「His story can be true.」
「彼の話が本当なのはあり得る。」
否定文の場合
語順:「主語」+「助動詞」+「not」+「動詞の原形」
「She will not come.」
「彼女は来ないでしょう。」
「He wouldn’t be the best person for the position.」
「彼はそのポジションに向いているわけではないよ。」
疑問文の場合
・語順:「助動詞」+「主語」+「動詞の原形」
・つまり、「主語」と「助動詞」が逆になる。
疑問文の基本は、「倒置」。
疑問文は「倒置表現」の1つです。
「May I come in ?」
「入ってもよろしいですか
」
「Might it be possible for you to give me that ?」
「あれをわたしにくださるのは可能でしょうか?」
まとめ
- 助動詞は、動詞の内容に「話者の主観・心理」を反映させる。
- 助動詞がない文は、ただ事実を言ってる文になる。
- 助動詞の1コ1コの「コアイメージ」を大切にする。
- 過去形の場合、動詞ではなく助動詞を過去形にする。
- 肯定文の語順: 「S」 + 「助動詞」 + 「V」
- 否定文の語順: 「S」 + 「助動詞」 + 「not(など)」 + 「V」
- 肯定疑問文の語順: 「助動詞」 + 「S」 + 「V」
- 否定疑問文の語順: 「助動詞’nt」 + 「S」 + 「V」 ?
助動詞の役割や使い方といった基本的なことをみてきましたが、いかがでしたか?助動詞の役割を知るのも大事ですが、それ以上に大事なのは、肯定文・否定文・疑問文での助動詞の使い方、つまり助動詞をどこに配置するかってことです💡それと、同じ助動詞でも複数の意味をもちますが、かならず助動詞は1つ1つコアイメージをもちます。それを理解するのが非常に重要です🎵英語学習がんばっていきましょう❗
続きは、以下の関連記事になります。
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・なんで助動詞があるの?