こんにちは、孤独なライターです💡
この記事は
そのような方に向けた内容です。
もくじ
はじめに
超重要事項なのに、なぜか知りませんが学校教育では、品詞についての学習がなされていないのではないでしょうか❓ですが「品詞」っていうものを知らなければ、自分で正しい英文をつくることはできません💦文中の全ての英単語は、「10種類」の品詞に分類されます。
(英語の品詞の数については捉え方が一律ではありませんが、最も多いのは「8種類」という考え方です。しかし私は便宜的に「10種類」としてます。)
「間投詞」以外の品詞については後日の記事でじっくり見ていくことにします。それぞれの品詞の役割を知ってこそ、英文法の学習のスタートをきることができるのです😉
なんか品詞ってきくと、堅苦しそうな難しい内容でやだなー💦
今回の記事では、それぞれの品詞を重要なことに絞って、肝心なポイントだけ説明していきます💡
「品詞」は、英文法を覚えるために絶対覚えなければいけない
- 「動詞」 品詞の「親分」 もっとも重要な品詞
- 「名詞」 ネイティブ並みに使いこなすのは難しい
- 「形容詞」 「名詞」を修飾します
- 「副詞」 「名詞以外」を修飾します
- 「冠詞」 ネイティブ並みに使いこなすのは難しい
- 「代名詞」 名詞と使い方は似ています
- 「前置詞」 ネイティブ並みに使いこなすのは難しい
- 「助動詞」 話者の「気持ち」を反映します
- 「接続詞」 「文の流れ」をつくります
- 「間投詞」 勉強する必要はありません
それではいきます レッツゴー✨
動詞 英文の設計図をつくる「もっとも重要な品詞」
「動詞」は「文の骨組み・設計図を決める」極めて重要な品詞です。
「動詞」とは、主語の「動作や状態を表す」品詞です。よっぽどの短文や省略的文章でない限り、1つの文に必ず動詞が存在します。「動詞」は、大きく分けると2種類あります。
まずは「be動詞」
- 動詞は「be」のみ
- 「存在」「状態」を表す動詞
- 「主語」や「時制(過去のことか現在のことか)」によって形が不規則に変化
これが「be動詞」の要点です。3つ目の、どのように変化するかはここでは割愛しますので、覚えていない方は参考書やネットで確認してください。
次に「一般動詞」
- 「be」以外の動詞全て
- 「動作の内容」を表す
- 「主語」や「時制」によって、形が変化する(動詞によって規則的に・不規則的に)
「be動詞」以外の動詞は、全て「一般動詞」です。2つ目ですが、例外的に「be動詞」のように「存在」「状態」を表すものもあります。3つ目に関しては以下の通りです。
・「主語」によって変化する → 動詞の語尾に「~s」もしくは「~ies」をつける
・「時制」によって変化する → 動詞の語尾に「-ed」をつける「規則変化」か、ガラッと形が変わる「不規則変化」
「動詞の変化」に関してはここでは説明しません。また、「動詞」の役割など詳しい解説は以下のリンクをみてください。
名詞 英文の設計図で「主語」「目的語」「補語」の位置に来る
「名詞」は「動詞」がつくる設計図を支える重要な品詞です。
- 「名詞」とは、「モノ」「コト」「ヒト」の名を表す品詞
- 名詞は「主語」「目的語」「補語」の役割になる
- 「単数形」と「複数形」という概念がある
- 「数えられる名詞」と「数えられない名詞」という概念がある
「コップ」「三郎くん」「塩」、さらには「~~するというコト」などが「名詞」です。「名詞」は「主語」「目的語」「補語」になるのですが、この話は先の関連記事「動詞が英文のレイアウトを決める」を読むと理解できます。また、「単数形」「複数形」「数えられる名詞」「数えられない名詞」の概念は、日本語にはない名詞の性質です。英文法の基本なんですがネイティブ並みに使いこなすのは、はっきり言って不可能ですので完璧になれなくても大丈夫です。「名詞」の詳細は、下の記事を参考にしてください。
形容詞 名詞にかかる 英文の設計図で「補語」の位置に来る
「形容詞」は、もの・コトの有様を表す「修飾語」です。
「形容詞」とは、「名詞の性質や状態を具体的にプラスで情報を与える」品詞です。つまり「名詞と関わる」品詞です。「動詞」とも関わることもありますが、基本的に「形容詞は名詞とセットになる」と覚えといてください。では、どう名詞にかかるのか?大きく分けて2種類のタイプで名詞と関わります。「young」=「若い」という英単語を使ってみていきます。
- 「名詞」に「限定的」に情報を与える
- 例外もある(名詞が「something」「anything」などのとき「後ろ」から修飾)
I met a young man.
