プロフィール

孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。

固定ページ

助動詞(2)ーメジャーな助動詞 「現在形」と「過去形」の違いー

こんにちは、孤独なライターです🎵

今回は、英語の「助動詞」パート2。

・英語学習初心者

・助動詞の「過去形」について知りたい方

こういった方に向けた内容になります。

今回登場する前置詞は

「can」「could」「will」「would」「must」「have  to」「may」「might」

はじめに

前回の文法の記事では、助動詞そのものの役割や文法的使い方をみてきましたので、そのあたりがわからないという方は、まずは前回の助動詞の記事をご覧ください。

当サイトでは、マイナーすぎる助動詞までは扱いませんが、助動詞の95パーセントまでは網羅できると思います💡助動詞自体そこまで種類がないので、心配することはありません。

今回の記事では、メジャーな助動詞からピックアップしていきます。「can」「could」「will」「would」「must」「have  to」「may」「might」とします。

今回のポイント
  • 助動詞の「現在形」と「過去形」で意味がどう変わるのか。
  • 「must」「have to」の違い、など。

「could」は「can」の過去形、「would」は「will」の過去形、「might」は「may」の過去形なのですが、動詞が過去形になったときのように、ただ単に過去の内容になるというわけではないので、それらの助動詞が過去形になったとき、どういった内容になるのかについてもみていきます

ではまいります、レッツゴー✨

「can」「could」

canのコアイメージ

「潜在性」

能力(~できる)

「He can speak four languages.」

「彼は4カ国語話すことができる。」

この使いかたはみなさんに馴染があります。

許可(~してよい)

「You can use my pen.」

「ボクのペン使っていいよ。」

「使える」という「潜在性」を与えて、「使ってもいいですよ」と言っています。

可能性(あり得る)

「She can get angry sometimes.」

「時々彼女は怒ることがある。」

彼女の内部の「潜在的な性質」を述べている。

過去形「could」

ポイント

・過去形の本質は「距離感」。

・「can」を「少し意味を弱めた感じ」「遠ざけた感じ」。

「I could do this job.」

「この仕事、できると思う。」

「このように、「can」を「過去形」にしたからといって、常に過去のことを言ってるとは限りません

例えばこちら

Could you tell me English ?」

「英語を教えていただけませんか?」

この文は、過去形にして「距離感」を出した「遠回な表現」

助動詞を「過去形」にして「距離感」を出すことで、「婉曲話法」で丁寧さを出すことができるんです。

「will」「would」

willのコアイメージ

「意志」

「過去形」「現在形」はあるが「未来形」はないという論がありますが、未来のことについて言及する表現自体は、もちろんあります。

「will」はそのうちの1つです。

意志(~するつもりだ)

「I will study English.」

「英語を(これから)勉強します。」

この用法はみなさんに馴染みがありますね。

予測(~だろう)

「He will never change his way.」

「彼は自分のやり方を決して変えないだろう。」

丁寧表現 → 「would」

Would you do me a favor ?」

「お願いしたいことがあるんですが。」

「will」を「過去形」にすることで、「will」を柔らかくし、丁寧さを出した言いまわしです。

過去の習慣 → 「would」

「I would often go fishing when I was a child.」

「子供のころよく釣りに行ったものだ。」

「must」

mustのコアイメージ

「圧力」

ポイント

「must」には過去形はない。

過去形の本質は「距離を置く」

これと「圧力」は矛盾しますからね

「圧力」は「今感」が強いので、過去形はありません。

確信(~に違いない)

「He must be lying.」

「彼はウソをついてるに違いない。」

「違いない」ということに「圧力」を感じますね。

義務(~しなければならない)

「You must do it right away.」

「キミは今すぐそれをしなければいけません。」

みなさんがよく知ってる「must」の使い方です。

「You  must~」というと、命令に近い「高圧的」な意味になります。

have/has  to

have to コアイメージ

「必要」

ポイント

「have/has」は過去形にできる。

義務(~しなければならない)

「I had to do it at that time.」

「そのとき、そうしなければいけなかった。」

「must」と違って「have」は過去形にできますので、過去の『義務』のことをいう時は「must」を使わず、「have  to」のほうを選択してください。

「have  to」はもちろん現在のことでも使います。

不必要(~する必要ない)

「You don’t have to study now.」

「今は勉強する必要ないよ。」

対比させて確認したいのが、「must  not」は「禁止」を表します。

「You mustn’t study now.」

「今は勉強してはいけません。」

「may」「might」

mayのコアイメージ

「開かれたドア」

許可(~してよい)

May I take your order ?」

「ご注文伺ってよろしいですか?」

相手に許可を求めるときの典型表現です。

「You may not smoke here.」

「ここでタバコを吸ってはいけません。」

「許可」の否定文は「禁止」ですが、「must  not」の「禁止」と意味が少し違います

「may  not」は公的なシチュエーション(市の条例など)で「禁止です」ということ。

「must  not」は「ホントにダメだからね!」というニュアンスになります

推量(~かもしれない)

「It may happen in an hour.」

「それは1時間以内に起こるかもしれない。」

「可能性がある」ということで、「may」の基本イメージ「開かれたドア」が反映されています。

祈願(~でありますように)

May all your dreams come true.」

「キミの願いが叶いますように。」

May nothing bad happen to you.」

「キミに悪いことが起きませんように。」

May it not rain tomorrow.」

「明日雨が降りませんように。」

過去形「might」

ポイント

過去形の「might」は、「may」を少し弱めた感じ

過去形の本質は「距離を置く」なんでね。

「may」と「might」を例文で比べます。

「It may happen.」

「それは起こるかもしれない。」

「It might happen.」

「それは、んーー、起こるかもしれない。」

「may」よりも「確信」がさらに薄くなった感じです。

まとめ

今回のまとめ
  • 「could」「would」は過去形だが、現在のことでも使う場合がある(婉曲表現など)。
  • 「must」は「~してはいけない」。
  • 「don’t have to」は「~する必要はない」。
  • 「may not」は「~してはいけない」(条例や法律など)。

以上メジャーな助動詞をみてきましたが、いかがでしたか?今回出てきた助動詞は必ず覚えてください。そして助動詞でも、過去形と現在形では使うシチュエーションが異なることもチェックしといてください。過去形だから、ただ単に過去の話になるという捉え方はやめましょう💡このあたり助動詞の過去形の使い方を、理解している英語学習者は少ないです🎵

関連記事のリンクをのせておきます。

― To  the  Finest  Hour ―

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
孤独なライター
こんにちは!孤独なライターと申します。 海外に行けば英語が話せるようになると思っていましたが、ワーキングホリデーを経て、「英語は日本でものにできる」というのが、私の英語学習のモットーです。 英検準1級 TOEIC L&R 880 VERSANT 46 保持しております。