若い男と会った。
世の中「男」は「男」でもいろんな男がいます。「イケメンな男」「ブサイクな男」「幼児の男」「年取った男」など様々です。その中でも「若い」「男」と、世の中の「男」から限定して「男」を修飾しています。これが、名詞に「限定的」に情報を与えるとこうことです。
- 名詞を「説明」する
- 「第2文型」と「第5文型」のみの用法
He is young.
彼は若い。
この場合の「young」は「補語」になります。「彼は」+「若い」と、彼について「説明」しています。彼について「限定」しているわけではありませんよね❓形容詞の詳細は、下のリンクをご覧ください。
副詞 「動詞」「形容詞」「副詞」「文の一部」「文全体」を修飾
「副詞」は修飾のエキスパートです。
- 「名詞」以外すべて
- つまり「動詞」「形容詞」「副詞」「1文の一部」「1文全体」を修飾できる
- 副詞はどこにでも配置できる(形容詞と大きく異なる点)
副詞は、修飾のマルチプレーヤー。形容詞と比べて、修飾できる幅がぐんと広がります。ですが副詞は「名詞」にはかかりません。例を出していきます。
He can run fast.
彼は速く走ることができる。
副詞「fast」が動詞「run」を修飾。
She is very beautiful.
彼女は美しい。
副詞「very」が形容詞「beautiful」を修飾。
They walk very quickly.
彼らはとても速く歩く。
副詞「very」が副詞「quickly」を修飾。
Yesterday, I played baseball.
副詞「yesterday」が文「I played baseball」を修飾。
副詞の詳細は、下の記事を参照ください。
冠詞 名詞とセットになる
「冠詞」は日本語にはないので、我々にとっては理解しにくい品詞です。
- 「冠詞」は、「名詞の前」に置く品詞
- 冠詞の種類は、「a/an」と「the」しかない
「冠詞」がきたら直後に必ず「名詞」がきます。
・I have a car.
・I want to eat an apple.
・I know the girl.
しかし、冠詞の直後に必ず名詞がくるわけではありません。
・I know the very tall, beautiful, smart girl.
こういう場合だってあります。
冠詞の詳細は、以下の記事に載っております。
代名詞 名詞の代わり
使い方は名詞に近いですが、代名詞特有の文法的ルールがあります。
- 英文の設計図では「主語」「目的語」「補語」の位置に来る
- 「名詞」に近いが、冠詞や形容詞をつけることはできない
「代名詞」とは、字のごとく「名詞」の「代わり」をする品詞です。しかし名詞に近いですが、冠詞や形容詞とかかわることができません。つまり代名詞に修飾語句といったものはつけることができないということ。
代名詞の例をあげます
「主語」では、「I」「he」「they」「one」など
「目的語」では、「me」「him」「them」「one」など
代名詞の詳細は、以下の記事をご覧ください。
前置詞 前置詞は「イメージ」が大切
上の画像のように、「前置詞」にはそれぞれの本質イメージがあります。
- 前置詞は「名詞」とセットになる
- 「前置詞+名詞」で「形容詞句」「副詞句」になる
「前置詞」とは、名詞や代名詞の「前」に「置」く品「詞」です。そして、「前置詞」の後には必ず「名詞」がきます。前置詞と名詞がくっついて、「形容詞」「副詞」として何かを修飾します。
前置詞の例をあげます
「 in 」「 on 」「 by 」「 over 」 など
ただし前置詞の中(メジャーな前置詞)には、「副詞として機能するもの」もあります。「副詞」の場合ですと、名詞とセットになりません(副詞は名詞を修飾できません)。多少ですが文中で見極めが必要になってきます。
そして前置詞は、文脈によって実にいろんな意味になります。でも前置詞ひとつひとつに、コアの意味(=原義)がありますので、それぞれの「本質イメージ」をつかんでください。
前置詞の詳細は、以下の記事をご覧ください。
助動詞 「話者の心理」を反映する
f
「前置詞」と同様、「助動詞」も本質イメージがあります。
- 動詞の直前に配置する
- 文脈によって意味が変わる
- 話者の主観がこもった文意になる
「助動詞」とは、「助」+「動詞」というように、動詞に補助的意味を加える品詞です。助動詞がきたら、「直後に動詞(の原形)」がきます。来ない場合は、繰り返し言うのを避けるために省略しているだけです。
助動詞がない文は「事実や現実のことを述べる」のに対し、助動詞をつけると「話者の気持ち」を反映します。「~だろう」「~すべきだ」「~に違いない」「~かもしれない」といった話者の主観的判断がこもった文意になります。
助動詞は、動詞のように無数にあるものではありません。そして助動詞は、文脈によって意味が変わってきますが、1つ1つちゃんと「本質イメージ」がありますので、それを軸に助動詞と向き合ってれば大丈夫です。
助動詞の例
「 can 」「 will 」「 should」「 must 」「 may 」「 shall 」など
助動詞の詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
接続詞 接続するものは文法的に同じもの
- 文法上同類のものをつなぐ
- 文の流れをつくる
文法上同類のものをつなぐとはどういうことかというと、
・「単語」と「単語」
・「句」と「句」
・「節」と「節」
・「同じ品詞」と「同じ品詞」
をつなぐということです。「句」と「節」の意味を知らない方は、下の関連記事をみてください。英文法を学習するにあたって非常に大事なワードです。
では例をみていきます。
・「単語」と「単語」を接続
I like soccer and baseball.
「サッカー」と「野球」が好き。
・「句」と「句」を接続
I have lunch in the park or in the office.
「公園内」か「社内」で昼食を食べます
・「節」と「節」を接続
He can swim but I can’t (do).
「彼は泳げます」が「私は泳げません」。
・「同じ品詞」と「同じ品詞」を接続
She is beautiful and in shape.
彼女は「美しい」し「健康」だ。
「beautiful」は「単語」で「in shape」は「句」ですが、どちらも「形容詞(句)」です。
「節」と「節」つなぐ「接続詞」は、2種類あります。「等位接続詞」と「従位(従属)接続詞」です。詳しくは、下のリンクをご覧ください。
間投詞 英語学習では重要度が低い品詞
洋画を観れば、たくさん間投詞を覚えることができます。
- 話者の感情を表す
「間投詞」は、話し手の驚き・悲しみ・喜びなどの感情を表す品詞です。別名「感嘆詞」と言われます。日本語で言えば「うわっ」「おっとっと」「やれやれ」などですね。日常会話ではよく使われます。間投詞は、「他の品詞との関係どうのこうの」といった面倒くさい話はありません。意味を覚えればいいだけです。
まとめ
- 「動詞」 もっとも重要な品詞 英文の「設計図」を決める
- 「名詞」 「主語」「目的語」「補語」になる
- 「形容詞」 「名詞」を修飾
- 「副詞」 「名詞以外」を修飾
- 「冠詞」 「名詞」とセットになる
- 「代名詞」 「冠詞」や「形容詞」をつけることはできない
- 「前置詞」 「名詞」とセットになる 本質イメージをつかむ
- 「助動詞」 話者の「気持ち」を反映
- 「接続詞」 文法的に同じものをつなげる
- 「間投詞」 勉強する必要はなし
それぞれの品詞にはちゃんと役割があるんですね。ここまで品詞と向き合ったことなかった。前置詞は名詞とセットになるとか知らなかったです💦
品詞の役割を知らなければ、英文法の学習が始まりません。つまり英語を読めません、書けません、リスニングできません、スピーキングできません。英文をつくれなければ、すべてが始まりません💡
今回の記事では、英語の「品詞」というものを見てきました❗とりあえず英語の品詞は10種類あるとします。今回の記事では、1つ1つの品詞の大事な内容だけにして、ざっくりみてきました。今回の記事で書いたことは、それぞれの品詞の「大原則」になります。品詞の学習は英語学習の始まり✨品詞の理解があいまいという方は、今すぐ品詞を勉強してください🎵
ー To the Finest Hour ー
・英語学習を始めたばかりの人
・中途半端に「英文法」を理解してきた人